オモコロをご覧の皆様、初めまして。映画大好きイラストレーターのくびたろうと申します。
ところでみなさん、今話題の『シン・ゴジラ』はもう観に行きましたか?
私はまだ観に行けてません。これも全部仕事のせいなので、早くゴジラが会社を破壊してるところ見たいですね!
でも実は6月くらいからずっと、歴代のゴジラ映画を観続けてきたので、もうゴジラのことで頭がいっぱいなのです。
というわけで本日の記事はこちら。
ゴジラシリーズ全28本……全部観はしましたが、モブみたいな怪獣にもそれぞれ単独主演映画やシリーズがあったりするので、これでもまだまだ氷山の一角です。東宝怪獣映画の世界は奥深い……。あくまでもにわかファンが作ったざっくり図鑑なので、へえ~くらいの感じで見てもらえれば嬉しいです。(※ネタバレを含みますので、これからゴジラシリーズを見ようと考えている方はご注意ください!)
もちろん主役はこの方。水爆実験によって生まれ、地球に住む怪獣から宇宙怪獣、そして人間と闘いを繰り返してきた、超有名怪獣です。
長いシリーズを見ていくと、ゴジラのキャラにもかなり変化が見られたので、私なりに変遷をまとめてみました。
1.とにかく暴れる期(1~4作目くらい)
日本に上陸して、ひたすら暴れていた時期。特に意志や目的も見えないけど、とりあえず東京を壊滅させた。人間はゴジラに困って、氷に閉じ込めたり、モスラに頼んで闘ってもらったりしたけど、何度おっぱらってもゴジラは来た。突然水爆で目覚めさせられたので、ゴジラも何をしたらいいのかわからなかったのかもしれない。
2.反抗期(5~7作目くらい)
ちょっとずつ人間味が増して、キャラが濃くなってくる時期。モスラに共闘を持ち掛けられた時は「知ったことか」、「人間はいつもいじめるじゃないか」とラドンと共に反対し、キレたモスラに糸まみれにされていた。結局その後三匹でキングギドラを追い払い、文句を言いながらもながらも初めて他の怪獣と協力した。叱られたラドンに爆笑したり、シェーのポーズをしたり、若干調子に乗った中学生じみてくる。
3.父性の目覚め期(8~10作目くらい)
ミニラが登場し、教育パパとしての一面を見せる。吠え方や熱線の吐き方を指導したり、駄々をこねたら尻尾を持ってひきずっていくなど、ワイルドかつ優しい子育てをしていた。
4.地球を守ってくれてありがとう期(11~15作目くらい)
人間の自業自得で生まれたヘドラや、侵略者のガイガンを倒しに来てくれたり、ジェットジャガーの協力要請に即応じてくれたり(握手にも気軽に応じる)……。昔のゴジラでは考えられない、地球(人間)への神対応。なぜここまでしてくれるのか。闘いが終わった後も暴れずにまっすぐ帰っていくし……ビルの一個くらい壊していきなよ!本当にありがとう!
5.とにかく暴れる期~リターンズ~(16~28作目)
9年後に戻ってきたゴジラは、本来の立ち位置を思い出したのか、また普通に暴れるようになった。人間もゴジラ対策に、MOGERAやメカゴジラなどの兵器を開発し始め、ゴジラVS人間の様相が濃くなってくる。でも相変わらずミニラなどの同族には優しい一面もあり、(ゴジラ)ジュニアが殺された時にはとても悲しんでいた。
私が当初持っていたイメージは、⑤の時期の「これぞ怪獣」といったゴジラなので、②~③の時期のように人間くさいキャラのゴジラは、意外でおもしろかったです。
『三大怪獣 地球最大の決戦』では、ゴジラ、ラドン、モスラが共闘するかでもめたり、『怪獣島の決戦 ゴジラの息子』も、ミニラとの親子関係がかわいらしいのでおすすめです。
さて、次ページではゴジラ映画シリーズに登場したゲスト怪獣たちを一挙お届けします。
繰り返しになりますが、私の独断でざっくりまとめてますので、細かいところは大目に見てください。怪獣の数が多すぎて、描いてるうちに訳がわからなくなってきました。