初めまして。新人ライターの、しげ谷です。
第6回オモコロ杯で日本最北端にキャッチャーの格好で立ってたヤバい奴、あれ僕です。本当にすいません。
いきなりですが皆さんは『スーパー銭湯』好きですか?
私の家の近くにはスーパー銭湯がありません。
でも、近くにあったら週6で行ってしまい財布の中身的に終わるので
『むしろ家の近くに無くてラッキー』という謎のポジティブ思考をしてしまうほど、私はスーパー銭湯が好きです。
話の途中にすいませんが、最近スーパー銭湯に行けてないストレスが限界に達してしまったので急遽『エア寝ころび湯』をさせて頂きます。
あ~~~最悪だ~~~
暑くてジメジメしててTシャツもジーパンも汗まみれ。これなら耳の穴に熱したヨーグルトを流し込まれた方が幾分かマシだ~
やっぱ、近くにあった方が良いなぁ・・。
近くにスーパー銭湯があれば、気軽に温泉気分になれるのになぁ・・
なりたい・・
温泉気分になりたい・・
とりあえず温泉客になる
今回は「っぽいな。」と思うような、カジュアルに見えるタイプの温泉着上下、履き物、リストバンドを用意しました。
早速、着替えます。
客だ~~~~~~~~~
なぜか公園にいる温泉客。
めちゃくちゃタバコ臭いマッサージ師にも見えなくもないが、どちらにせよ温泉感がすごい。
左腕のリストバンドには『風呂』とローマ字で印字されてます。家のカギはサイズ的に装着不可なので、実家にあった父親の自転車のカギをパクって付けました。
自転車に乗る際にはリストバンドごとカギ穴に刺しこむ必要がありますし、父親の目をしっかり見て謝る必要があります。
あ~~~全身サラサラで気持ちいい~~
ほんの数分前まで、虹色のトカゲみたいなやつが目の前通っても何の感情も動かないくらい不快だったのが嘘みたい。
暑いのはどうしようもないけど、『汗』がほとんど気にならなくなるのが最高。半そで短パンに近いから、風も全身を通り抜けやすい。
ポカポカ陽気の下でゆったりするのが好きな人にはおススメです(温泉着は普通に楽天とかアマゾンで売ってます)
最高すぎて、土も謎の隆起をしてる。
でも、何かが足りない・・。
スーパー銭湯には様々なアイテムがあるにも関わらず私は両手ガラ空きなので、物足りなく感じるのかもしれない。
両手にそれっぽいアイテムをもっていれば、マッサージ師感を抑えつつ温泉客感を増大できるのでは・・?
そこで、家から『それっぽいアイテム』を手あたり次第持ってきたので、しっくりくるものを探していきます。
温泉の備品を盗んだ帰りに捨てられたネコを拾うサイコパス客
連れ帰ったネコに脱走され夜を徹して探す客
など紆余曲折の末・・
これだ・・・!!
ほどよいタオルと、ハンターハンター3冊。
スーパー銭湯に絶対いる客 が完成しました。
温泉と関係の深い映画「テルマエロマエ」主演、阿部寛さんの誕生日(6月22日)が印字されたリストバンドを追加し、次のスポットに向かいます。
温泉客、空港へ
羽田空港に来ました。
ついつい長居してしまう温泉と、フライト時刻に間に合わないと即アウトの空港。そんな危険な組み合わせに没入したい。
阿部寛さんの身長・体重・血液型が印字されたリストバンドを追加し、温泉パワーを高めます。
広くて解放感があるせいか、居心地がめちゃくちゃ良い・・。
横に座ってた初老の男性が不発弾を見るような目で私を見てきた気がするけど、きっと気のせいでしょう。
周りの人たちから発せられる「これから旅行だ」というウキウキ感が居心地の良さを後押ししてくれる感覚。
温泉気分になりながら、うまく馴染めてる気がする。
「すいません、温泉どの辺にあるんですか?」と聞かれたらどうしよう・・。
そんなことを考えながら『温泉 空港』で調べてみたら、温泉が併設されている国内の空港は新千歳空港と中部国際空港の2ヵ所あるみたい。
”温泉に入った直後の最高の状態で空を飛んで旅行に行ける”なんて良すぎて恐ろしいな、と思いながら飛び立つ飛行機を見つめる温泉客。
空港を温泉気分で歩き回った結果、トム・ハンクス主演の映画『ターミナル』のジャケ写みたいになってしまったので、次のスポットに向かいます。