野田せいぞさんのおセンチ写真

 

次は僕がいきますね 。

とあるサービスエリアの一角を撮った写真です。

 

お客さんが誰ひとりいない鬼滅の刃ショップです。

今の日本にそんな場所があるんですか?!

あまりにひと気がなくて新鮮な気持ちになりました。

ドアの配置というか、完全に農協が入る間取りですね。

あ~漬物の陳列がうっすら見えてきました。

 

 

ロゴを字の大きさでなんとなく似せてるのもいいですね。よく見るとフォントが全然ちがう。

努力の跡が涙ぐましい……

みんな早く気づいて行ってあげてほしい……

 

 

 

次は浅草で撮った写真です。

 

土産屋でおかめがSMプレイされてました。

ははは! Sold Outそこに貼るんだ!

いいな~

おかめって売り切れることあるんですね。

でもうちの会社にもありますよ、おかめのお面。

ありますね。

こんな近くに買い手が。

 

 

おかめと恐山さんが並んだ時、ちょっと緊張感があった

 

 

 

次の写真は、セブンイレブンのイートインコーナーなんですけど

 

わ!!

スペースいっぱいにクリスマスケーキのご予約が飾られてる席です。

夢みたい。

すごい、この席だけこの仕様なんですか?

ここだけでした。

ここでごはん食べたら楽しい気持ちになれそうでいいなーって。

クリスマス当日にこの席でケーキ食べたらどういう気持ちになるんでしょうね。

賭けですね、悲しくなるか気持ちよくなるか。

 

 

 

次で最後ですね。

これは昔バイトしてたカフェのシフト表です。 

 

ぱっと見ただけで気になるところがたくさんあるな。

野田さん含めてバイトが3人しかいないですね。

昔は10人以上いたんですけど、店長が独特すぎてみんな辞めていきました。

選ばれた戦士たちでまわす店……

あれ、野田さんだけシフトに時間が書いてなくないですか? 「スタート」っていうのは?

スタートは開店の朝6時30分で、そこから閉店までいさせられたのでこういう書き方になったんだと思います。

労働時間長すぎません?!

野田せいぞにだけ時間の概念がないカフェ。

 

 

「くるよ!! 要注意」っていうのはどういうことですか?

土曜日は混雑するのでお客さんがくるよって意味です。

「くるよ!」 っていいですね。天気予報みたいな温度感で。

 

 

「お気に入りの服でいいよ」も気になります。

バイト中に気持ちをあげてほしいっていう店長の配慮みたいです。独特だけど優しいところはある店長でした。

でも長時間労働のつらさをフォローするのに、お気に入りの服じゃ間に合わなくないですか。

絶対気持ちがもたない。

いや、当時はうれしかったですね。お気に入りの服が着れるって。

気持ち間に合ってた。

はい、Vネックとか着てました。

お互い納得してたのなら安心しました。

 

 

かつて野田せいぞさんはVネックを過信していたらしい

 

 

 

 

 ダ・ヴィンチ恐山さんのおセンチ写真

 

最後は私の番ですね。 

東京駅の近くにバラ園があって、コンテストで入賞したバラがいっぱい咲いていたんですけど

 

きれいですねえ

それでこのバラの名前がですね。

 

 

「快挙」

あはは! いい名前!

気持ちがそのまま名前になってる。

これって入賞してからつけた名前なんですかね。

どうなんでしょう、できた時点で快挙だったのかもしれないですね。

もう1回見ておこう。

 

 

快挙だ。

これは快挙。

快挙ですね。なんだか1回目に見た時よりも立派に見えます。

 

※後日しらべたところ「快挙」とは黄色いバラのことで、私たちが快挙だ快挙だと言っていたのは別のバラのようです。切ない……

 

 

 

続いて、散歩中に見つけてぎょっとしたやつなんですけど

 

ひ、こわい!!

見た時、うわっと思って後ろを振り返って確認してしまいました。

意味がわかると怖い話みたい。

 

 

これ、がんばって細いペンで何度もなぞったんでしょうね……

自然とホラーフォントになってしまってる。

「BACK」とかおしゃれな感じで書いたらよかったんじゃ。

自分用だから分かりやすさを重視したんですかね。

おしゃれじゃないけど「車を守りたい」という気持ちは伝わってきます。

その不器用さが逆にかっこいいですね。

 

 

 

続いていきます。

ファミレスのゴミ箱に紙ゴミを捨てたあとに、なんか違和感というか……誰かの視線を感じた時の写真です。

 

いやあ! 見てる!!

よくもゴミを捨ててくれたなという顔ですね。

向こうも正義で怒ってるっぽいからまた気まずい。

私はただ普通にゴミをゴミ箱に捨てただけなのに。

この穴にジャンプをねじ込んで捨てたやつを恨んでほしい。

 

 

「一人じゃない。だから、立ち向かえる。」とゴミを睨む兄妹。強い。

 

 

 

次で最後ですね。 

新宿のアニメイトが移転した跡のビルなんですけど

 

突如として現れたキリンの胴体です。

なぜ胴体だけが?!

ここってアニメイトの広告が貼ってあったスペースなんですけど、広告を剥がしたらキリンの胴体とライオンが隠れていたっていう。

元々そこにいたんですね。

このビルにはアニメイトの前は「さくらや」っていう家電量販店が入っていて、

 

当時、キリンの首と頭は立体のモニュメントでくっついてたんですよ。

それで、さくらやが閉店する時にモニュメントだけ取り外されて、胴体が描かれた壁画は広告で隠されたと。

おお、なるほど……

壁画から学ぶ新宿の歴史ですね。

アニメファンたちがかよっている間にもキリンの胴体とライオンは静かに暮らしてたかと思うと、ちょっとおセンチな気持ちになりました。

 

 

首というアイデンティティを失ったキリン。それももう今は見られなくなったらしい。切ない……

 

 

 

 

みんなのおセンチ写真を見て

 

それぞれが思う様々なおセンチ写真を見せてもらった。

切なくてちょっとゾッとするようなもの、町とのコントラストに注目したもの、自分の日常に密着したもの、時間と共になくなってしまうもの……

哀愁があるものって不思議とちょっと面白い。

これからも色んな人のこっそり隠し持っているおセンチ写真を見せてもらいたい。

 

 

↓↓↓ 一番下の画像ギャラリーにもおセンチ写真あります ↓↓↓