自分に対する親切や、向けられた好意がブッ刺さりかけた話。

 

小学生の頃、クラス内の悪ガキ3人衆をやっつけるヒーロー的なポジション(普通に殴り合いしてただけ)だったのですが、なんかの流れで戦い中に恋バナになり、悪ガキの内の1人から「(初恋は)お前だよ」と言われたときは危なかったです。

ソルボンヌ

 戦い中に恋バナになることってあるんだ。戦い中に恋バナになる瞬間見てえ〜〜。

 

小学一年生の頃。
近所に住んでいる同じクラスの女子がおり、その子とは一緒に下校する仲だった。
そんな彼女が一年生の三学期に転校することとなり、お別れ会をすることになった。
お別れ会では、彼女に関するクイズが出題されるというプログラムが予定されていたのだが、お別れ会の前日の帰り道。彼女は私に「私が好きなのは鉄棒」などと、クイズの答えを教えてくれた。
そのときの特別感を今でも覚えている。
ちなみに、お別れ会当日のクイズは挙手制だったのだが、恥ずかしがって一問しか答えられなかった。

生焼け

 登場人物が全員可愛すぎる。

 

中学校の時に理科の実験で、塩酸(濃度25%くらい)を使うことがありました。
授業の最初にビーカーを先生のところまで持ってて、塩酸入れてもらって自分の班に戻るみたいな形式でした。
私がビーカー持っていこうとしたら、科学部の眼鏡男子に呼び止められて「女子に塩酸持たせられないよ」と言われたので、塩酸運搬係を代わってもらいました。
理系なりの方法で女子扱いされてる感にトキメキました()

無記名

「塩酸」と「紳士」が同時に登場する話をはじめて読んだな。眼鏡の精一杯のジェントル精神が萌えだし「そんなことで紳士ぶられてもな」と思わない投稿者さんの素直さも素敵。

 

「今日寒いですね〜」と相手に雑談程度で話しかけたら「どちらかと言えば暖かい方じゃないですか?」って言ってたのに、石油ストーブ3台持ってきて四方を囲んでくれた時。物理的にも燃えそうだった。

福山はさまる

 いたずら心にしても過剰な親切にしても、自分のためにここまで手の込んだことをされると、たしかにちょっとくる。

 

以前、工事現場の警備員の仕事をしていた時、夜の工事で雨が降る中での作業をしていた時でした。
この日 私は合羽を忘れてしまい、こんな土砂降りなのに…やっちまった…と思っていました。
工事の規制の先頭で棒を振る役割だったのですが、工事の始まり、上司が運転する工事車両の後ろに立って作業開始しようとしたら、雨が当たらない高架の下でした。
偶然…?と思ってると、トランシーバで「○○、俺優しいだろ?」と言ってきた時にちょっとキュンときちゃいました。
本当に助かったんですが、怒るとめちゃ恐な上司だったので恋はしませんでした。

ガードウーマン

 この出来事だけ切り取ってみれば本当にカッコいい上司だ……。

 

中学時代、元々成績は良い方だったんですが、ある時定期テストの国語で99点(学年最高点)をとってしまい、クラスで犯人探しのような状態に(高得点すごい!みたいな感じで悪い意味ではないんですが)。
目立つのがガチで無理なので、絶対バレたくない……と黙っていたところ、近くの席の子達はもしかして私では?みたいな雰囲気に。
点数を見られそうになり、咄嗟にどうしようか狼狽えていたところ、隣の席の男子が、「さっき何点って言ってたっけ……92点??」と助け舟を出してくれて、うわ〜〜〜〜!!!!ってときめきで叫びそうになりました。
隣だったので点数は既に見られてしまっていて、「すげ〜」「いやでもめちゃくちゃ惜しい間違いしてるんだけど……」みたいな会話はしていたので、周りに言いふらしたりしないでくれたとこもまじでありがたすぎた……。
小学校が同じで、時々話すくらいの親しさの男子だったんですが、バレたくね〜って気持ちを察してくれてたり、会話の返し方(こんな言い方もあれなんですが、点数も絶妙すぎ)だったり、よく分かんないけどほんとに心臓がぐわんぐわん揺れました。

彼とは卒業以来全く話しても会ってもいませんが、絶対に幸せになっていてくれ〜〜!!と思ってます。(重……)

なぎ

 どんな育ち方したらこんなカッコいいスマートな嘘つけるようになるんだ。きっとこいつは話術で幸せになるだろう。

 

高校の頃、花粉がひどかった時期にも関わらず、コロナ対策のために常時窓を開けて換気していた。
私と後ろの席の彼女は花粉症がひどく、授業中もよく鼻をかんでいた。
彼女は私よりも症状がひどく、机には箱ティッシュが常備され、45Lのゴミ袋がガムテープで貼り付けられていた。
ある日、持ってきたポケットティッシュを使い果たした私は仕方なく鼻を啜っていると、彼女が「使えば?」と箱ティッシュを差し出してきた。
この時点で既に危うかったが、ぐっと堪え「あ、、ありがとよ」と数枚取り出す。
かみおわったティッシュを机の上に置いていると今度は半透明のゴミ袋を指差し、「捨てれば?」という。
高揚が悟られないように捨てたが、今考えてみるとただのゴミ。

待ちぼうけ

 ベテランの戦士のような心強さ。けどまあ、たしかに恋まではしないなという納得感もあってかなり良い。

 

高校生の時、好きな女の子の誕生日がバレンタインデーだったのですが、当日その女の子と仲のいい女の子(普段男子と会話しているところを見たことがない)に呼び出されたので行ってみると、無言でポッキーを渡されました。

その子が去ったあとポッキーの表紙を見ると、可愛い付箋に「〇〇ちゃん(僕の好きな女の子)と一緒に食べること!1人で食べちゃダメ!がんばってね」と書かれており、別に好きな子がいなかったら好きになってました。

布瑠部由良由良

 かっっっっこいい、二次創作で一番人気が出るタイプの女の子だ……。

 

大学生の時。当時の彼氏とめちゃくちゃ広い公園で散歩してた時に、小学生の低学年〜高学年でそれぞれグループになってスタンプラリー的なことをしていた。
あるグループのリーダー(さわやかな男の子)が、わたしたちに「どうやっていくか教えてください」と話しかけてきたので、一緒に道案内がてら行動することに。
虫、とくに芋虫系が苦手で、険しい道を歩いてる時に上から芋様が糸を引いて空中でウネウネしており、それをみて私が「もうこれ以上は私は先に進めそうもない‥ごめんね」とグループの子達に伝えたら、リーダーが咄嗟に近くにあった枝を使って芋様を取り払ってこれで大丈夫と手を引いてくれた時に、え‥‥好きになっちゃうよ‥と心の中でドキンとしましたが小学生と大学生という歳の差に冷静になりました。
そのあと彼氏にずっと好きになるかと思ったと話してました。

報酬袋ねこ

 恋人が真横にいようがこれはキュンキュンするだろうよ。仕方がないよ。その話を大人しく聞いてくれる彼氏もいいやつだな。

 

中3のころ、些細なことで友人たちと揉めて、クラスの女の子たちから孤立していた時期がありました。
そのとき隣の席の男の子が「なにかあったら話してね。俺は味方だよ」と言ってくれてきゅんとしました。

そのあとすぐに友人たちと和解したので特になにもなく卒業しました。

みっみっみっぜみ

 和解できたので何よりなんだけど、こういうパターンってあるんだ……。

 

冬に自宅にデリヘル呼んだらエアコンが壊れてて、全裸でブルブル震えながらサービス受けたんですが、次に同じお姉さん指名した時にカイロを持ってきてくれました。
カイロっていうアイテムから素朴な善意みたいなものを感じてしまい、かなり危なかったです。
肉体的快楽しか期待してない時に心の柔らかい部分に触れてこないで。

全裸でカイロ握り締めながらしてもらった

 お姉さんはサービス精神というより自分が寒いから持ってきたんじゃないかと思うんだけど、なんかその素朴な一工夫にグッときてしまうというのはわかる。

 

模試で、午後の教科が始まる直前にお弁当を机の横にかけていたことに気づき、(模試の間は荷物は全部廊下に出さないといけなかった。)慌てて廊下にお弁当を出そうとしたのですが、その時に膝にかけていたブランケットを持ったままだと手が大変なことになると思い、教室のドアの真横に座っていた男の子にいきなり「ちょっと持ってて!」とブランケットを押し付けて廊下にお弁当を出しに行きました。
お弁当を片付けて教室に戻ったら、その男の子がブランケットを畳んでくれていました。
私が廊下にいる間にブランケットを畳んでいた、ということに何故かトキメキました。

無記名

 弁当置いて戻るなんて一瞬だろうし、本当にただちょっと持っててくれればいいところでサッと出るこの品の良さ!!

 

小4の時、仲が良かった男の子に「この小学校さ、出来る前はめちゃくちゃ綺麗な菜の花畑だったんだぜ お前と一緒に見たかったなぁ」って言われた時は惚れるとか通り越して「コイツ正気か??????」と思いました

キャピキャピキャパシティ

 あまりにもまっすぐすぎて受け取り手がバグっちゃうことって結構あるんだろうな。

 

 ギャップがブッ刺さりかけた話。

 

同じ班になったちっちゃめの可愛いメガネ女子が生物の授業でデッッッカいウシガエルを解剖してたとき

めかくれ

 わかる。恋しかけそうになる。

 

おとなしめで礼儀正しい後輩の女の子がさらっと「このクソでかい箱」と言っていてギャップでちょっとテンションがあがった。

風がつよい

 わかる。ちょっとテンション上がる。

 

小中と同じ学校で互いに大嫌いだった真面目系女子が普段髪で隠しているピアスを見つけてしまい「せんせーには黙っとけよ…」と言われた時。
ギャップで恋しそうになったが元の嫌いさが勝った。

とも

 お互い大嫌いとまで言ってる間柄でも、ギャップの力の前では恋手前くらいまでぐらつく。

 

20歳になった直後ぐらいの話。
大学の友人数名での飲み会中、お客さんが多く酸素薄い感じだったのでひとりで一旦外の空気を吸いにゆくことに。
その後少し時間差で友人(ばりかわいい)が外に出てきて、「タバコ吸いにきてん!」と。
その時点までその子がタバコ吸ってるなんて知らなかったし、喫煙者の女の子が少ない大学だったのでギャップに萌えた。
さらに「そーいやハタチなったとこやん!吸ってみる?」と、その子が吸っている途中のタバコを手渡され自分も初喫煙。身も心も酸欠になりかけた。
結局その後何もなかったがそれが影響で喫煙者になり今めちゃくちゃヘビースモーカー。

アニー

 恋心とは別だけど、同等かそれ以上の影響を植え付けられているようなエピソードいいよね。あとタバコ吸い始めたきっかけの話って面白いな。集めたいな。

 

高校に中国人であんまり日本語を喋れない子が居たんですが、その子と仲の良かった男子がいつの間にか中国語を話せるようになってた時はヤバかったです。
その男子は「勉強マジだりーっすわ」みたいな感じの生徒だったので、中国語のテキストで真面目に勉強してるギャップと、友達と同じ言葉を覚えるっていうウルトラ友達思いな一面を見せられて本気でキュンキュンしました。

無記名

 なんて素敵なやつなんだ。もうキュンキュン通り越して尊敬の念を抱く。

 

20歳のとき いつも無口で強面な職場の先輩が上司から理不尽に怒鳴られている場面に遭遇した。
そのあと喫煙所でその先輩と2人になったので「大丈夫ですか?」と声を掛けると少し笑って「泣きそう」と返ってきたこと。
弱ってるときだけ笑うんだ…と、今思い出してもため息が出るくらいのダメージを受けました。

禁煙できた?

 どの性別だとしても魅力的なキャラクターしてやがるぜ……。

 

 同級生にめちゃくちゃ可愛いくてノリのいい子がいて、一緒にご飯行くと、食べ終わったら「口の周りついてない?」って聞いてから必ず「可愛い?」って聞く子でした。
 最初は「可愛い?」て聞かれたとき気恥ずかしくて中途半端な反応しか返せなかったんですが、やり取りに慣れた頃に「可愛い?」って聞かれた時にまじめに「可愛いよ」って返したら割とガチで照れてて可愛すぎて「は???????」となりました。
 当方女ですが危なかったです。

無記名

 これは「は???????」ってなるな。そんなキャラのやつがいざ言い返されたら照れてるんじゃねえよ!! ズルいぞ!!

 

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