研究のきっかけ
ぼくのだいすきなAVのジャンルは「時間を止めている間に女の子にエッチなことをする」というものです。
なつやすみはとても暇なので、毎日、レンタルビデオ屋さんに行って借りています。
たくさんの作品を見ていて僕は「時間を止めるとひとくちに言ってもいろんな時間の止め方があるんだなぁ」と思いました。
そこでぼくは、時間よ止まれ系AVについて調べてみることにしました。
調べたいこと
ぼくが調べたいことは、時間よ止まれ系AVの「時間が止まる理由」についてです。
「時間が止まる」というありえないことを、どのようにして成立させているのか、その工夫は作品によってさまざまです。
同じシリーズでも作品によっては、時間を止めるために使うアイテムや、アイテムの入手方法など「時間を止められるようになった理由」が異なります。
そんななかで、一番多く使われている「時間が止まる理由(またはアイテム)」を調べてみます。
用意したもの
DMM.R18「見放題chプレミアム」に加入。
調べる方法
「見放題chプレミアム」のプラン内で視聴できるすべての時間停止系AVを対象に調べました。
ぜんぶで116タイトルもあったのでとても大変でしたが、がんばって調べました。
●どんな理由で時間が止まったか。
●時間を止めるのにアイテム(または特殊能力)を使用した場合、それをどうやって手に入れたか。
●出演女優
●監督
●メーカー
調べた項目は、上記のとおりです。
調べているうちにぼくのなつやすみは終わりました。
わかったこと
調べてみてわかったことがいくつかあります。
まずは、時間を止められる理由についてですが、一番多かったのは「時間を止められる腕時計を使って止めた」でした。
(「究極の妄想発明シリーズ 時間が止まる腕時計」「時間よ止まれ!」「続・時間よ止まれ!」などのシリーズにて多数登場)
時間を止めるのに使うアイテムなんて別になんだっていいはずなのですが、なぜか「腕時計」が使われることが多かったです。
やっぱり「時間を止めることができる魔法のアイテム」を表現する時に、「時間」にイメージが直結するものの方がわかりやすいからかなぁと思いました。
また、時間停止中にセックスをしたまま時間を再生して「え、何これ!?どういうこと!?やめて~~!!」と恥ずかしがる女の子を楽しむというシーンがほぼすべての作品に登場しますが、その場合、裸になっても身に着けておけ、さらに流れを止めることなく手軽に時間の停止/解除の操作ができるという面において、もっとも腕時計が適しているようです。
「腕時計」が多くの時間停止系AVで使われているのは、こういった理由ではないかと思います。
次に多かったのが「時間を止められるストップウォッチを使って止めた」です。
ストップウォッチは、その機能上「(計測のために)時間を止める」ことができるので、これが「時間を止める」というイメージに結びつきやすいようで、多くの作品で使われていました。
形が似ているものとしては「懐中時計」がありますが、こちらが使われている作品は少なかったです。
また、不思議なことに、腕時計はほぼすべての作品で「デジタル」(※文字盤にデジタル文字で「TIME STOP」と表示されている)だったのに対して、ストップウォッチは、デジタルのものとアナログのものが半々でした。
そして、その次に多かったのが「呪文を唱えて時間を止めた」です。
呪文で時間を止める作品は、「腹に入れば何でも同じ」に通じる「時間が止まれば何でも同じ」という潔さを感じて、ぼくはとても好きです。
最初は「ただ小道具を揃えるのが面倒くさかったからだろ」と思いましたが、それならハリーポッターは「小道具を揃えるのが面倒くさかったから呪文で戦うことにした手抜き作品」ということになるので、ぼくは間違っていたんだと思います。
また、面白いことに、どのシリーズ、どのレーベル、どの監督であろうと時間を止める際の呪文は、総じて『時間よ、止まれ~!』でした。
たとえ、その呪文を唱えるのが超能力者であろうと教師であろうとホームレスのおっさんであろうと、唱える呪文は『時間よ、止まれ~!』でした。
時間停止系AVの前では、人種も職業も身分も関係なく、みな等しいのだなとぼくはとても感動しました。
時間停止アイテム(または能力)の入手方法
次に、時間を止めるためのアイテム、特殊能力をどのように入手したのかをまとめてみました。
まずは、こちらのグラフをご覧ください。
まずは2番目に多かったアイテムの入手方法ですが、「道で拾って手に入れる」でした。
女の子をスケベな目線で追っている時に、その視線の先にたまたま落ちていて「なんだ、これ?」と言って拾い、いじっているうちに時間が止まって困惑しながらも喜ぶ、という流れが多かったです。
ほとんどこの流れですが、一切飽きることなく、毎回、新鮮な気持ちで見れるので「この流れは伝統芸能にも似た美しさがあるなぁ」とぼくは思いました。
そして「道で拾う」と同数で多かったのが「第三者にもらう」です。
アイテム・能力をくれるのは、神様であったり怪しい男であったり、作品の毛色によってさまざま。
もらう、とは少し違うのですが「他のスケベな男から奪う」というケースもありました。
なかには、普通に通販番組で売っていて買うというものも。
(※「時間を止められた川上奈々美」という作品にて)
ぼくが好きだったのは「時間よ止まれ! SP 大沢美加よ止まれ!」で、監督自らが登場して主人公に授ける(実際はうっかり落としてしまう)というメタ構造のものです。
「たまには時間を止められる立場も味わってみろ!」と言われて、監督自ら、時間を止められていました。
そして、ダントツで一番多かったのが、こちらです。
ほとんどの作品において、とくに説明なく最初からすでに時間を止められるアイテム・能力を持っていました。
たしかに考えて見れば、AVを見る時は一刻も早くエッチなシーンを見たい時なので、なぜそのアイテムを持ってるのかなど深く掘り下げたところで、邪魔でしかありません。
なかには、その描写をしっかり描くものもありましたが、「早く時間止めろや」とイライラしたので、時間を止める系AVに「時間が止まる理由」は不要なのかもしれません。
※ただし、「続・時間よ止まれ!レズver. 佳苗るか Maika」は時間が止まるまでに開始17分もかかりますが、なぜかレズ物は長く待てました。
我慢できなかった回数
今回の自由研究で、調べているうちに、ぼくがどうしても我慢できなくてシコってしまった回数は、5回でした。
まとめ
今回の自由研究で、ぼくはますます時間停止系AVのことが大好きになりました。
「時間」をテーマに扱うSF映画では、時間の概念やタイムパラドクスなどが詳しく描かれますが、時間よ止まれ系AVは一切そのあたりは省かれます。
ぼくはそれがすごく「説教臭くなくていいな」と思ったからです。
白い液体を顔にかけられて、時間が動き出したあとにそれに気付き、「え、何これ、何なの!?……(クンクンッ)…くさっ!!!」というAV女優さんのリアクションをぼくはこれからも見守り続けたいと思います。
以上でぼくの自由研究を終わります。