3ページ目に飛ばずに読みに来てくれたんですね。

ありがとうございます!

 

 

柱を立てる

深イイ話みたいなセットを作るために、まずは骨組みとして「柱」を立てていきます。

ネットで調べたところ、DIYパーツブランド・ラブリコから発売されている「2×4 アジャスター」を使うとよさそうでした。さっそく購入。

 

これは、ツーバイフォー材【※】を「突っ張り棒」のように固定できるアイテムです。

※ 断面寸法が2×4インチ(38mm×89mm)の木材。ホームセンターなどで入手しやすい規格。他にも2×1、2×2などの規格がある。

 

床と天井に穴をあけずに簡易柱を立てられるので、賃貸住宅で重宝しますね。敷金を全額返してもらうことだけを楽しみに生きてるところがあるので本当に助かります。

 

うちの部屋は床から天井までの高さが240cmなのですが、買ってきた木材の長さが足りなかったので、2本の木材をWAKAIの「ディアウォール専用 中間ジョイント」で連結します。

 

天井の「下地」に合わせて柱を立てると強度的にいいみたいなんですが、下地はクロス(壁紙)に隠れて見えませんよね。

そこで「下地センサー」という機械を使います。

 

壁の内部にある木材や金属を探し出せるらしい。この記事のために買いました。

 

透明のボードの下に木材を置いて実験

こんな感じで、下地の端と中心を探知してゲージで知らせてくれます。すげえ……。

下地センサーを天井に当ててすべらせ、下地の位置を把握できました。

ちなみに下地センサーがなくても、「磁石」で下地の位置をざっくり探すこともできるっぽい。

 

天井に入っている石膏ボードは、下地にビスを打ち付けて固定しているらしく、そのビスに反応して磁石がくっつきます。

 

磁石をたくさんくっつけた

天井が打ちっぱなしのコンクリートとかでなければ「磁石くっつきポイント」があると思うので、みなさんも暇なときに探してみてください(UNOの5分の1くらいの楽しさがあります)。

 

下地に合わせて柱を立てました。

 

木材の前面は、あらかじめゴールドのラッカースプレーで塗装しておきました。柱を立ててからだと大変なので。

このとき台風15号が来ていたので、窓を閉め切ってスプレーしまくってたら部屋の壁全体がゴールドになりかけました。敷金を全額返してもらうことだけを楽しみに生きてるところがあるので本当に危なかったです。

 

モニターを取り付ける

次は、柱に棚板を取り付け、

 

壁掛け用の金具を液晶モニターの背面に取り付け、

 

木材に固定し、

 

液晶モニターを取り付けました。

 

装飾する

テレビ関係者じゃないので全然自信はないんですが、テレビスタジオのセットは「装飾」が命と言っても過言ではありません。がんばります。

 

液晶モニターの大きさに合わせてカットしたプラダン(プラスチック製のダンボール)に、リメイクシートを貼り付け、

 

液晶モニターにはめこみました。

ホームセンターで買った「ちょうどよさげな木目のプラスチック」を、プラダンとモニターのフチにくっつけると、

 

それっぽくなってきました。フチ取りって大事。

 

ベニヤ板にリメイクシート、工作材、プラスチックを貼り付け、ゴールドと茶色で塗装し、画びょうを刺しました。

 

これを液晶モニターの天地に配置し、棚板と固定します。

 

計算を間違えて、画びょうが裏から飛び出てしまいました。パンクですね。

 

同じ画びょうを柱にも刺します。

 

突っ張り棒に縄を巻いて茶色のペンキで塗ったものを、天井と床に突っ張らせます。

 

リサイクルショップで買ったアンティークなフックを取り付け、そこに布を巻きつけます。

 

布の色は10種類、用意しました。簡単に付け替えられるようになっています。

 

木材の連結部分(ジョイント)が丸見えだとカッコ悪いので、フェイクグリーンで隠しました。

 

これで本体は完成!

 

椅子とテーブルを用意する

本体だけだとイマイチ気分が盛り上がらなかったので、深イイ話をマネしてテーブルとレバーも作ることにしました。ワイプの枠内には完全に映らない部分なんですけど、にぎやかし要素として。

 

テーブル&レバーも完成!

すべて百均でそろえて、1,000円くらいで作りました。耐久性は「弱めのチョップで壊れる」です。

 

椅子は、ふつうに欲しくて買ったラタンチェア(籐椅子)をそのまま使います。

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