この記事では、「最近、無印の服がめちゃくちゃオシャレになってきてない?」という事と「アラサー男子が着るべき服は無印良品では?」という事を紹介します。

 

最初に「なんで無印がオシャレになってきたんやろ」という考察をしているので、それが面倒な人は目次から好きなところにワープしてください。

 

目次

・自己紹介

 

・なんで無印の服がオシャレになってきてるの?

 └要因① MUJI Laboのリニューアル

 └要因② MUJI Laboから通常ラインへのフィードバック

 

・アラサーにオススメの「無印良品」のファッションアイテム

 └ポリエステルのクルーネックセーター

 └ボーダーTシャツ(MUJI Labo)

 └ウエストポーチ(MUJI Labo)

 └肩の負担を軽くする 撥水 リュックサック(コットン) 生成

 └レディースのワイドパンツ

 

・おわりに

 

 

 

こんにちは、元・服オタクの山口むつおです。

 

若い頃は給料のほとんどを服につっこみ、Supremeをはじめとした国内外問わずストリート系に手を出したり、COMME des GARCONSやatoといったデザイナーズ系を求め、原宿から表参道を練り歩く日々を過ごしておりました。

 

挙げ句、1992年のラルフローレン(ちょうどこの年はバルセロナオリンピックで、すごいモデルがたくさん出た)などにも興味を持ち始め、どうひっくり返っても買えるモノではない(金額的にも希少性的にも)とわかり、cocoa’77に走るといったことを繰り返しておりました。

 

ここまでの自己紹介、意味わかりますか??

 

 


ちなみにこちら、一番狂っていた時代にかけていた昔のテレビみたいなサングラス。5万円くらいします。

 

信じられる???????????????自分でも信じられないんですけど????????????????????

 

 

子供を寝かしつけながらメシを食う私

 

そんな僕も気がつけば30代半ば。結婚をし、子供が生まれ、服にかけるお金もすっかり少なくなりました。別のものに投資をせねばならんからです。

 

ただ、やはりファッションへの関心が消えるわけではなく、「どうにかこうにか、安くてオシャレな服がほしいのう……」と思い続ける日々です。

 

そんな僕がいま、アラサー男子が着るべきブランドとして注目しているものがあります。それが……

 

 

「無印良品」です。

 

 

無印良品といえば、洋服の分野においてはユニクロにすっかり抜かれてしまったイメージがある人も多いと思います。

 

ところがどっこい。実はいま、無印良品の服に大きな変化が訪れており、「ベーシックでありながら」「絶妙にトレンドを取り入れた」、アラサー男子にとって最適なファッションブランドになりつつあるのです。

 

事実、無印良品の紳士服の2018年の売上は、前年比360%にまで伸びています。

 

▶無印良品「MUJI Labo」が好調、若年層男性からの支持を獲得

 

そうなんですよ……いまきてるんですよ……。

 

 

なんで無印の服がオシャレになってきてるの?

ここで書くことは、無印良品に聞いたわけではないので、正解かどうかはわかりません。

 

わかりませんが、最近の無印の服の動向を見てきて「こうではないか」という考察をしています。興味があればこのまま読み進めてください。

 

 

要因① MUJI Laboのリニューアル

無印良品には「MUJI Labo」というラインがあります。

 

 

ざっくりいうと、無印の高級ラインで、かつ少し実験的な試みをしているものです(とはいってもそこまで高くない)。

 

このMUJI Labo、2017年にデザインディレクターを一新したのですが、それが「N.HOOLYWOOD」の尾花大輔氏「TARO HORIUCHI」の堀内太郎氏なのです。

 

服好きの人からすれば「ミスターハリウッド?!」となるでしょう。伊勢丹メンズ館に出店しているようなデザイナーズブランドですからね……。

 

それ以前まではマーガレット・ハウエルを展開するANGLOBAL社がデザインを手がけていました。マーガレット・ハウエルといえば、王道のスタンダードな洋服を、高いクオリティで作ることで有名で、品質はハチャメチャに良いです。ワシ、高くてシャツ1枚買えへんから……。

 

https://www.instagram.com/p/Blu61LuF-9m/?utm_source=ig_web_button_share_sheet

その時代のMUJI Laboももちろん素晴らしかったのですが、逆に「普通の無印のラインとどう違うんだっけ??」という、一般のお客さんからすると逆に難しい存在になってしまっていたのではないかと思います。生粋の服好きでなければ、少々素材感の違う同じ無地の服に対して、お金をかけるかと言われれば……怪しいですよね。

 

無印良品の服といえば、老若男女誰もが着られるようなスタンダードでクセのないもの、というのがこれまでの印象です。逆にいうと、無印のアイテムではなかなかオシャレに見せ辛かったとも言えます。

 

しかし、新生MUJI Laboは違います。スタンダードなデザインではありつつも、確実にトレンドをおさえています。

 

 

 

丈に対してやや広めのゆったりとしたシルエットとか……ノーカラーのちょっと尖ったジャケットとか……。今までの無印ではあまり見られなかったデザインです。

 

 

まさにMUJI「Labo」と呼ばれるような、実験的な試みなのではと思います。

 

先ほど2018年の紳士服の売上がかなり伸びたという話をしましたが、こういった試みがファッション好きを捉えつつ、あまりファッションに関心がない層にとっても目に見える変化となって心を掴んでいるのではないでしょうか。

 

 

要因② MUJI Laboから通常ラインへのフィードバック

そして、通常ラインにも変化が現れました。今までになかったようなデザイン性のある服や、化学繊維を使ったような機能性のある服が増えてきたのです。

 

デザイン性の部分に関しては、MUJI Laboで得たデザインノウハウが通常ラインにもフィードバックされ始めたのではないか……と勝手に考えています。

 

後者の機能性についてですが、無印良品といえばオーガニックコットンをはじめとした「自然由来の素材を使った快適な服」を素材として使っている……というのがひとつのブランドになっていたかと思います。

 

しかし、服のテクノロジーも日々進化を遂げています。濡れてもすぐに乾く素材や伸縮性に富んだ素材、びっくりするほど軽い素材などが生まれ、そういった素材のほうが生活するうえで快適な時代になってきました。

 

無印良品は服だけでなく、家具や化粧品など、生活に寄り添った商品を幅広く扱っています。そう考えると、「快適とは何か」という見直しがされた結果、服の素材にも変化が現れたと考えるのは自然な流れなのかな、と思います。

 

MUJI Laboの商品は、正直ものによっては、ユニクロと比較すると高いな……と感じるものもあります。しかし、通常ラインとなれば手が出しやすい価格になります。オシャレなものが手軽に買える価格となったことが、もうひとつのオススメする理由です。

 

 

 

アラサーにオススメの「無印良品」のファッションアイテム

すみません、ごちゃごちゃ言ってしまいましたが、無印良品で買える、アラサーにオススメのアイテムを紹介します!

 

ちなみに今回、この記事におけるアラサー男子が服を選ぶ条件として

 

・高くない(他にお金をかけるものがある)
・悪目立ちしない(基本はベーシック)
・適度にトレンド感がある(ベーシックすぎるとつまらない)

 

と、させていただきます。

 

アラサーファッションの1つの流れとして、服を選ぶのがめんどくさいから無難で清潔感のあるものを……というものがありますが、僕はあんまりそれを推しません。

 

もともとが服好きですから、あまりに万人受けする&清潔感がある、という服を着ていてもテンションが上がらないからです。

 

そのため、今回ここで紹介するものにはちょっとクセがあるかもしれませんが、ご了承いただければ。

 

 

ちなみに3月15日から4月1日までは「良品週間」のため、無印の会員は全商品10%OFFで買うことができます。

 

買うなら今!!!!!!!!!!

 

 

ポリエステルのクルーネックセーター

正式名称「しっかりした編地で作ったクルーネックセーター」。

こちらは通常ラインから展開されているセーターです。ゆったりとした身幅や袖周りもいいのですが、その特徴はなんといっても素材。無印ではめずらしい、ポリエステル100%(化学繊維)です。

 

 

そのため、洗ってもすぐ乾きます。風も通すので、蒸れることも少なそうです。

あと普通のセーターとは違う、独特のちょっと固めの質感が特徴で、サイズの選び方によってはモードっぽくなるのもいい……。

 

 

この写真で着てるやつなんですが、参考になりますか?????

 

 

▶しっかりした編地で作ったクルーネックセーター

 

 

ボーダーTシャツ(MUJI Labo)

2018年春夏ものなのでちょっと前のものになるのですが、ゆったりとした肩幅と身幅でいい感じに肩が落ちるのがよろしいです。そしてしっかりしているのにツルっとした質感が素晴らしい。

 

ボーダーのピッチも太い、普通、細いの3タイプあって、これは普通。

 

素晴らしいのにあんまり売れなかったようで、いまだにお店に行くとセールになってたりします。何故……。

 

このツルっとした質感が特によくて、ユニクロUでバカ売れしているTシャツがあるんですけど、あっちはちょっとガサガサした質感なんですよね……それもまたいいんですが、個人的にはMUJI Laboの質感のほうが好み!

 

ちなみに定価は2,900円ですが、オンラインだとセールで1345円!ただし、ボーダーのピッチは太いのしか残ってないっぽい!

 

▶綿ボーダードロップショルダーTシャツ L~XL・黒×ボーダー

 

 

ウエストポーチ(MUJI Labo)

サコッシュのブームが到来以降、小さなバッグが人気ですが、その1つとして注目されているのがウエストポーチです。

 

今季のMUJI Laboからもウエストポーチが発売されています。

お値段はお求めやすい1,990円!

 

通常ラインでもウエストポーチは出ているのですが、MUJI Laboのほうが少々小ぶりでシュッとしているので、スマートです。

 

手ぶらプラスもうちょい荷物を持って歩きたい、という人にとってはかなり重宝するサイズです。ちなみに僕は、スマホや財布などは入れずに、花粉症対策グッズを入れています。

 

 

出先で目がかゆくなったり鼻水が止まらなくなったりするの、めちゃくちゃ嫌だから……。夏になったら汗ふきシートとハンドタオル、あと塩タブレットといった暑さ対策のものを入れておこうと思っています。

 

▶リップルナイロンウェストポーチ 黒

 

 

肩の負担を軽くする 撥水 リュックサック(コットン) 生成(通常ライン)

アラサーといえば子育て世代の人も多いかと思いますが、我が家では子供と出かける時のバッグとして重宝しています。

 

どういうアレをアレしたのかわからないのですが、肩の負担を軽減するショルダーパッドを開発したことにより、重いものを入れてもあまり重く感じません。マジでどうやってるんだろ。

 

構造としてはメイン収納(PCのスペース付き)、ポケット、両サイドにペットボトルが入ります。さらに撥水加工で多少の水なら弾いてしまいます。

 

 

子供がゴネた時にダウンロードしておいた「いないいないばぁ!」をNETFLIXで見せる用のiPad、おむつセット、お食事エプロン、おもちゃ、絵本、お菓子…etc。

 

人それぞれですが、僕はカバンの中にいっぱい仕切りがあっても結局使いこなせないので、これくらいざっくり分かれているほうが好みでした。

 

この他にもカラーバリエーションはあるのですが、唯一この「白」だけがオーガニックコットン100%なので、化学繊維特有のキラキラした光沢がないんです。マットな質感の白がかわいいのでオススメです。

 

▶肩の負担を軽くする 撥水 リュックサック(コットン) 生成

 

 

 

レディースのイージーワイドパンツ

正式名称「綿混ダンプイージーワイドパンツ」。

これはレディースなんですが、XLサイズなら男でも履けます(当方179cmの75kg)。

 

ファストファッションブランドのワイドパンツって、メンズだとだいたいテーパードがかかっていて、ストーンとしたワイドパンツってほとんどないので困っていたのですが、「レディースを履くのはアリ……?」ということに気付き、今回の発見に至りました。

 

真っ黒ではなく墨黒のような黒、軽やかな素材が特徴で、春以降にぴったりなのではと。ちなみに定価4,990円なのですが、現在セールにより1,710円!

 

▶綿混ダンプイージーワイドパンツ 婦人XL・黒

 

 

最後に

他にもね、気になるやつはいっぱいあるんですが、さすがにそこまでたくさんはね……買えてないから、いったんこのあたりまでとさせていただきます。

 

あと、この記事を書きながら気づいたのですが、僕は35歳なので

アラサーではなくアラフォーでした。

 

 

こんな悲しいことある?????????????????

 

 

 

 

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