こんにちは、ライターのギャラクシーです。
先日 観に行った映画がとても良かったので紹介させてください。
こちらです!
・『ドリス・ヴァン・ノッテン ファブリックと花を愛する男』公式サイト
『ドリス・ヴァン・ノッテン』というファッションデザイナーに1年間密着し、コレクションの舞台裏やプライベートなどを切り取った映画。ドリスは60歳近いですが、現在も第一線で活躍しているデザイナーなので、“再現ドキュメンタリー”ではなく、普通に本人が出演してる記録映画ですね。
僕はそんなにおしゃれな人間ではないので、ドリス・ヴァン・ノッテンに関しては「名前は聞いたことある」くらいの認識しかありませんでした。なのになぜ、この映画を観に行ったのかというと……
植物が好きだから!!!
ドリス・ヴァン・ノッテンはファッションデザイナーとしてだけではなく、ガーデナー(園芸家)としても有名なんです。
彼が住むベルギーの邸宅には、敷地30ヘクタールの超広い庭(東京ドーム6個分以上)があり、様々な樹木や植物、花、野菜などが植えられているそうです。
僕は最近、インテリアとして植物を育てているので、色んな園芸雑誌でドリス・ヴァン・ノッテンの名前を見かけ、すごく気になっていました。
そんな彼のドキュメンタリー映画は、過去の自分のコレクション(ファッションショー)の映像を振り返りながら、インタビュアーに答えて「この年のコレクションはこういうコンセプトだった」みたいな感じで解説するのがメイン。
その合間に、ショーの裏側や、オフィスでのデザインの現場、そしてプライベートなどが切り取られます。もちろん、彼のクリエイションの源というガーデンも見せてくれます。これがもう、本当にため息が出るくらいきれい!
ファッションブランド『ドリス・ヴァン・ノッテン』の特徴は、存在感のある柄に、あえて柄を重ねることらしいんですが……
映画の中では、彼が庭でつんできた色とりどりの花を、完璧なバランスで部屋に飾るシーンがあって、「こういうのがファッションのデザインに生かされてるのかな?」なんて考えてしまいました。
『ドリス・ヴァン・ノッテン ファブリックと花を愛する男』公式サイト
というわけですごく楽しい映画だったのでおすすめですよ!
ゴージャスで先鋭的な彼のファッションショーの映像は、見てるだけでワクワクして退屈しないし、それとは正反対にも見えるのどかな庭との対比も最高でした。ヒューマントラストシネマ有楽町ほか、全国で公開中(もしくは公開予定=まだ公開されてない地方もあるので、詳しくは公式サイトをどうぞ)
ちなみに、ちょっと心配してたんですが、映画館に来ている客層は、おしゃれなファッション関係者ばかりというわけではなかったので安心してください(僕は上下ユニクロで行きました)
ドリス・ヴァン・ノッテン(Dries Van Noten)公式サイト
なお『ドリス・ヴァン・ノッテン』の服は、東京だと南青山の旗艦店で、他にも各都市で展開されているので、興味を持った方は行ってみてはいかが?
ドリス・ヴァン・ノッテン青山店
住所:東京都港区南青山5丁目5−4 ルーチェ 南青山C棟
時間:11時~20時
(おわり)