1班

最初なので軽く説明しておくと、各班の一番上に名前があるやつがその班のリーダーだと思ってください。それ以下のメンバーの並び順など、その他の要素に特に意味はありません。
というわけで1班ですが、かなり均整の取れたグループだと思います。安定感の核となっているのはやはり箱入り娘。特別扱いというわけではありませんが、やはり箱入り娘を取り巻くメンバーには多少は気を配らなければならないということで、品行方正でクセのない面々を意識して揃えました。
リーダーを務める宇宙飛行士は、今回の全メンバーの中でも一番の優等生といえる存在。彼になら安心して箱入り娘を任せられます。そこに冷静沈着でどっしり構えた電波塔、穏やかで上品なマドレーヌも加われば問題ごとが起きる心配はありません。ただこの4人だけでは落ち着きすぎてしまうので、アクセントとしてサドンデスを入れてみました。一見ヤンチャなようでヤンチャすぎないサドンデスなら、真面目な優等生グループの中にほどよい波を作ってみんなを盛り上げてくれるはず。サドンデスのおかげで安定感があるだけでなく、楽しい班にもなっているのではないでしょうか。
2班

まず、オルゴールが班長であることを意外に思われるかもしれません。私自身、最初はオルゴールに班長を任せようとは思っていませんでした。でもよく考えてみるとオルゴールってリーダーの素質があるんですよね。誠実だし、控えめながらも人を惹きつけるものがある。その可能性を評して、今回は思い切って班長に任命してみました。
とはいえオルゴールはこのようなポジションには慣れていないでしょうから、他のメンバーはそのサポートをできるメンツで固めました。ミニスカートはオルゴールにはないアッパーさでグループを盛り上げてくれそうだし、二段ベッドは縁の下の力持ち的な役割で班長の仕事を補佐してくれるでしょう。夕焼けはただいるだけで良い雰囲気になること請け合いです。盲点に関しては正直、私もいまだにどんなやつか掴めていないのですが、この班にいればまあ問題はないでしょう。全10班の中で、最も穏やかでトラブルと無縁なのはおそらく班。私がここに入りたかったくらいです。
3班

バランスや安定性を志向している他の班に対し、ある程度のアクシデントは見越した上でそれも楽しめそうなメンバーを集めたのが3班です。核となるのはイケイケな班長・夏フェスと、それと対をなす存在といえる受験戦争。水と油のようですが、意外とバランスの取れたコンビではないかと思っています。受験戦争の苛烈さを中和できるのは夏フェスくらいだし、浮かれポンチの夏フェスを御しきれるのも受験戦争くらいでしょう。なんだかんだと反目しながらも、お互いの良さや隠れた魅力を引き出し合ってくれる気がします。
そんな2人に呑まれないよう、他のメンバーもあえて曲者揃いにしました。オートマタは物静かなようで、誰よりも狂気を秘めていそうでもあります。こいつのやばさのおかげで、かえってみんなが一致団結する……という場面もあるかもしれません。色仕掛けは夏フェスと受験戦争の両方にちょっかいをかけてさらに場をひっかき回す一方で、器用でもあるのでいざという時にはバランサーを務めてくれそう。まあ多少の問題が起きたとしても、最終的には俳句がいい感じにまとめてくれるでしょう。騒がしくも後から振り返ればみんなが楽しかったと思えるような、そんな班になっていることを願います。
4班

お気づきかもしれませんが、今回のメンバーの中には明確な「問題児」が何人か紛れています。基本的に問題児同士が同じ班にならないようにしていますが、この班は例外的に毒リンゴとナイフといういかにも危なそうな2人を一緒にしています。
問題児をコントロールするためには、例えば優等生揃いの班に入れて監視するといった方法が考えられるでしょう。ただしこれはトラブルを未然に防ぐための手段であり、それでみんなが楽しめるかどうかはまた話が別。特に毒リンゴとナイフはそのやり方ではハマらない2人でした。ならば、小競り合いが起きるのは承知で同じ班にしてしまったほうがのびのびやれるのではないかと思ったのです。
もちろん、何の考えもなしに同じ班にしたわけではありません。なんとなくですが、毒リンゴとナイフって互いが互いを弱点としている気がするんですよね。そのため同じ班にすることで2人とも好き勝手しづらくなり、かえってトラブルを抑止できるのではないかと予想しました。
しかしさすがに不安は残るので、切れ者である名探偵に目を光らせてもらうことでアクシデントは最小限に抑えます。ベーシストと人面魚のひょうひょうとした雰囲気もこの班には大事。ベーシストはなんか全員と対等に話せそうだし、人面魚が醸す独特な雰囲気があればそんなにピリついた空気になることもない気がします。スリリングながらも意外とバランスの取れた班になっているのではないでしょうか。
5班

ここにきて筆者である私、彩雲が登場しました。自分に都合の良い班を組むこともできますが、もちろんそんな小ずるい真似はしておりません。私のことはともかく、この班の中心人物はやはり狼男。リーダーでありながら要注意人物の一面も持つ彼をどう引き立てるかがこの班のコンセプトと言えます。狼男はその体質上危険な二面性があることは無視できませんが、それを補って余りある魅力があると感じたので班長に据えました。彼の危うい部分に関しては、我々班員でサポートしていければと思っています。
サポート役の要、いわば副班長的な立ち位置を務めるのはタイムマシン。こいつがいればたいていのことはなんとかなる気もしますが、トラブル処理役として入れたわけではなく、ロマンチックかつ理性的な佇まいに狼男との相性の良さを感じたからです。大人の深みがあり、明るいけれど明るいだけではないハイボールはこの班にぴったりのムードメーカー。他の班にいたら辛気臭くなりがちな反省会も、ここでは狼男に寄り添える貴重な存在です。そして私。私も狼男に寄り添えます、私は、はみ出し者の気持ちがわかるんです。あと要所要所でぼそっと面白いことを言ってみんなを笑わせます。だから仲間に入れてください。
6班

不思議な班です。それぞれの個性は全く異なるし、1対1では特別相性の良い組み合わせはないのに、5人で集まるとなぜかしっくりくるんですよね。これはアロハシャツとブログのコミュニケーション力の高さのおかげだと思います。能天気で陽気なアロハシャツと、好奇心旺盛で何にでも首を突っ込むブログ、この2人がバラバラなメンバーの架け橋となってくれているわけです。2人ともノリが軽い感じなのもいいですね。班長の航空戦艦は存在感とリーダーシップは抜群ながらワンマン気質なところもあるので、彼らが和やかなムードを作ってくれることの恩恵は大きいでしょう。
煮凝りは地味なようで、話してみると実は面白いタイプ。意外と肝も座っていて、航空戦艦にも普通に意見が言えそうです。地縛霊は宿命的に陰気ですが、ブログあたりが積極的に絡みにいって面白がってくれそうな気がします。この班のように、事前には想像もしなかった組み合わせだけど、絶妙に噛み合ったグループが生まれるのが班分けの醍醐味といえます。
7班

とにかく桃源郷がすごいやつですよね。並外れたカリスマ性と包容力を持つ、今回の企画における「切り札」と言っていい存在です。だからこそどう使うか悩みどころでもあったのですが、桃源郷の魅力が生きるのはもちろん、それだけではない班を作れたと思います。
意識したのは、桃源郷の色に染まらないメンバーを入れること。桃源郷は非の打ち所のないリーダーだとは思いますが、その信者ばかり集まっているような班は健全とは言えないでしょう。そこで、曲がり角と猫を入れました。どこかシニカルな曲がり角は、桃源郷のことも少し冷めた目で見ている気がします。猫も、桃源郷に別に魅力を感じていなさそうな数少ない存在。この2人を入れることで、桃源郷に影響力が集まりすぎない構造にしたつもりです。
一方でルービックキューブは、普通に桃源郷に惹きつけられている「凡人」というイメージ。こういう存在も必要です。意外かもしれませんが、今回の班分けでどこに入れるか一番迷ったのがルービックキューブでした。本人はクセがなくどこにでも馴染めそうなのに、なぜか最後まで決まらなかったのです。どこにいても問題ないからこそ、どこに入れるか悩むというのは桃源郷と同じかもしれません。
そして衝動。こいつは一緒にいる相手によってはとんでもない事態を引き起こしかねないので慎重に所属先を検討しましたが、ここで桃郷の懐の深さに頼ることにしました。夏フェスの班とかに入れて好きに暴れてもらうことも考えたのですが、衝動って心の底では平穏を望んでいるような気がするんですよね。桃源郷に見守られつつ、比較的落ち着いたメンバーが揃ったこの班なら衝動も心穏やかに過ごせるのではないでしょうか。
8班

男気を班長にすることはすぐ決まりましたが、意外と迷ったのは彼にどういう役目を担ってもらうか。最初は普通に問題児の面倒を見てもらおうかと考えていましたが、彼に任せるべきは零細企業に寄り添うことだという結論に至りました。
零細企業は今回のメンバーの中では影が薄く、班によってはすっかり埋もれてしまいそうな印象。問題児ではないけれど、誰と一緒の班にするかは気を配ってあげる必要があります。その点、情に厚く面倒見が良い男気であれば零細企業のこともしっかり気にかけてくれそう。彼の支えがあれば、零細企業もみんなと打ち解けて楽しい時間を過ごせるはずです。
この組み合わせが決まったら、あとは男気に欠けているものを補えるメンバーを中心に集めました。菜箸は大雑把な男気に代わり、細やかなところにも気を配れそう。ブドウ糖は直情的になりがちな男気が理性的な判断を下す手助けをしてくれるでしょう。導火線は一か八かの盛り上げ役です。こいつのノリがこの班にハマるかどうかは正直賭けなのですが、少なくとも男気はこういうタイプを気に入りそう。みんなにもハマれば最高だし、もしハマらなくても男気がいい感じにいなしてくれると思います。
9班

インフルエンザというお騒がせ者をどの班に入れるかはかなり頭を悩ませたところでした。インフルエンザってどうしても悪目立ちするし、周りもそれに振り回される形になってしまいますからね。そのためこの班は、インフルエンザの存在をストレスに感じなさそうなメンバーを集めることを重要視しました。
インフルエンザへの耐性ということで考えると、最も強そうなのはサラマンダー。燃え盛るようなエネルギーにあふれたサラマンダーがインフルエンザにやられるなんてことはないでしょう。無邪気ないたずらっ子のびっくり箱は、多少インフルエンザが周囲に迷惑をかけても笑い飛ばしてくれそう。プラネタリウムは誰とでも円満に関われる穏やかな性質、白昼夢はそもそも他人に興味がなさそうなので、インフルエンザが何をしようが別に気にしなさそうです。おおらかなメンバーを揃えることでインフルエンザを受け入れる環境を作りつつ、全体としてもバランスの取れた班になったかと思います。こんなにインフルエンザが邪険にされず、みんなと馴染んでいるのを見るのは初めてです。
10班

今回のメンバーの顔ぶれを見た時、真っ先に考えたのはコカインをどうするかという問題。正直こいつはこの場にいてはいけないレベルの危険な存在ですが、出てしまったからには仕方ないので細心の注意を払って取り扱うことにしました。
いろいろ考えた結果、こいつにならコカインを預けられると思ったのはエンドロール。「終わり」を司る超然とした威厳のあるエンドロールなら、コカインをも従わせることができるのではないでしょうか。加えて、用心棒として軍用犬を入れることにしました。軍用犬自身も扱いが難しいほうではあるので、コカインの見張りという役目を与えられたのはかえって良かったと思います。
ここまではコカインの制御を第一とした編成ですが、ちゃんと楽しい班になるようにもしたつもりです。ショートコントは言わずもがなの明るい人気者で、こいつがいればある程度の盛り上がりは保証されるも同然。5月は爽やかで透明感があって、いるだけで場がぱっと華やぎそうです。2人ともコカインに怖気づかなさそうなのも良いですよね。コカインという不穏分子を抱えつつも、みんなが楽しめる班を作るという本分もなんとか果たせているのではないでしょうか。
さて、こうして班分けが完了しましたが、果たして私の采配は本当に正しいのでしょうか。それを確かめるため、私の所属する5班(狼男・タイムマシン・ハイボール・彩雲・反省会)のみんなで実際に遊びに行き、ちゃんと盛り上がるのか検証してみたいと思います!

というわけで、お台場にやって来ました!
お台場なー。意外とちゃんと来たことはないかも。
天気も良くてテンション上がるなー! 思ったよりちゃんと観光地って感じだね。
確かに。新宿とか渋谷とはまた違った東京っぽさがありますよね。
よーし、早速いろいろ見て回ろう!

お台場といえばやっぱりフジテレビのビルだよね! 間近で見ると迫力すごっ!!
これは壮観だ……日本を代表するテレビ局の威厳を感じるよ。
フジテレビのビルの丸い部分って、あそこだけ中が無重力になってる気がしない?
ふふっ、何それ! まあ確かにちょっとわかるけども!
いくらフジテレビほどの大企業でも、そこまでの設備を擁しちゃいないでしょーが!

ガンダムもすごいな! これが人の手で作られたって思っただけで感動する。
これはガンダムファンならテンションが上がること間違いなしですよ!
ところでみんなはガンダム知ってるの?
いや……
よく知らない。
ちゃんと見たことはないな。
同じく……




よく知らないけど、スゲーーーーッッッ!!!!!

かと思えば自由の女神もあるよ!? これってどーゆーこと!?
お台場と間違えてN.Y.に来ちゃったってわけ!? 僕、りんかい線に乗った記憶しかないですけど!?!?
お、落ち着いてください! これはレプリカだって書いてありますよ!
え、あのカラフルなピーマンみたいなやつ!?
いやそれはパプリカな!!!!

お台場といえば海もいいですよね! 潮風が気持ちいいや。
レインボーブリッジも一望できる! レインボーブリッジ、封鎖できませーん!
え!? なんか水が吹き出してない!?
ホントだ!! もしや海底火山の噴火!? みなさん早く逃げてください!!!
お、落ち着け! あれは噴水だ!
噴水なら安心……って、海に噴水があるってどゆこと!?
あっ! レインボーブリッジの向こうに見えるの、東京タワーじゃありません!?
いろんなことが同時に起きすぎてる!! お台場楽しすぎ!!
全くもってその通り!! それはそうと、騒いでたらお腹が空いてきちゃったな。
そろそろ昼飯にするか!

クア・アイナがある! ここなんてどうでしょ?
クア・アイナ……ちょっと高めのハンバーガー屋か。確かに気になるな。
そういえば行ったことないですね。他のハンバーガーチェーンとどう違うんだろ。
せっかくの機会だしここにしてみましょうよ!
すいませーん、チーズバーガーのセットをお願いします!

すごっ!! こんな状態で出てくるの!?
これって一旦ピックを抜いて、2つを重ねて、またピックを刺して食べるってこと!?
おそらくはそうだな……それにしても具だくさんでうまそっ!
具がこぼれないように注意してくださいね!
もう待ちきれないや!

う、う、うまーーーーい!!!
パティの味がしっかりついてる、バンズはもちもち……これは絶品だな。
ちょっとちょっと、素手で食べたら具がポロポロこぼれちゃいますよ!? ハンバーガーを包む紙もらってましたよね!?
ま、それも忘れてがっつきたくなるほどおいしそうなハンバーガーってことだよね。ポテトもカリカリサクサクで最高!
……でもさ、こうしてみんなで集まって食事をしてるってのが一番素敵なことだと思わない?
何を急に照れくさいことを……だが、確かにその通りだな。
ところでこのあとはどうする? 普通に海沿いを歩いてるだけでも楽しそうだけど。
Zeppダイバーシティでショッピングするのもいいかもね。
そういえばヒルトンホテルもあったな。あそこに宿泊するなんてのも……
そうそう、スイートルームを5部屋借りて……って、さすがにそりゃ無茶ですよ!
まあゆっくり考えればいいか。時間はまだたっぷりあるんだし!
そうだね! もっと楽しんじゃおう!

イエーイ!! お台場最高!! 僕たち最高!!!!!


彩雲







電気バチ
めいと
うらみち
かとみ
加味條







