日本では『ノーズミント』という名前で売られてたりします
ヤードムとは、タイの言葉で『嗅ぎ薬』のこと。タイではみんな当たり前のように常用しているそうです。
薬といっても医薬品というわけではなく、メンソールの香料を吸い込むだけのアロマスティックです。「匂いを楽しむフリスク」みたいなイメージでしょうか。
鼻の奥までメンソールが一気に駆け抜けるので、眠気覚ましや気分転換に最適です。本場タイでは暑さを解消する清涼剤として使っているんだとか。
僕もタイ土産として数年前にもらって以来かなりお世話になっているので、この機会に紹介させてください。
ヤードムの使い方
①キャップを開けます。
②嗅ぎます。
これだけです。
先端からメンソールなどの成分が香っているので、それを吸い込んで楽しみましょう。
ジャンキーは鼻にぶっこんで使っていたりします。
あまり人様に見せられる姿じゃないような気もしますが、タイの人々はみんなこうしてるらしいです。ほんとか?
一気に吸い込むと鼻の中にスーッとミントの通り道が開通します。その瞬間、濁った頭がパキッとリセットされる感じがしてとても爽快です。僕も一度使ったらヤミツキになりました。
【編集部注】いかにもヤバいこと言ってますが、キマっているわけではありません。ヤードムは違法薬物ではないのでご安心ください。
今でこそ慣れましたが、最初の頃はメンソールがキツかったので、初めて使う方にはこちらの日本製「ノーズミント」をオススメします。タイ製のものと比べて刺激が穏やかな気がするので。
眠気覚ましや仕事中の気分転換にはもちろんですが、個人的には普段メンソール系のタバコを吸っているので、その代わりにヤードムを使うこともあります。
家の中や電車での移動中など禁煙の場所でも、ヤードムを吸い込むことで喫煙欲をごまかすことができるんです。
それでは、僕以上のヘビーユーザーのコメントをご紹介しましょう。
長島の場合
仕事中、仕事終わり、インターネットをするときなど、デスクワーク中は気づいたら使ってます。もともとはタイのお土産でもらったのですが、ひと吸いしただけで「もっとほちい!」となりました。
その後、日本製のヤードムを買ったのですが、ちょっと違った感じがして…。そこから本場タイのヤードムを買ったら「こりぇこりぇ〜!」となったので、タイのものがオススメかもです。
【編集部注】言語感覚がおかしくなっていますが、キマっているわけではありません。もともとこういう人なのでご安心ください。
リフレッシュしてる感じがするし、集中力が増してる感じもするし、眠気が覚める感じもするし、安眠もできる感じもして、なんかとにかく万能な感じがします。
各種メーカー色々な種類を使ったのですが、海外のものは柔らかくて味わい深いので海外ブランドの方が好きです。主要ブランドはどれも良いのですが、SIAN PURE, TIGER BALMが特にオススメです!
原宿の場合
作業中にストレスがたまって呼吸が浅くなってきた時などに、深く息を吐き出して「ンンーーーーーーーーーーーーーッ!」って鼻の奥に香りを突き刺すようなイメージで思い切り吸い込んでリフレッシュしてます。
他の匂いが何も感じなくなるぐらいに吸い込んで鼻孔をメントールで焼き尽くすのが好きです。前は鼻の奥がヒリヒリしたんですが、今は何も感じなくなりました。
原宿が使っているヤードム
使い込みすぎて周りの印刷がツルツルになってるけど、まだまだ現役です。タイのお土産でもらってから1年ぐらい使ってる気がします。ヤードムって切れることなくない?
日本のブランドからも似たような商品が出てるんですけど、タイブランドの方が絶対に成分が強いです。でも、もっと強くてもいい。もっと強いのをくれ。
【編集部注】より強い刺激を求めてしまっていますが、キマっているわけではありません。
マンスーンの場合
やったるぞ〜!っていうとき、鼻にぶっ刺して使っています。タイに単身赴任していた友人からお土産としてもらったのがヤードムとの出会いでした。それからというものヤードムにハマってしまい友人が日本に戻ってくる度にヤードムを頼むほどに。
ヤードムを使うと、鼻の中がスーッとして頭がパーッとなってピギャー!! ってなり仕事に集中できる気がします。そろそろヤードムの中に入っている液体がなくなるので早く新しいヤードムがほしくてたまりません。
【編集部注】文字だけ見ると禁断症状のように思えますが、キマっているわけではありません。
モンゴルナイフの場合
【編集部注】キマっているわけではありません。
昔韓国で買ったヤードムと、長島さんからもらったヤードムの2刀流です。使い始めた頃は刺激強いなー!と思ってましたが、だんだん麻痺してきて今は何とも思っていません。
仕事中、集中力が切れたときに刺しています。家で仕事していると集中できないことのほうが多いので、一日の大半は刺してるかもしれませんね。
以上、アロマスティック「ヤードム」をご紹介しました。
【追記:2021/1/6】
社員一同、ドヤ顔で「日本製のノーズミントは刺激が弱い! やっぱり本場タイのヤツが一番だね!」とのたまっていましたが、ノーズミントの販売元である素数株式会社さまから「名前が違うだけで、中身は本場タイのものと一緒ですよ!」と教えていただきました。大変失礼しました。
その後、日本製のヤードムを買ったのですが、ちょっと違った感じがして…。そこから本場タイのヤードムを買ったら「こりぇこりぇ〜!」となったので、タイのものがオススメかもです。
なにが「こりぇこりぇ〜!」だ。一緒なんだってよ!!
ということで、みんなが病みつきになっていたヤードムは、日本ではノーズミントとして販売中!
バラ売りなら一本数百円で売っているので、ネットショッピングのついでに買い物かごに入れてみてはいかがでしょうか。