ドラマなどで次のような会話シーンを見たことはないだろうか。

 

例えば、人物Aがいたとする

 

そこへ人物Bが歩いてきて、

 

近くで立ち止まって、

 

おもむろに重要なことを言う

 

 

 

 

 

人物Aがいて、

 

ひょいっと出てきた人物Bが、横を向いたまま何か重要なことを言う

 

 

 

 

 

人物Aの奥から人物Bがすっと出てきて、横から重要なことを言う

 

ドラマではいつだって横から言う。なんてクールな会話シーンなのか。重要なことを視線を交わさずに言うのがかっこいい。

ただ、日常でこんな風になったことがない。やはり現実だと不自然になってしまうのだろうか。

……気になる。

だから実際に「横から言う」をやってみることにした。

 

 

 

「横から言う」のは現実でもかっこいいのか

今回は「横から言われる人」をヤスミノさんに、「横から言う人」を彩雲さんにやっていただく。

 

舞台はキッチン。自然に「視線を交わさずに横から重要なことを言う」という状況を作るのが狙いだ。

 

今回はプリン作りに初挑戦してもらう。

基本的に調理はヤスミノさんが行う。事前に大まかなレシピを渡しているが、ヤスミノさんはプリンの出来に左右する細かいコツを知らない。

そこで、横から彩雲さんが細かいコツ(=重要なこと)をヤスミノさんに伝える、という流れだ。

 

果たして二人のプリン作りはかっこいいことになってしまうのか。見守っていきたい。

 

 

 

はじめてのプリン作りスタート

 

★材料をはかって準備をする

 

えーっと、容器の重さが120gで……

 

そこに砂糖90gを入れるから……

 

えーっと……

 

210g、でしょうかね

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

★水と砂糖を鍋に入れ、中火にかける

焦げそうだからスプーンでちょっと混ぜておくか

 

絶対に混ぜないでください

えっ

 

その時点で水と砂糖を混ぜてしまうと結晶化して飴のように固まってしまうからです

なるべく触らないのがカラメルづくりのコツです

なるほど……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カラメルづくりはね、時間との勝負ですよ、ヤスミノさん

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あ、茶色っぽくなってきた!

 

ヤスミノさん、これを

 

えっグロ画像? なに?

 

カラメルがその紙の色合いになったら火を止めてください

あ、そういうことか

 

蒸発してだいぶ水分が減ってきましたよ

 

煙でてきた! あれ、どんどん焦げてる!!

火とめる!?

 

………………

 

なに!?

 

なんで鍋の上にザルを……

こうするとカラメルが飛び跳ねないんです

 

 

 

 

 

 

 

 

火をとめて! そしてすぐにお湯を入れてください

 

すごいバチバチいってる!! でもほんとに跳ねない!

 

うわあーーーできた!!!

 

いい感じの色のカラメルに仕上がりました!

 

 

 

> かっこよさは止まらない <