こんにちは。オモコロ編集部です。

2019年1月19日(土)、『第四回ウェブメディアびっくりセール』が開催されました。

我々オモコロ編集部も出展したので、今回は当日の様子を振り返ってみたいと思います。

 

 

「ウェブメディアびっくりセール」ってなに?

 

『ウェブメディアびっくりセール』とは、「デイリーポータルZ」主催のもと毎年開かれている展示・即売会。

普段はネットの世界でコンテンツを発表している「中の人」達が、リアルな場でリアルな物を売るイベント。

簡単に言えば「ライター達が開催してるコミケ」のようなものです。

 

 

 

多くのwebメディアが出展しているこのイベントですが、「インターネットのグレイ・ターミナル(不確かな物の終着駅)」ことオモコロも参加させていただきました。

 

今回で4回目の開催となるびっくりセール。ありがたい事に、第1回から全ての回オモコロも参加させていただいております。

そんな我々が、過去のびっくりセールで売ってきた物を一部ご紹介いたします。

 

 

オモコロのバナーイラストがプリントされたステッカーや…

 

 

「おしっこ」と書かれた絶対に公共の場で使用できないウェットティッシュ

 

 

 

オモコロや、姉妹サイトヌートンの記事内で使用した小道具を販売してきました

実生活であまり役に立たない物ばかり出品してきたオモコロ。

果たして今回のびっくりセールはどうなるのでしょうか…

 

 

びっくりセール当日

 

1月19日、この日の天気は晴天。

絶好のイベント日和となりました!

 

 

 

こちらが今回の会場となった、二子玉川のiTSCOM STUDIO & HALL

(ディスプレイに「中畑清さん」のスペシャルトークショーの告知が映っていますが、日程が違うので関係ありません)

 

 

 

会場の目の前にはでっかいスケートリンクが! なぜ?!

どうやら冬の期間は親子に楽しんで貰えるようスケートガーデンが開設されているとのこと。

 

屋外で楽しそうにスケートに興じる親子。片や、ネットの世界にしか居場所のない我々webライター。

本当の幸せとは何かを問いかけられる写真です。

 

 

会場15分前、オモコロブースでは異変が?!

 

さぁ、ここからは会場の中の雰囲気をお届けします。

時刻は既に開演15分前。どのブースも入念に設営をしています。

 

 

 

 

こちらがオモコロのブース。

商品の陳列も終わり、あとはお客さんの入場を待つだけのハズですが、

売り子である永田加藤マンスーンは何やら浮かない表情。どうしたのでしょうか?

 

 

 

 

「わからないの…」

 

……はい?

 

 

 

「商品の値段、いくらにすればいいのかわからないの」

 

 

30を超えた大人達の泣き言とは思えませんが、なるほど、どうやら値段の設定で困っていたようです。

 

 

 

 

「一応全部の商品に値段はつけれたのよ? でも金額がそれでいいのか不安で…」

 

「つけれたのよ?」じゃないよ。でも値段設定自体はできてるんですね?

じゃあどんな商品を売るのか見せてください。

 

 

 

 

「まず、オモコロTシャツ(各種3000円)です」

 

これは昨年からオモコロストア内で販売しはじめたオリジナルグッズですね。

これまでふざけた商品しか作ってこなかったオモコロが、とうとう本気を出して製作したオリジナルTシャツ。」

オモコロのマスコットでもあるモアイを可愛くプリントしてあり、普段着としても使える商品です

値段設定もこれでいいと思いますけど…。

 

「ほんと? よかった~」

「でも…これがOKでも他のは不安で…」

 

全然問題ないですよ。他にはどんな商品があるんですか?

 

 

 

「これは、このびっくりセールで先行販売する『ARuFaパーカー(5000円)』です」

 

お! 今回の目玉商品の『ARuFaパーカー』ですね。

 

 

 

オモコロライター・ARuFaの直筆サインがプリントされたパーカーは黒とグレー2種類のカラーを用意。

シンプルなデザインなのでこれまた普段使いできる商品じゃないですか。

当の本人であるARuFaだけは自らプライバシーを投げ捨ててしまうから一生着れないというジレンマは生まれましたけど。

 

 

 

 

「『オモコロラジオステッカー(各種300円)』なる物も販売させていただきやすが…」

 

 

 

 

現在オモコロでは記事や4コマ漫画の他に、オモコロライターがパーソナリティーを務めるラジオも公開されています。

ラジオのロゴがステッカーになったんですね。

 

 

 

「こいつぁ『ダ・ヴィンチ恐山USA仮面(1000円)』ちう物です…」

 

???????????

 

 

 

オモコロ編集部員でもあるダ・ヴィンチ・恐山が普段つけている仮面をUSA(アメリカ国旗)柄にしたってこと??

USA柄ってなに? 謎のチャームポイントに、更に謎の特色をつけるかね???

でも……う~~~ん、まぁ……これもイベントならではの特別感が出てるってことでいいのかも…。

 

「安心してきました!」

「じゃあこの商品もたぶん大丈夫ですよね!」

 

まだあるんですか?

 

 

 

「『カラフルな世界』です」

 

 

 

 

これは、オモコロ特集『【挑戦】美術のプロを唸らせろ! 初心者だらけの「現代アート展」!』で長嶋が発表した絵画作品ですね。

真っ白なキャンバスに白の絵具を塗っただけなのに「カラフルな世界」という作品名。

これはいくらで販売するんですか?

 

 

 

「100万円です」

 

下手くそか!!!!!!!

 

「絵画っていくらで売ればいいのかわかんないし…」

 

そういうことじゃなくて!

絵画の値段の適正価格がいくらかはひとまず置いといて、今回の場所を考えて!

即売会だよ?!暴利にも程があるだろ!!

 

 

 

 

「でも、もう間もなく開場だし…。値段つけ直す時間ないし…」

「もしかしたら大富豪が来場して買ってくれるかもしれんし…」

 

そんな事絶対起きないから! 一般のお客さんしか来ないって!考え直して!

…そんな感じで、会場前のオモコロブースではこんなドタバタが繰り広げられていました。

間もなく開場。はたしてど~なっちゃうの?!(絵画は本当に100万円の値段設定でスタートしました)

 

 

 

びっくりセールいよいよスタート!

 

開場間近、会場の外には長蛇の列ができていました。

 

 

 

PM12:00 ウェブメディアびっくりセール スタート

 

 

 

 

オモコロブースにもたくさんのお客さんに来ていただきました。普段はライターというPC作業ばかりしている我々。

接客にあまり慣れておらず、お客さんにはご迷惑をかけてしまった場面もありましたがなんとかこなしていきました。

 

 

 

 

大変ありがたい事に、どのお客さんからも「いつも読んでいます!」「これからも応援してます!」とありがたい言葉をかけてくださりました。

 

 

個人で販売したオモコロライターもいました

オモコロ公式グッズ以外にも、オモコロで執筆しているライターによるオリジナルアイテムや同人誌も販売したので一部紹介します。

 

 

ヨッピーの商品

超がつくほど銭湯好きのヨッピーは、全国のサウナのレビュー本を販売しました。

販売開始30分で売り切れるほどの人気ぶり。

 

 

てらだこうじの商品

 

漫画家のてらだこうじは、自身のTwitterにアップしていた漫画を冊子にした「4ページまんがしゅう※例外あり」や、メデューサちゃんグッズを販売。

 

 

 

 

凸ノの商品

 

昨年は週刊少年ジャンプで『アリスと太陽』を連載した漫画家・凸ノは、いろんな女の子に「え…? 別にわたし達つきあってませんよね?」と言われる、一定の層にはめちゃくちゃ刺さる特集『わたし達つきあってませんよね』の複製カラー原画を販売。

 

 

 

 

マッキンの商品

 

マッキンは、個人のブログで発表していた「22年間面識がなかった父親の告別式に参列したら、何故か中国人の兄妹ができた」エピソード漫画を販売。

全て実話だそうです。そんなことあるんだ?

 

 

マキヤの商品

 

 

マキヤはオモコロ記事「コーヒーの容器に書いてあったら嫌なこと30選」で使用したカップ(ゴミ)や、イベント限定テキストなどを販売。

 

 

 

マキヤは途中、「3じにもどりまっする」という面白い書き置きを残してお昼ご飯を買いに行っていました。

 

 

 

 

セブ山の商品

 

セブ山はオモコロ物販ブースの列に並んでいるお客さんの話し相手になる「行列に並んでいる間の暇つぶしになります権」を売るという、寄生虫のような賤業をしていました。

ご来場いただいた皆様、本当にありがとうございました。

 

 

 

 

まきののパーカー、なんなんだ。

(売り物ではありません)

 

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