あなたは知っていますか?
最近、こんなツイートがTwitterで話題になっていることを…
5歳の男の子が「四角いDVDはどこ?」ってきいてきたので「四角いDVDなんかないよ、DVDは丸だよ」って教えてあげたら、「違うよ、四角いDVDあるよ、ほらっ!」ってビデオ(VHS)を指さしてたから戦慄した。そうか…四角い…DVDか…そうか…。
— セブ山 (@sebuyama) 2011, 11月 21
こちらは「ジェネレーションギャップ」についてつぶやかれたツイートです。
「まさか、これが通じないとは!?」という驚きが共感されて、たくさんリツイートされていました。
Twitterは「ジェネレーションギャップ」に関するネタがウケやすく、たびたびこのようなツイートが話題になります。
しかし、こういった一連の「ジェネレーションギャップ」に関するウワサは本当なのでしょうか?
「Twitterはジェネレーションギャップがウケやすい」と知った誰かねつ造した、ウソのツイートなのでは…?
おっと、自己紹介が遅くなりましたね。
わたくし、Mr.アンサーと申します。
この世の全ての「答え」を探し求めている探求者、とでも名乗っておきましょうかね。
さて、本題ですが、今回は「ジェネレーションギャップ」について深く掘り下げてみたいと思います。
本当に、最近の子ども達と我々の間には、ジェネレーションギャップが生じているのでしょうか?
いくらBarの片隅で考えたところで答えは見つかりません。実際に、子ども達に聞きに行ってみましょう!
そんなわけで、都内某所の公園にやってきました!
さっそく子供たちにジェネレーションギャップについて調査してみましょう!
子どもは「ビデオテープ」を知っているのか?
最初に調査に協力してくれたのは、まさひろくん。年齢は10才。
今や、DVDやブルーレイが主流の時代ですが、はたして、このデカくてゴツゴツした記録媒体のことを彼らは知っているのでしょうか?
10歳のまさひろくんに実物を手渡してみて、「これが何かわかる?」と質問してみたところ、「ビデオテープでしょ? 知ってるよ!」と即答。
どうして知っているのか聞いてみると 「家にあるから! ”8時だョ!全員集合”をいつも見てるよ!」とのことでした。
どうやらドリフ好きの親御さんが、昔、録画したものをまさひろ君にも見せあげている様子。
DVDも家にあるそうなのですが、昔、ビデオテープで録画したものは今でもビデオデッキで視聴しているそうです。
にしても、小さいころからドリフのコントを見て、笑いの英才教育を受けているまさひろ君は将来有望ですね!
小学生はビデオテープを知っていることがわかったので、続いては少し年齢層を下げてみましょう。
次に協力してくれたのは、かずま君。6才です。
彼にビデオテープを手渡して「これが何かわかる?」と質問してみると、不思議そうな顔でじっくりとビデオテープを観察したあと、「CDの入れ物?」と答えてくれました。
なんと! 彼はビデオテープがわからなかったのです!
近くにいたお母さんにもお話を聞いてみたところ、「家にビデオテープはあるけど、見せたことはないので、これが何なのかわからなかったのだと思います」とのことでした!
続いては、こちらの男の子二人組にも質問してみましょう。
ふたりとも最近、誕生日がきて6才になったばかりなんだとか。おめでとう!
そんなふたりにビデオテープを手渡して、これが何かわかるか聞いてみたところ、「知ってる!CDだ!」と即答。
ふたりで協力しながら、ふた(?)を空けて、中身のCD(?)を一生懸命、取り出そうとしていました。
ようやくふたの開け方がわかって、ビデオテープの上部をパカッと開けられたものの、そこにはCDはなく、ただただ黒いテープがあるだけだったので、ふたりは困惑していました…
おそらく、外から見えるこの部分がCDっぽく見えるので、彼らは「これはCDを入れておくケースなんだ」と認識したのだと思われます。
DVDで育った彼らにとって、こんな大きくてゴツゴツしたものは「ケース」にしか見えないようです…
というわけで、ビデオテープのジェネレーションギャップについて調べてみたところ、「小学生はギリギリ知っているが、6才前後の子どもはわからない!」という結果になりました!
また、ビデオテープを知らない子どもたちはビデオテープのことを「CDを保管しておくためのケース」と認識するということもわかりました!
いやぁ~、ジェネレーションギャップって面白いですね。
もっとジェネレーションギャップについて調べてみましょう!