会議中――

 

突然ですけど、大人で集まって「懐かしのゲーム」の話をしてるときって楽しいですよね。

わかる。

めちゃくちゃ楽しい。

今は家族もいるし新作ゲームやる時間がないから、昔やってたゲームの話を永遠にしてる。

で、思ったんですけど、完全にウソで存在しないゲームの話をしてもそれなりに盛り上がるのでは?

そんな馬鹿な。

いや、案外イケる気がする。

言われてみれば、ウソでも意気投合してさえいれば楽しいような気もする。

そうなんですよ。ウソでも否定せず言い合ってれば本当だと思い込めるんじゃないかと。

記憶の捏造。

そこで試しに「存在しないゲームの思い出座談会」をやってみようと思います。

行くところまで行ったな。

 

 

ということで今回は

 

を行います!

 

 

※これから語られる内容は九分九厘ウソです。信じないでください。

 

 

 

FC時代の隠れた名作『小石キック』

みなさん。覚えていますか。ファミコン時代の隠れた名作……。

小石キック」を。

 

すげ~つまんなそうなタイトル。

まあ今思うと単純なゲームですよ。でも昔のゲームってシンプルだからこそ熱中して遊んだでしょう。「テニス」とか。

 

 

その「テニス」より早く、初期の初期に発売されたのが小石キック。

世代じゃないので知らないんですけど、どこが出したゲームなんですか?

なんだったかな……太陽……「太陽オフライン企画」だったかな。

ありそう。

ありそうじゃなくて「あった」の。当時はゲームの参入障壁が低かったから、小企業がばんばんゲームを出してたんよね。

どういうゲームだったんですか?

ほんとにもう、小石を蹴るだけ。ただ視点が斬新で、ちょっとナナメに奥行きがあったのよ。立体感があった。

月風魔伝のダンジョンと同じだよね。

そうそう。で、友達のやんちゃ坊主が出てきて「お前、蹴れんの?」って言ってくる。主人公の成績によってセリフが変わるのが面白かったのよ。

後に『ジャンボ尾崎のホールインワン』に影響を与えたシステム。

ちょっと疑問なんですけど、ゴルフと違って石蹴りってゴールがないじゃないですか。目標はなんなんですか?

ないよ。飛距離を競うだけ。

ゲーム性がなさすぎる。

ゲージ溜めて目押しするだけだからね。でも遠くに飛ぶとやんちゃ坊主が「おまえ ガッツ すげー」って言ってくれる。

これでも当時はこれで8万本売れたから。

カセットも紫と黄色のマーブルでちょっとスタイリッシュだった。紫と黄色でパッケージの材質が違うから、黄色のほうだけ劣化が早いんよね。だから黄色いほうだけ収縮して歪んで壊れやすいっていう。

嘘のディテールの細かさどうなってんだ。

 

地味に画期的だった『ドクターポテト大冒険』

僕の思い出のソフトはやっぱアレですね。

「ドクターポテト大冒険」

 

ああ~! あったあった!

「~ ポタージュ島の秘宝 ~」

シリーズなの?

いや、結局この一作しか出なかった。

そういえば「続編出る」って予告からなんの音沙汰もなくなったよね。

で、このゲーム、地味にすごいところが、たぶんゲーム史上で初めて「キャラクターセレクト」を実装してたんだよね。

あ、ドクポテが最初だったんだ。

 

一般には『ファイナルファイト』とかのほうが有名だけど、実はドクターポテトが始祖らしいんですよね。

へー、知らんかったわ。

最初からいろいろ選べたからね。ドクターポテトと、キューカン坊と……

きゅうりの坊やなんでしょうね。

あとなんだっけな……めっちゃでかい玉ねぎの「ドオニオ」か。この3人がポタージュ島の秘宝を見つけに行くっていうゲームでしたね。キャラごとに特性があって、キューカン坊はジャンプ力が高いとか。

マリオUSA?

マリオUSAより早いよ。むしろマリオUSAがドクターポテトをパクったんだよ。時系列的には。

『夢工場ドキドキパニック』より?

早いよ。

プログラマがかぶってたらしいからね。

やっぱ記憶に残ってるのは、バッドエンドのエグさかな。ゲームオーバーになるとグッツグツに煮込まれるイラストが表示される。トラウマになった。

子供心には怖いんだけど、今見ると大したことないやつ。

当時はもう、ラグランジュポイントのオレギの殺害シーン並にトラウマだった。

ポップなノリだったのに急にトラウマシーン挟まるのよくありますね。

 

 

タレントゲームといえば……『文珍エアレース』

僕が昔やってたのは、ファミコンの『文珍エアレース』っていう……。

桂文珍の?

そう。桂文珍のゲーム。

 

当時は流行ったもんね、タレントゲーム。『たけしの挑戦状』『さんまの名探偵』『ラサール石井のチャイルズクエスト』、そして……

文珍エアレース。

わはは。

桂文珍は飛行機乗りが趣味なんで、それがゲーム化したんですよ。すげえテカテカした顔で二頭身の文珍が飛行機を飛ばすっていう。障害物とかをくぐり抜けるんですよね。

あー、そういうゲームだったんだ。

けっこう着陸とか操作が難しくて、どっかにぶつかるだけで死ぬんですよ、文珍が。

それはもう、明確に死ぬ?

うん。だからゲームオーバーの画面では弟子が文珍を囲んで泣いてる。それがトラウマだったよね。幼心に。

当時は芸能人ゲームいっぱいあったよね。『カケフくんのジャンプ天国 スピード地獄』とか……

はいはいはい。

『ヒデちゃんの探偵街』ってのも。

ん?

中山秀征が探偵になって行方不明になったマルシアを探すゲーム。

相当面白いな。

 

意外とシナリオが良くて。『モルグ街の殺人』が下地になってたりするんだよね。それをヒデちゃんでやろうという勇気。芸能人ゲームってなんでもありだったな。

『ナカマツの発明アイランド』っていうのもありましたよね。

ドクターね。ドクター中松のゲーム。

ジャンプシューズで跳んだりできるんですよね。それで島に散らばったフロッピーディスクを集めるっていう。

昔のタレントゲーム、島に行きがち。

今思うと『脳トレ』の先駆けだったかもしれない。ステージクリアごとにかんたんな掛け算をやらされたり。パッケージに「これで君も天才になれる」って書いてあったし。

クリアするたびに『ノーベルしょうだ!』って言われた。

 

お江戸が舞台の恐竜活劇『ジュラっ子でい!~ザウルス珍道中~』

キャラものでいうとスーパーファミコンの『ジュラっ子でい!~ザウルス珍道中~』は外せないんじゃないですか。

 

あ~。あった。あれやってる人いたんだ。

 

運悪く『がんばれゴエモン』の発売直後に出てしまったという。

お江戸ネタをかっさらわれた格好。

主人公はティラノザウルスだっけ?

そうです。大岡越前みたいな格好をしたティラノザウルスの「ジュラっ子」が捕物をするっていうアクションゲームですね。説明書のあらすじに「てえへんだ!」って書いてある。ちょっとナナメに。

敵も恐竜なんだよね。

3章ではプテラノドンの花魁と戦う。これが強い。死ぬと縦書きの筆文字で「絶滅」って表示されます。

江戸と恐竜の取り合わせに苦労してるな。

実はジュラっ子シリーズ、地味に続いてて、確か最後ニンテンドー64まで出てるんですよね。『ジュラっ子でい! ~大政奉還~』っていうのが。結構おもしろかったんですけどね。

ゴエモンと混ざるんだよな。

あとあれなんだったの? 宵越しシステム。

宵越しシステム?

時間経過で夜から朝になるとお金が0に戻るっていう。

江戸っ子は宵越しの銭は持たないから。

貯めれないっていう。全く意味のないシステム。

でも地味にグッズとか出てましたけどね。キディランドにジュラっ子の下敷きとか筆箱もあったし。

 

SFCになってパワーUP!『ドクターポテトのスーパー大冒険』

スーファミといえばあれだ。『ドクターポテトのスーパー大冒険』

続編出てたんだ。

サブタイトルが「シチュー剣ビストロセイバー」ね。もう最新機種だから使える野菜の種類がすごくて。たしか……78種類。

多すぎるな。

 

前回、ドクターポテトがポタージュ島の秘宝を見つけて、その秘宝を使っていろんな野菜のヒーローを生み出したのよ。それが78種類いる。

今回から舞台がスケールアップして世界になるのね。78の野菜が協力して最強武器、シチュー剣ビストロセイバーを取りに行くというオープニング。

敵はなんだっけ?

待って、思い出す。

立ち位置的には芋の逆なのよね。

あ~……パパイヤ?

芋の逆か?

……「しそ」。

あ。だ! しそ鬼(き)だったわ。

ウンウン。しそ鬼(き)しそ鬼(き)

どういう鬼なんだ。

このしそ鬼のせいで78種類の野菜が洗脳されちゃってドクターポテトを裏切るんだよ。それで全員順番にぶっ殺さないといけないという。

めちゃくちゃ重いしゲームとしては果てしなくダルいな。

本当は真面目なゲームが作りたいみたいなエゴは感じたよね。主人公のドクターポテトも、時間が経つと芽が生えてきて毒が全身に回って死ぬ。

ゲーム全体が病んでる雰囲気はあったな。

開発陣もなんか同じ末路になったらしくて、78人の社員が全員ぶっ殺されたらしい。

しかも犯人が社長。

あのー、すみません山口さん。そんなわけないだろ。

ドクポテ連続殺人事件ね。特番も組まれた。

エンディング知ってる? 意識が遠のくドクターポテトの脳裏に、かつての仲間たちが浮かぶのよ。全員一緒に鍋で煮込まれて『お~い、お前も早く来いよ!』

悲しい。悲しいよ本当に。

 

 

属性が「色」の異色RPG『セイントトライアングル』

あー、タイトル思い出せんゲームがあるな。

どんなの?

オープニング画面の流れだけは覚えとるんやけどな……歌ってみていい?

タッタッターーーン デデデッデデデッ デデデッデデデッ 

プップルプーーー デデデッデデデッ 

オー オー オー オー オー(コーラス)

デュイーーーーン……

 

セイントトライアングル

『セイントトライアングル』じゃない?

 

『セイントトライアングル』だったわ。

そこだけ人の声なんだよね。

確か工藤静香の声。

マジで?

ファミ通でインタビューも受けてた。ゲームがすごい好きっていう。

そういう矢口真里みたいな路線で行こうとしてた時期あったんだ。

コマンドを入れるとボイスの音程を変えられるんだよね。「大技林」に載ってた。

『セントラ』は呪文が充実してて面白かったね。正統派RPGって感じで。

その時代の正統派RPGだと『セイントトライアングル』と『レイドオブコスモドラゴン』じゃないですか。

あ~レイドそうね。

『レイドオブコスモドラゴン ~アムファの閃光~』。私はレイド派でした。

フランスのゲームを和訳したやつなんで絵柄も濃いし、なんか全体的に暗いんだよね。陰影が濃い。

俺はちょっととっつけんかったな~。セントラはもっとポップだったでしょ。

セントラが画期的だったのは、技の属性が「火」「氷」とかじゃなくて「色」なんだよね。赤青黄みたいな。スーファミのボタンに対応していた。

赤が炎、とかでもなくて。

赤魔法は、バゾン。

バゾン。上位魔法は?

バゾラス。

バゾン、バゾラス、メタバゾン、バゾランテ。

いろいろパクってない?

青魔法が、プルセイヤー、プルセイユス、プルセイダーマス、プルシュダスティス。

規則性めちゃくちゃすぎる。

あ、セイントトライアングルって色のことなんですね。三原色のことか。

え? ……マジだ!

違う?

そうだよ?

今思いついた?

魔法の色を混ぜると強い色の魔法が作れたりするシステムが新しかったのよ。

 

硬派すぎたゲーム『レイドオブコスモドラゴン ~アムファの閃光~』

『レイドオブコスモドラゴン ~アムファの閃光~』の話もさせてくださいよ。

 

あれやってるやつ全然いなかったよ。設定も難しいし暗いし、翻訳も硬くて子供ウケがめちゃ悪い。

死んじゃったときもでっかい文字で「生命の恥」って表示される。あれなんか翻訳間違えてると思う。

俺はダークな雰囲気も含めて好きだけどね。「血飲み屋」ってのがいてさ、アレが気持ち悪いのよ。

なんだっけそれ。

まあパラメータを一時的に強化する店なんだけど、表現がすごいえげつないの。無理やり血を飲ませながら血を抜き取って循環させるっていう……。

 

デュデュチッ デュデュチッ  デュデュチッ クーーー

血を交換してるときの音だ。

アムファっていうのはなんなの?

それはもう結局よくわからないんです。ゲーム内だとまったく出てこなくて、小説とか、ゲームの原作になったボードゲームだかTRPGだかのほうに載ってるらしい。RPGは外伝的な位置づけだから、単体だとわけわかんないんですよ。

そりゃ人気出ない。

 

必然性ゼロのアクション『ミザリーGB』

携帯ゲーム機の思い出とかある?

それならアレじゃないですか。『ミザリーGB』

 

あ~、スティーブン・キングのね。

 

原作は小説家がやばい女のファンに監禁されちゃうって小説で、それのゲーム版なんですけど、なぜか普通に横スクロールアクションで。森とか砂漠とか宇宙とかを小説家のポールが走り回る。

雰囲気が違いすぎる。

ストーリーはまったくないんですよ。開発中のゲームにミザリーのガワだけ被せてむりやり商品化したらしいです。スティーブン・キング、あとでめちゃくちゃ怒って賠償沙汰寸前までいったとか……。

タートルズのゲームと動きが全く同じだった。ピザ食べて回復してたし。

ピザ食って骨折を治してた。

 

 

爽快感ゼロシューティング『湿潤ガンパズル 弾覇-DANPA-』

あとあんまりプレイしてる人いないと思うけど『湿潤ガンパズル 弾覇-DANPA-』っていうゲームがあった。

しつじゅんがんぱずるだんぱ?

 

温暖湿潤の「湿潤」にガンパズル、それで「弾(たま)」に「覇(は)」ね。

どういうゲームなのかさっぱりわからない。

これガンコンを使ったゲームだったんですよ。あったじゃない、数は少ないけど『タイムクライシス』とか。

わりと珍しいですよね。

それで面白そうと思って買ったら……ピクロスで。

ガンコンでピクロス!?

まあピクロスをガンコンで解くゲームなんですけど、パネルをこう撃つじゃないですか。そうするとそのー、パネルが……湿るんですよ。

あ、だから湿潤ガンパズル。

普通はね、パネルがバキーンと撃ち抜かれる想像すると思うんですけど、パネルがうるおう。

ごめん、めちゃくちゃ面白い。

かなり衝撃だったよね。なんでそういうモイスチャー効果を足したのかよくわからなくて。でも音楽はかなりいいのよ。長時間やってると癒やされる感じで。BGMもケン・イシイが監修で。

けっこうテクノブームの産物だったりするんですかね。

 

世界観が独特なノベルゲーム『右へ』

カルト的なゲームでいうと、『右へ』っていうノベルゲームがあった。

なんか意味深なタイトルですね。

 

これがあの「太陽オンライン企画」が出したゲーム。潰れた太陽オフライン企画のOBが立ち上げたゲームらしいんだけど。

生き残ってたのか……。

ゲーム自体は雰囲気のいいノベルゲームなのね。家出した主人公が謎の少女に出会って……という。ただ特色があって、常に強制右スクロール。

え? ノベルゲームなんですよね?

 

うん。主人公がそういう体質なんよね。女の子と話してるでしょ。視点が勝手に右側に寄っていっちゃうの。プレイヤーはここに介入できて、主人公を正面に向かせることができる。

謎の多いシステムだな……。

で、どれくらい主人公を右に行かせるかでエンディングが分岐する。右に行けば行くほど見たくない世界の真実が目に入ってしまうと。それでね……あの~……これトゥルーエンドのネタバレなんだけど……

実は主人公は右に行ってないのよ。

???

世界が左に動いてたのよ。

????

わからないことが多い。

クリア後にタイトル画面に行くと「左へ」になってるっていう。

どういうどんでんが返ってるのかわからない……。

あとヒロインの正体が判明すると「フォーッフォッフォッフォッフォッ」って高笑いするんだけど、そのボイスがFFⅥのケフカと完全に一致してる。

なんで?

後に太陽オンライン企画も『右へ』が当たらなくて倒産するんだけど、そのとき流出した音声ファイルがスクエアの手に渡って、いろいろあってケフカの声になったらしい。

へぇ~。

 

とりあえず出した感『天気の子PS 今からクイズするよ』

あと最近話題になって思い出したのはアレですかね。『天気の子PS 今からクイズするよ』

 

あったっけなそんなの。

新海監督の『天気の子』がTVシリーズだった頃に出たクイズゲームですね。放送してすぐ発売したから、ストーリーの奥に全然食い込めてないという。

表層で作ったゲームだ。

陽菜ちゃんが「正解っ☆」て言うのがかわいいだけのゲーム。間違いすぎると世界が沈没する。

めちゃくちゃつまんなそうだな。

 

珍吹き替えが一部で有名『オペレーショントゥールビオン』

あと一時期、やたら実写ムービーを推すゲームなかったですか。

あったあった。あんま面白くないゲームが多かったな。

『オペレーショントゥールビオン』って戦場ゲームの実写ムービーのクオリティがめちゃくちゃひどくてさ。吹き替えなんだけど声優の演技が下手で。

 

うん。

軍曹みたいなのが重要な機械を破壊することで戦争が起こる、って話なんだけど、機械のネジを取るときのセリフが……

 

 

「このネジの法律はないぜぇ〜」

って……。

スギちゃんじゃん。

スギちゃんの言い方。

だからスギちゃんの芸風はここからとったんじゃないかって俺は思ってるけど。

「ネジの法律はない」って意味分かんないけど、たぶん直訳なんですね。

あとそのソフト、付録でVHSテープが付いてるんですよ。篠原涼子の撮影風景が入ってる。

篠原涼子出てました!?

出てた。役としてはちょい役だし、下手な声優が吹き替えてるんだよね。

そういや『オペレーショントゥールビオン』、うちのお母さんも出てるよ。

え、すごい。

何役で出たの。

篠原涼子を追跡するザコ。

ああ~、けっこう早めにやられちゃう感じの。

山口さんって篠原涼子を追跡するザコから生まれた子どもなんだ。

撮影が原因でうちのお母さんの右手、もう全然上がらんようになって。

めちゃくちゃハードな撮影経験してる。

「一生分動かしたわ~」って今も言ってる。

 

曰くつき競馬ゲーム『コンストラクションダービー2000』

あと、これは私が持ってたわけじゃないんですけど、親戚のおじさんがよくやってた競馬ゲームで『コンストラクションダービー2000』っていう。

 

渋いね。

まあ普通の競馬シミュレーションなんですけど、どんなに馬を強くして優勝しても、最後に馬がゆっくりまばたきをして、瞳から一筋の涙を流して「君はどうする?」って文字が表示されて終わるんですよね。

なんか製作者の意図を感じる……。

そのプロデューサー、今は謎の環境保護団体でめちゃくちゃ活動してるらしいです。

いろいろ動物に関して思うところがあったんだろうね。

あと、コースが自分で作れるところが新しかったですね。コースに傾斜をつけまくることができて、ジャンプ台みたいなのも作れたんで。わざと高いところから3Dの馬を落とすみたいな遊びが流行ったりして。

それで落ちた馬は。

瞳から涙をスーッと流して「君はどうする」

後味悪いな。

確かに、エンディング映像でプロデューサーの子供の頃のアルバムがずっと流れるのもなんか嫌だった。

我がすごい。

メッセージのためにゲームを利用しすぎ。

「親父、帰ってきてくれ」みたいなメッセージ音声も流れてるし。でもなんかアレのおかげでプロデューサーの親父、帰ってきたらしいですね。

ああ、なんか玄関で水浸しで倒れてたっていう。

あのデカい刃物かなにかで脇腹をえぐり取られてたんだっけ。

いや、大型のロバの歯型と完全に一致してたらしい。

 

 

たしかプロデューサーがゲーム発売当時30代半ばだったんですけど、帰ってきた親父の外見は完全に14歳前後だったらしい。

怖いなあ。

若返ったんやね。

 

しかも脇腹がえぐられてるし。

DNAは完全に一致したらしいから、親父なのは間違いないとか。

 

 

当時のゲームラボでも特集組まれてたけどぜんぜん真相はわからないし、プロデューサーも現役でTwitterにいるけど『コンストラクションダービー』でエゴサして先制ブロックしてくるらしい。

闇を感じる。

闇で思い出したんだけど、セガサターンに――

 

 


 

結論

 

めちゃくちゃ
盛り上がる

 

 

 

 

『ドクターポテトのスーパー大冒険』のラスボスは?

  • しそ鬼
  • 長芋夜叉
  • デス・キャロット
  • ミート伯爵

正解!正解!

不正解!不正解!

しそ鬼

鋭利なしそを飛ばして攻撃してくる。攻撃パターンはほぼロックマン2のウッドマンと同じだった。

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