どうもこんにちは オモコロライターのざわと申します。

 

皆さん、欲しいものはありますか?

 

高級車、土地、プライベートジェット… 上げだしたらキリが無いですよね。でも、一度胸に手を当て 正直になってください

 

 

 

 

 

 

これが全人類の本音ではないでしょうか? 

権力なんかよりも想いのこもった恋文の方がよっぽど価値があるはずです。

 

しかし、ラブレターは大人になるにつれ、もらう機会が格段に減少。

 

血眼になって理由を調べていくと、衝撃の事実が発覚しました。

 

 

 

 

部屋に下駄箱置いて無いからラブレター置けるわけなくない?

完全に盲点でした。ラブレターを置く場所が無ければ当然貰うこともできません。ラブレターが貰えなかったのは我々の怠慢だったのです。

ということでさっさと自分の部屋に下駄箱を作ってラブレターをゲットしましょう!

 

 

 

下駄箱づくり開始

 

まずは材料となる木材集めからスタート。

自宅の軽自動車で大量の木材を運ぼうとしたのですが「そもそも入らないし、仮免の筆記で一度落ちている奴は運転しない方がいい」と姉に諭されたので、別ルートを探していると……

 

 

  二十歳にしてハイエースを乗り回す友人がいたので、事なきを得ました。

 

 

それでは、早速作業に臨みます。

気合を入れるためタオルを頭に巻いた結果、「味に絶対の自信を持つ、つけ麺屋の店主」になってしまいました。気にせず行きましょう。

 

 

今回はいきなり下駄箱を作り始めるのではなく「設計図」なるものを書いてみることに…

 

 

 

 

不安しかありません

 

 

失敗する予感しかしませんが「下駄箱作れるパパカッコいい!!!」と未来の娘に言われる可能性に懸けて作業を続行します。

 

 

娘にウケるなら下駄箱より「光るヒーリーズ」とか作れた方がいいのかな……

 

 

 

 

そんなことを考えているうちに、下駄箱の枠組みが完成!つけ麺屋の店主もうれしそうですね!

 

 

その後は、下駄箱の中にカットした木材をはめ込んでいけば……

 

 

 

下駄箱の骨組みが完成!!!

 

 

 

かなり綺麗に仕上がったのですが、なぜかぷるっぷるの下駄箱が生まれました。食べられるかもしれません。

 

 

 

続いては塗装を行います。

市内の図工の作品展に二度の入選経験を持ち、小学二年生の時に入選した「ぷかぷか浮かぶクラゲ」は審査員から非常に高い評価を受け「ケーブルテレビに映る」という快挙を達成。

親戚一同を歓喜の渦に巻き込み、祖父から褒美としてまぁまぁの金銭をせしめた経験を持つ私にとっては塗装など朝飯前。

 

 

ヌリヌリヌリヌリ……

 

 

 

 

 

 

※ペンキを塗る際は必ず換気を行いましょう

 

 

 

 

ふらつく脳内に鞭を打ち付けながら、下駄箱のパートナーたちも自作し

 

微調整を重ねれば……

 

 

 

 

 

完成!!!!!

 

ゴミカス設計図を描いていた時はどうなるかと思いましたが、間違って小学生が登校してくるかもしれないレベルに仕上げることに成功。

下駄箱の大きさも120cm×横90cmと本物に限りなく近い再現度を誇ります。

 

数字だけでは大きさが伝わりずらいので、日本が世界に誇る銘菓「スーパーBIGチョコ」を使用して大きさを分かりやすく表現します。

 

 

横が約3.6本 縦が約4.8本という結果になりました。メートル法からSBC法(super big chocolate)に代わる日も近いかもしれません。

 

 

自分の部屋に下駄箱を作った利点としては

 

好意イジメか見極めが難しいメッセージが受け取れたり

 

自分以外全員鬼ギャルの学校へ転校した気分も手軽に味わうことが可能となりました。

 

 

 

 

 

果たしてラブレターは貰えるのか!?

 

ここからはラブレターを貰う確率を上げるため「つけ麺屋の店主」に代わって「尋常じゃないほど人目を気にしながら、第一ボタンを開ける中学生」お送りします。

 

 

 

6.7年ぶりに制服を着用したのですが、チャックの意味がなくなるほどパンパンに太りました。ここ5年で一番悲しかったです。

 

 

 

 

 

 

部屋に下駄箱作って、制服着てラブレターが届かないなら次はもう部屋の中に学校を作るしか方法が……

 

 

 

 

えっ……!?

 

 

 

届いてんじゃん!!!

 

 

“キムタク”でも”ディカプリオ”でもなく

 

 

“俺”にラブレター届いてんじゃん!!!!!

 

 

 

 

うぉぉぉーーーーー!!!!!!!!!!

 

 

 

よっしゃーーーーーー!!!!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※すみません ラブレターは自分で書いて、自分で出しました。

 

 

 

 

※なんなら姉の助言とかも入れて本気で作りました。

 

 

 

 

めちゃめちゃ嘘ついてて申し訳ありません。

ラブレターを貰うなら下駄箱なんか作らないで「今いる彼女に真剣に頼む」「学生時代にタイムスリップ」してください。私も陰ながら応援させていただきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて……

 

 

 

下駄箱って何ゴミなんだろう?