来る7月24日に停波して完全なるゴミと化すアナログテレビ。
既にデジタルへの移行を済ませて持て余している家庭もあるかと存じます。
このアナログテレビ、邪魔なんですよね。すごく場所を取る。
どれくらい場所を取るかというと、人がうずくまってるぐらい取りますよね。
そしてどれくらい邪魔かというと、人がうずくまってるぐらい邪魔ですよね。
捨てに行こうにも重いし、お金も取られるし・・・
そこで私が頭をひねって、使い終わったアナログテレビの活用法を
考えてみたんです。
そしたらなんと、思いつかなかったんです。
でも、思いつかなかった中にも努力の跡が垣間見れて感動する
かもしれないので、是非最後まで読んでくださいね。
僕の考えたアナログテレビの使い道01.
ごめん今テレビ持ってるから行けないわ~って断る
人と関わるうえでは避けられない、望まれざるお誘い。
そういった脅威からも、アナログテレビを持っていれば華麗に
逃れることができます。
「ああ、テレビを持ってるなら仕方ないなぁ~」
テレビ思いのあなたに相手の印象はむしろアップ。
僕の考えたアナログテレビの使い道02.
メガネが置ける
これは意外と盲点なんですが、厚ぼったいアナログテレビは
頭の部分にメガネを置くことができるんですね。
薄っぺらなデジタルには真似できない芸当ですよ。
まあ、アナログも薄型いっぱいありますけどね。
でも、それは今関係ないですよね。
僕の考えたアナログテレビの使い道03.
寝てる人の頭に密着させると相当悪い夢を見そうな気がする
これはなんとなくそんな気がするだけなのですが、多分そうなるので
くれぐれも嫌いな人以外にこういうことをするのはやめて下さい。
首を寝違えたりする可能性もあります。
僕の考えたアナログテレビの使い道04.
3位がいないとき、3位にする
これはかなり実用的だと思います。まず、3位がいない場合は
4位も5位もいないことが分かりますし、ああ二人しか参加
しなかったんじゃんショッボって思われます。
しかし、たとえアナログテレビでも3位がいることによって
もしかしたら参加者は58万人いることになるかもしれないので、
金銀メダルの重みも全く違ってくるというものです。
僕の考えたアナログテレビの使い道05.
はい注目ーって言って落とす
これも明日からすぐ使えるテクニックですね。
アナログテレビを落としたらざわついた教室、デモ、モーターショウ、
黒ミサ、その他どんなやかましい集まりでも注目を集めることうけあい。
大きな落下音がすれば人は必ず振り返ると、「12人の優しい日本人」で
三谷幸喜も言っていました。
僕の考えたアナログテレビの使い道06.
いっそブランコにしてみる
何がいっそなのか分かりませんが、とりあえず楽しいと思います。
テレビも楽しいと思うと思います。
だって、楽しんでいるあなたを見ること、それこそが
テレビの喜びなのですから。
僕の考えたアナログテレビの使い道07.
気になる異性の前であからさまに落としてみる
これは従来の「ハンカチ」よりもかなり効果的だと思います。
アナログテレビを落としたら誰だって気付くし、拾ってくれるはず
ですからね。
え?このやり方自体がアナログだって?
はああーーーーー、うまいっ!!!!!!!!!!
僕の考えたアナログテレビの使い道08.
気合を入れたいときに担ぐ
毎日辞表を出せないでいるあなた、ふんぎりがつかないのは
アナログテレビを担いでないからではありませんか?
おみこしの遺伝子を受け継いでいる日本人は、何かを
担がないと勇気が出ないという風説もあります。
男らしくアナログテレビをかついで、仕事をやめましょう。
僕の考えたアナログテレビの使い道09.
不安定なところに置いて落ちるたびに「不吉じゃー」って騒ぐ
これも何だかよくわかりませんが、楽しそうでいいですね。
片付けるときにすごいテンション下がると思いますが、
やってみる価値はあると思います。
僕の考えたアナログテレビの使い道10.
収納のスキ間からアナログテレビをちらつかせる
「え?誰かに見られてる?まさか、そんなはずないわよね・・・」
もの寂しい一人暮らしにスリルを添える素敵なインテリアです。
夜中、アナログテレビに映る自分と決して目を合わせてはいけません・・・
僕の考えたアナログテレビの使い道11.
主審にする
「おまえが審判やれよ」
「嫌だよお前がやれよ」
そんな不毛な争いとはおさらば。
アナログテレビがあなたたちのプレーをしかと見届けます。
ジャッジはしません。
僕の考えたアナログテレビの使い道12.
「窓だ」と言い張る
極力壁にめり込ませたテレビを「窓だ」と言い張ることによって、
「ああ、この人は窓だと思って欲しいんだなあ」と来訪者に
伝えることができます。
これとは別に、窓は、あった方がいいです。
僕の考えたアナログテレビの使い道13.
女の子にする
もしかして、アナログテレビが邪魔に感じるのは「女の子じゃないから」では?
女の子だったら、邪魔されたり、振り回されても疎ましくは思えないはず。
まずはリボンと口紅をあしらってみましょう。
アナログテレビに女の子の自覚が芽生えるのを待ちます。
僕の考えたアナログテレビの使い道14.
鉄壁のディフェンスとして導入する
アナログテレビにかかればバスケット・ゴールを塞ぐなど造作もないこと。
くれぐれも相手のゴールに入れないこと、それから反則を取られないことに
気をつけましょう。
僕の考えたアナログテレビの使い道15.
予約席の標識にする
味気ない「予約席」の札も、アナログテレビを使えばこのとおり。すごくジャマです。
「予約席にアナログテレビを使うなんてオシャレだな~」と
あなたの店が評判になること間違いなし。
え?お店を持ってない?
わかりました。
僕の考えたアナログテレビの使い道Final.
家から遠いとこに置く
これは究極の有効活用です。アナログテレビをあえて野ざらしにすることで、
ラグジュアリーなエクステリアとして蘇らせることが出来ました。
唯一の難点は、誰の家のエクステリアか分からないことと、あまりの
オシャレさに盗まれる可能性があるということです。
やばい!盗まれたらどうしよう!でもこのさい仕方ないか!
オシャレは盗まれてこそオシャレだもの!
ええい、持ってけドロボー!はやく持っていけ!
・・・というわけで、使えそうなものはありましたか?
このように活用することでゴミ同然のアナログテレビも・・・・
おや?
おかしいな、コンセントは抜いたはずなんだけど・・・・
あれ・・・?画面が・・・
これは・・・文字?
あ・・・!そうだったのか!
アナログテレビ・・・
君こそ今まで僕たちを楽しませてくれてありがとう。
テレビがデジタルになって、
いくら画面がきれいになっても
僕は、僕らは君たちアナログテレビのことを忘れないよ。
だって、僕たちにとってのテレビは、
テレビの思い出が詰まっているのは
アナログテレビだけなんだから・・・。
そのアナログテレビを崖からポイーン!!!