嘘じゃないですか?

 

 

 

あ、いきなりすみません。

 

 

 

当記事はPR記事でして、ゲームアプリ「LINE レンジャー」大幅アップデートして属性要素などが加わったことを周知しようと思ってるのですが…

 

 

 

 

嘘つきすぎ。

 

こんな3すくみが現実にあるわけないんです。

 

 

 

 

 

というわけで、本日はこの偽りの3すくみに怒れる男達を召喚しました。

 

 

 

 火の最強を信じる男:永田 

「この3すくみは嘘。どう考えても火が強いです」

 

 

 水の強さを主張する男:ダ・ヴィンチ・恐山 

「いえ、あらゆる状況を想定しても水が最強でしょう」

 

 

 木の力を訴えかける男:長島 

「木が1番強いに決まってます」

 

 

「木だけはない」

「うん、マジでない」

「なんでよ!」

 

 

つまり、今回の企画はこういうことです。

 

 

 

 

何の知識もない3人の男が話し合っていても埒が明かないので、今回は各陣営に強力な助っ人をお呼びしました。

 

「木チームの助っ人は植物の分子発生学を研究されている齋藤さんです」

「本日はよろしくお願いします」

 

「水チームの助っ人は東京理科大学の土木工学科で講師をされている仲吉さんです」

「よろしくお願い致します」

 

「火チームの助っ人は熱力学と統計力学を学び、現在は素粒子論研究室に所属されている森さんです」

「なんでノートPCに?」

「森さんは遠方にお住まいなのでテレビ電話での参加になります」

その時点で負けでは?」

「というか、火チームなのに『森』さんって…」

「うっせうっせうっせうっせうっせうっせうっせ~~~!!!! 頭きた!! 今日は全てを焼き尽くしましょうね!! 森さん!!」

 

 

「え、何ですか? すみません、ちょっと声遠いです」

「負け」

 

 

 

3属性座談会の定義とは

「まあまあまあ、そんなことより3属性の最強を決める議論をとっとと始めましょう」

「そうですね、でもその前に……」

 

 

「みなさん、お水をどうぞ」

「うわ、きたね~!」

「こいつマジかよ」

「え? なんですか? これから議論をするわけですし、ノド渇くだろうと思って配ってるだけであって、決して水の必需性などを暗に訴えかけてるわけではないのですが、何か問題が? 嫌なら飲まなくても構いませんが」

「水属性の使ってきそうな卑怯な手口だわ…」

「僕はいりません」

 

 

「こちらの美味しい果汁100%を飲ませて頂きますので、水は不要です」

「く…!」

「ちょっと待って。今日ってそういう勝負じゃないから」

「そうでした」

「ちょっと今回の座談会のテーマを簡単に定義してみたのでご覧ください」

 

 

 

「なるほど、この条件なら木の圧勝ですね」

「その自信はどこから…」

 

 

 

木って最弱じゃない?

「あの、僕ずっと思ってたんですけど、この3属性で木って最弱じゃないですか?

「私もそう思います」

「ちょっと! 何を根拠にそんなこと言うんですか!」

「木って人間に害なくないですか?」

「焼死、水死はありますけど、調べても木死という死因はありませんでした(笑)」

「ダサ~~っ」

「せ、先生! あんなこと言ってますよ!!!」

「あ、すぐ先生に泣きついた」

 

 

「木死は確かにありませんけど、木や草の中には有毒なものも多くあります。毒という分野も含まれるのであれば充分に害はあるかと」

「さっすが先生! おっしゃる通り! 見たか!! これが木の力だ!!」

「なんて情けない腰巾着なんだ」

「でもゲームとかでありがちな毒花粉みたいな、戦闘に使える即効性のある毒植物は現実にはなかなかないのでは?」

「それはその通りでして、戦闘に使うのであれば吹き矢であったり武器に塗り込むなどしないと実用は難しいと思います」

「じゃあやっぱり木って……」

「ちょっと待ってください!!! その武器というのも木で作ること可能だと思うんです! ね、先生!?」

「ええ、弓矢やこん棒ならば」

 

 

「原始人の装備かよ」

「そもそも戦闘中に加工する時間なんてあります?」

「え? 加工された状態の木製品出しちゃダメなの? ログハウスとか」

「手からログハウス出す能力を『木』の一言で片付けちゃいけないと思う」

「加工された状態のものを出すのは一旦ナシにしましょう」

 

 

 

そもそも木は水に強いのか?

「水の立場から言わせてもらうと、木が水に強いっていうのも間違いだと思うんですよね」

「え? なんで? 木は水を吸い取って成長するよ?」

「正しく言うと『木の成長には適度な水が必要』というだけです。木が無限に水を吸い取るわけじゃないですし、むしろ与え過ぎると根腐れして木にとっては毒です。木は水に強いどころか、水に依存しています」

「それは…、その通りですね」

「終わった……」

「高圧洗浄機みたいにすごい勢いで水を噴射したら斬り倒したりもできますしね。これはもう木の勝ち目は……」

「でもちょっと待ってください。防御力という点では木はとても秀でています」

「お!! 先生!! お願いします!!!」

「例えばどういう点ですか?」

「松の木などは非常に硬いことで知られていて、高圧洗浄機の10倍程度の強さを当てないと斬れないとのことです。これで水の攻撃は大体シャットアウトできるのではと思います」

「フ…」

「また、燃えないとは言わないまでも非常に燃えにくい木は存在します。例えばイチョウの木などは燃えにくく焚き木にも不向きだと言われていますので火のガードもできるかと」

「何だとぉ…?」

 

 

「やれやれ…、水の攻撃方法がそんな程度だと思われているとは心外ですね」

「あ、水属性の奴っぽいセリフ」

「では木の絶対防御をどう破るのか聞かせてもらいましょうか」

 

 

 

水こそが最強?

「水圧について反論すると、現在の技術でも高圧水でコンクリートや金属を切断できます。松の木レベルは問題にならないですね」

「それに、『水を高速で打ち出す』というのが水のメイン攻撃ではありません」

「じゃあどうやって攻撃するの?」

溺死させます

「怖ぇよ」

「それこそ時間がかかり過ぎる悠長な攻撃じゃないですか? その間に僕は恐山くんをこん棒で殴りますけどね」

「長島さんは溺れるということを見くびっていませんか? 突然、口と鼻に水を叩きつけられ、水を飲むのではなく気管に流し込まれるんです。むせる苦しさはご存知のはず。頭はパニック、そうしてる間にもどんどん水量は増えていき、息もできずにむせる苦しさが最期まで永久に続くんです。それが溺れるということです」

「参りました」

「早いって」

「さらに補足させて頂きますと、人間は膝下程度まで浸水しただけで運動能力は大幅に低下します。そこに水の流れを作ってあげればまともに動くことができなくなります」

「水チーム、手強い…」

「ちょっと待ってください! さっきから室内戦の感じで話してますけど、屋外で戦ったら浸水とか水が溜まって溺れるとかないと思うんですが!」

地球上には140京(けい)立方メートルの水が存在していると言われています。それをほんのちょっとテレポーテーションさせるだけで、屋外だろうと簡単に溺れるぐらいの水で埋め尽くせるかと」

 

 

「ちょっとちょっとちょっと!!!」

「はい、今やりましたね? 水チーム、今完全にやりました」

「何がでしょうか?」

テレポーテーションは全然違いますから!!!! それは『光』属性の能力!!!」

「おっしゃる通り!!」

「永田さん、あなたは火を手から出すわけですよね?」

「まあ、出しますね」

「出るんだ」

「手から無限に火を出せるわけですよね?」

「まあ、無限ですよね。『あれ? 有限かな?』って思う時もたまにありますけど、大体無限です」

「永田さん自身が能力者なわけじゃないですから嘘つかないでいいですよ」

「その際には酸素を燃焼させてるわけですよね?」

「まあ、させてますね」

「つまり地球上にある酸素を手に集約させて燃焼現象を起こせるということですよね?」

「そう…、なのかな…? 多分…」

「ということは公平に考えると、水属性の能力者は地球上にある水を手に集約させても良いという定義だと私は考えます」

「あれ…? まあ、そうなるのかな…」

「さらに手から出せる流速にも限界がないとなると、私のストーリーは十分成り立ちます。140京立方メートルから少し頂戴すれば、屋外だろうと簡単に溺れさせることできますね?」

「はい…」

溺死しますよね?

「します…」

 

 

勝った

「え? つまり水が最強?!」

 

 

「ちょっと待ってください! ひょっとしたらテレポーテーションさせてるわけじゃなく手の上の有機物を発火点以上の温度にして燃焼させているという可能性もあります」

「おおおお!!! 森さん!!!!! 良かった!まだテレビ電話繋がってた!」

「では何を燃焼させるのですか?」

「手から火を出すんですよね…? えーと、手の皮、とか…?」

「手の皮」

「森さん、ここは分が悪いです。一旦引きましょう」

 

 

 

火の反撃「火の温度は∞?」

「じゃあわかった! 水を手にテレポーテーションさせてもいい! でも最後は火が勝つ!!

「どのようにでしょうか」

「いいですか? 水って高温だと蒸発しますよね」

「はい」

「そして、我ら火チームが出す火の温度は特に制限されていない」

「そうですね」

 

 

つまり水が一瞬で蒸発する灼熱の炎を出して攻撃すれば、全てを完封して倒せるんじゃい!!!!!!

「そんな超高温を出して能力者の身体は無事で済むんですか?」

「え? 自分の能力属性のダメージはチャラじゃないの?」

「じゃあ、水の能力者は水中で呼吸もできて水圧も無効化できるんですね?」

「え、うん」

ずっと深海にいます

「ズルいよ~~~~!! 出てきてよ~~~~!!!!!!」

「水属性は海の中からでも攻撃できますので」

「僕は木と同化します」

「まあそれは普通に消し炭にしますけど」

「ひどい」

「いや、待てよ! 深海に逃げられてもいいか。海ごと全部蒸発させてやればいいんだ!!」

 

 

「それは少し難しいと思います」

「出たよ…、理屈おばけ……」

「140京立方メートルの水が存在すると先ほど言いましたが、地球上にはそれを全て蒸発させるほど燃焼を起こせる酸素量が…」

「はいはい…、ないのね。負け負け!!」

「あるんですが」

よっしゃああああああああ!!!!!!!! 勝ったぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!

「いえ、勝ちません。大気中の酸素濃度は20%程度で120京kg存在すると言われていますが、酸素濃度が下がると燃焼反応が起こらなくなります。つまり酸素はあっても、水を全て蒸発させるのはやはり難しいのです。さらに、酸素濃度が18%を下回ると人は酸欠になります。無理して酸素を集めて燃焼させたら今度は酸欠で立ち行かなくなります」

「ちくしょうめが…」

 

 

 

自分の能力でもダメージを受ける場合は?

「深海に逃げられたくないので、じゃあ自分の能力でもダメージを受けることにします

「都合の良いようにルールを変えるのズルくないですか?」

「その場合はまず手から火を出すというのが、かなりの制約になるのではないでしょうか」

「そうですね。長時間は出せないと思います」

「ぐっ…」

「その点、水はいくらでも出し続けられますよ」

「ですが、火の利点として、他の属性と比べて一瞬で致命傷を負わせることができると思います」

「きたきたきたきた!! そうそうそう、ダメージよ! 真に恐ろしいのは火のダメージ!!」

「そうかなぁ」

「例えば、今3人の間で戦いが始まるとするじゃないですか」

 

もうこれで終いですから

「私は水でガードします」

「僕は燃やされる前に角材で殴ります

「角材て」

「大工の源さんかよ」

 

 

 

木の最終反論「長期戦なら俺達が勝つ」

「ちょっとさっきから木がないがしろにされているのが納得いきません!」

「だって、ねえ…?」

「さっき水をテレポートさせると言ってましたが、だったら木もテレポートさせれるはず! 相手の頭上に巨木を落とせば、それだけで勝ちでしょ!」

「自分の手にテレポートするのと、相手の頭上にテレポートできるのはだいぶ違うのでは? だったら私は相手の呼吸器に直接水をテレポートさせます

「うん、じゃあそれは無理として。さっき溺れさせるみたいに言ってたのは戦闘開始と同時に屋久杉を足元に出しまくって水位が届かないくらい上にいれば絶対大丈夫なはずです!」

 

「それで?」

「え?」

「それでどうするの?」

「そちらも攻撃できないし、降りることもできないですよ」

そのまま木の上で暮らします

「猿じゃん」

「原始人より退化した」

 

 

「いえ、でも長期戦に持ち込めば、木は有利だと思います。3属性の中で唯一の固体ですし、無限に生やせるとしたら資源はこちらのほうが潤沢です」

「その通り! 他の能力は『破壊』に徹した野蛮なもの。こちらは『創造』のスキルなんです」

「悠長なこと言ってんじゃねえよ。森ごと焼き払うぞ」

「おお、やだやだ…。これだから火属性は…。何も生み出さない粗野そのもの…」

「オメーの好物、焼肉だろうが!! じゃあ二度と肉を焼くなよ!! 一生ユッケ食ってろ!!」

「永田くんも一生サンチュで肉を巻かないでくださいね。あ、チョレギサラダもね」

「ものすごく低次元な言い争いになってきた」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最強の属性 結果発表!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「水か~~~~」

「やはり…」

「あくまで先ほどの条件に照らし合わせると、です。最終的には地球にある有限の資源の消費し合いになると思われます。水の場合は140京立方メートル、酸素の場合は120京kgが地球にあるわけですが、燃焼物質や燃焼に使える酸素が限られているということを考えると水を全て蒸発させるのは無理だと。つまり総力戦になった結果、最終的には水だけが残るので水の勝ちかと」

「木は?」

「木の脅威はちょっと考えられないですね(笑)」

「かなり能力の定義が重要になってくる議論ではありますけどね…」

「そういう意味ではもう1つの結論も出ました」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「うおおおおおおおおおお!!!!!」

「かなりファンタジー方向に寄せるとこういう結論になりました」

無限の酸素というのがかなり重要にはなってきます。それをアリとするかどうかが議論の分かれ目かと」

「木は?」

「木はないですね(笑)」

「やはり…」

「せ、先生!! 先生はそれでいいんですか?!」

「強さのために植物を研究してるわけではないので…」

「正論」

 

 

 

というわけで結論はこうなりました。

 

 

 

ぜひ今後の人生でお役立てください。

 

 

 

 

 

 

さて、「3属性」といえば、先日のハイパーアップデートによって「属性効果」が追加された『LINE レンジャー』です。

 

 

『LINE レンジャー』は、多彩な仲間キャラクターを使って次々と迫る敵を撃退する戦略系ゲームアプリ。今回の「ハイパーアップデート」では、「火」「水」「木」という3つの属性要素が追加され、敵の弱点をついて強力な攻撃をくりだすことが可能に!

 

 

そのほか「超進化」や「アビリティ追加」「降臨ステージ登場」など、アップデートされた「LINE レンジャー」には追加要素が盛りだくさん。今回の議論では「最弱」判定された「木属性」も大活躍できるそうです。弱い木属性の方もこの機会に「LINE レンジャー」を始めてみてはいかがでしょうか?

 

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