勝手に出してろ と思う方もいるかもしれませんが、冒頭からすいません。僕がめちゃくちゃなドMとかそういう話ではないんです。
という話なんです。
『NARUTO』の口寄せの術、『進撃の巨人』の巨人化、『HUNTER×HUNTER』の血の誓い、など……
人気少年漫画でよく見る、自分の指や手をブチっと噛み切って血を流すやつ、あれ凄い格好良くないですか?
能力発動のトリガーとして重要な行為で、血を出すだけなら刃物とかでもいいのですが、自分の歯で噛み切るというのが魅力のポイントです。普段から犬歯をやすりで砥いだりしてるのかな。
これをずっと前からやってみたいと思っていたのですが、ただ、一つだけ確実な問題があり、実現が出来ていない理由です。それが……
ぜっ~~~~~~~て~~~~~~~~~~痛いのよ。知ってた。
そもそも偶然怪我をした時などと違い、自分で噛み切るという行為そのものにまず抵抗があります。朱肉じゃ駄目?
『NARUTO』第11巻 42ページ より
『NARUTO』で口寄せの術が初登場した時の自来也先生は、カリカリ梅を食べた時みたいな擬音でウケる量の血を流してました。体張りすぎ。
しかし残念ながら僕は忍者でもなく、痛みに耐える訓練を受けたりもしていないインターネットのもやしっ子なので、打開策を考えるしかありません。
フローチャートに基づいて思考を巡らせた結果、ある一つの方法を考えついたので発表させてください。
これは「血の代わりとなる液体を予め固めて持ち運び、必要な時に潰す」といった作戦です。原始的な方法ではありますが、痛みを伴わずに血を出すにはこれが一番良いという結論に至りました。
この方法を検証してもし成功すれば、ナルトやキルアにも教えてあげようかと思います。喜んでくれるかな。
ちなみにこういう案もあったのですが、怖すぎるのでボツになりました。イクサナックルに画鋲を付ける名護さんの話、好きです。
血の代わりを作ろう
さて問題の血っぽい何かですが、こちらを使います。
つかめる!ふしぎ玉
こちらは「ねるねるねるね」などの知育菓子で有名なクラシエから出ている商品。どういうものかというと…
粉を水で溶かして「ふしぎ玉のもと」と「ふしぎジュース」を作り……
「ふしぎ玉のもと」をスプーンに注いで「ふしぎジュース」に入れて待つと……
つかめる水の完成!不思議だ!!!
めちゃくちゃ綺麗な色で青はソーダ味、紫はぶどう味と美味しくいただける商品になっています。作ってる時も実験みたいで楽しい!
つかんだ感触はイクラに近くて、外側の皮がしっかり固まっているので持ち運びも問題なさそうです。
ちなみにクラシエが販売している知育菓子は、どの商品も合成着色料・保存料不使用で、小さいお子さんでも安心して食べれる商品です。優しいね……
ただ今回は血を作るということで、ぶどう味の水に着色料で赤をブチ込んでいきます。仕方がないのです。人間の血は赤いので。
うっわ
急に地獄みたいな色になっちゃった。そして着色料を確実に多く入れすぎたので、粉がまったく溶けない上になんかゴム臭い。助けてくれ。
スプーンで擦り潰したりしながら、何とか溶かして同じように固めます。先ほどの青色とは違い、心なしか“新たな生物を生み出している感”があるので、いけない科学に手を出してる気分が味わえてお得です。
血っぽい何かの完成!
感触だけじゃなくて見た目も完全にイクラみたいですね。
これをプチっと噛み潰せば、中から赤いぶどう味のゴム臭い水が出てきて、血っぽく見えるという寸法です(←何言ってんだ?)
せっかくなので予備の分もいっぱい作っておきました。今度は消臭ビーズになっちゃった。
ちなみにこの液体を固めて球体にする技術は分子料理とかにも使われている技術で、人工イクラの作り方と全く同じらしいです。それが200円しないで体験できる、知育菓子すげー!
賢者の石みたいなのも作りました。
割とデカい玉も作れそうなので、血を携帯したいと考えてる吸血鬼の方などは是非参考にしてみてください。
さて、血の代用品が出来上がった訳ですが、今回はこれを使って『NARUTO』に登場する口寄せの術をやってみようと思います。
最近記事を書く時のネタが全然思いつかないので、口寄せの術によっておもしろ記事のネタを口寄せすることが出来れば、今後ネタを考えなくても記事が書けるんじゃないかと思った次第です。
これが成功すれば今後の執筆は安泰だ!やるぜ!!!!!