愛知県の森を再利用したテーマパークを、あのスタジオが手がけるという話を聞いた。
我々は、現在作品作りの真っ最中だというキショ崎駿監督に話をうかがった。
――キショさん、作品作りの最中にお話を伺ってしまってすみません。
キショ崎監督「いやー、終わんない終わんない。テーマパークはぼくは知りませんよ。今作っているものが出来たら、もう1本長編作って、それでぼくの仕事はおしまい」
――テーマパークに関しては、一切かかわっていないということでしょうか?
キショ崎監督「ぼくは知らない。ただヘボは作ってほしくないですよね。こういう時代だし、もしやるならやりたいものはあるけど、完成する頃にはもうぼくは死んでるかもしれない。できないことは言わない(笑)」
――監督の予想では、どういったアトラクションができると思いますか?
キショ崎監督「周りは森だからね。森に棲んでいるキャラクターはでるんじゃないかな。ぼくは本当に知らないけど(笑)」
――人気キャラクターですもんね。今の作品作りは、もう大詰めだそうで。
キショ崎監督「そうだね。私が終わりと言ったら終わり。もうちょっとかかるかもしれない。出来たらまた知らせますよ。いいか悪いかはまだわかんない。難しいね」
・・・
そう言っていたキショさんが3か月後、私に見せてくれたのが
ゴーイングメリー号のプラモでした。