桜井市〜宇陀市
近鉄で県中央部の桜井市に到着。
乃木坂のキャプテン「桜井玲香」の名前を冠しているだけに、町の至るところに桜井の文字が。
中でも旬の野菜を使っているというご飯処「桜井食堂」さんはかなり気になるお店だったが、さっき別の取材で三輪そうめんを食べてきたトコなんだ。れかたん、ゴメン。
その代わりといってはなんだけど、次の聖地に向かう道中で「若桜神社」という神社を発見!
ガチ疑惑もあるほど、桜井玲香とメンバー中いちばんの仲良し「若月佑美」との奇跡のコラボである。境内には桜の花びらも散っていて、いつまでも変わらないふたりの仲を願っているようだった。
さて、勝手にヒット祈願もいよいよ大詰めに差し掛かってきた。
次に目指すは桜井駅の南に位置する「生田」という地域である。
生田と書いて「おいだ」と読むようだが、この巡礼では勝手に乃木坂の天才少女で、来年1月には主演舞台『ロミオとジュリエット』も予定されている「生田絵梨花」の聖地とさせていただく。
事前に調べたところ、生田には生駒市や飛鳥寺のように観光スポットといえる場所はないようなので、地図で見つけた「生田池」で写真を撮ろうと決めていた。
ところが探せど探せど、この生田池が見つからねえんでやんの。地図によると、阿倍小学校と隣の高田という地域の間に位置しているが、どこにもそれらしき池はない。
リメンバー奈良深川。
高田で林業会社のひとに訊ねてみても「池、そんなものあったけな?」とつれない返事。
「町ぐるみで生田池の存在を隠蔽しようとしているのか?」
脳内に流れるのは乃木坂ではなく、「Xファイル」のテーマ曲。
だが、何のために? それに、農村をグラサン&リュック姿でウロウロしている自分の方が怪しすぎる。
生田池の探索は諦め、街に近い場所でいくちゃんの聖地を探すことに。すると、生田と書かれたふたつのバス停を発見!
異なるバス会社2社の停留所が隣りあってるのだ。これはなかなか珍しい。さすが、いくちゃん。持ってるなあ。
これで、初期シングルでフロントを務めた生ちゃん、生駒ちゃん、みなみの「生生星」(いくいほし)が完成!
その足で隣町の「橋本」を訪ね、ななみんこと「橋本奈々未」の聖地も巡礼。
橋本という名前をつけた看板、標識を見つけるのに苦戦したが、駐車場の案内を発見!
これで桜井市でのノルマは達成した。
駅に戻ってくると時刻は15時前。
予定していた聖地を巡ることはできたが、体力的にかなり削られたのも事実。リュックのベルトが肩に食い込んで痛い。しかし、どうしてももう一箇所だけ訪れたい聖地が残っていた。
乃木坂を語る上ではどうしても欠かすことのできないメンバーだ。
桜井駅から近鉄大阪線に乗り、県北東部に位置する榛原町に移動。
駅北口のバスターミナルで時刻表を見ると、聖地を通過する「針インター行き」が出るのは1時間後か…。
下調べによると、聖地までの移動距離は10km、歩きだと2時間24分かかるらしい。大人しくバスを待つことに。
16時12分。針インター行きのバスに乗り込み、いよいよ最後の聖地へ。
スマホから「ガールズルール」を流す。
海岸線ではなく、かなりの山道を進むバス。急カーブがうねうねと続いている。脇に歩道もないので、歩きではかなり危険だったろう。
山道を抜け、眼前に田園風景が見えてくると車内のスピーカーから「次は、南白石」というアナウンスが!
そう、勝手にヒット祈願の最後を飾るのは、人気、知名度ともに結成以来常にトップクラスをキープする乃木坂の美の象徴“まいやん”こと「白石麻衣」。
当初は「南白石」というバス停の写真だけでも上出来と思っていたのだが、国道に戻る途中にそのものずばりの「白石」という標識を発見!
まいやんの生写真とのツーショット写真を押さえることができた。
「生生星」に続いて、ななみん、さゆりん、まいやんの「御三家」も完成!
そして、これにて勝手にヒット祈願も終了!
この旅で聖地を訪れることができた乃木坂メンバーは17名(欅坂は含めず)。
聖地を発見できたメンバー | 発見できなかったメンバー |
生田絵梨花、生駒里奈、井上小百合、 川後陽菜、北野日奈子、齋藤飛鳥、 桜井玲香、白石麻衣、高山一実、 寺田蘭世、橋本奈々未、樋口日奈、 星野みなみ、松村沙友理、山崎怜奈、 若月佑美、和田まあや |
秋元真夏、伊藤かりん、伊藤純奈、 伊藤万理華、衛藤美彩、川村真洋、 斎藤ちはる、斉藤優里、相楽伊織、 佐々木琴子、新内眞衣、鈴木絢音、 中田花奈、中元日芽香、西野七瀬、 能條愛未、深川麻衣、堀未央奈、 渡辺みり愛 |
いまは達成感でいっぱいだけど、全メンバーの半数にも満たなかったのも事実。
発見できなかったメンバーを振り返ってみると、「佐々木(琴子)」や「鈴木(絢音)」といったありふれた名前のほうが地名としては難易度が高そうだ。
一方で、「炭火焼 ひな美人」というお店を発見できたことで川後陽菜、北野日奈子、樋口陽菜の“ひな祭”が完成したときはテンションが上がったな。
同じように、3名いる(伊藤かりん、伊藤純奈、伊藤万理華)「伊藤」という土地もしくは店名をもっと探すべきだったかもしれない。
やっぱ、伊藤忠商事が奈良支店出してるか確認するべきだったかなぁ。
まぁ、発見できなかった19名の聖地巡りは3rdアルバムの発売まで取っておくことにしよう。奈良以外の土地にも乃木坂路はきっとあるはずだ。
だって、彼女たちの名前はぼくらの希望なのだから。
2ndアルバム発売おめでとう、乃木坂46! これからも応援します!
(ばいぴち)