「構わないじゃないか」とか言ったけど、せっかくなので今回紹介した積ん読を各自一冊づつ読むことにした。
ボルヘス『伝奇集』を読みました。短編集ということで割合すぐ読めるだろうと思っていたのですが、書いてあることが全く理解できず、早々に諦めてビールを空けました。
しかし酒が進むにつれてだんだんグルーヴが出てきて、というか「八岐の園」「死とコンパス」あたりはキャッチーかつ円環構造的なSFとして普通に面白かったので、時代を先駆けて面白いことを書いていた人なのではと思いました。ボルヘス、最高!
読んでいる途中に、途中でその面白さに目覚めたみたいだ。
一方で、やはり無理に読んでも進まないこともあるようで、
この報告を残して、2人は消息を絶った。
無理に読もうとした時の限界は50ページなのかもしれない。
またいつか読むときがきたら、その感想を教えてもらおうと思う。
そして僕は…
これは…
よく読むとなかなか…
・・・・・。
幸福を完全に理解しました。