どもZAWAです。前回の特集では、砂を生で食うという愚かな所業をしてしまい大変申し訳ありませんでした。お食事中の方々に不快感を与えたことはもとより、『ひょっとして…本当に砂を食えば金が要らないんじゃないのか!?これでウチの工場も助かる!!』と期待をよせていた中小企業の社長方を48人ばかし自害させてしまったかもしれません。
だが大丈夫だ!!!!
安心してください!再び貴方達をフィリピンパブで『シャチョサーン』と呼ばせるだけの甲斐性はあります!え…どうすんのかって?この大不況で海外からの受注がゼロに?オバマ政権のグリーンディールも頼り無さそう?だから…そんなときのための砂食でしょうが!!前回は生で食ったからしくじったんであって、ちゃんと料理して砂食えば金なんて要らない!!さあご一緒に!
WE CAN CHANGE!
【料理 VS 砂 砂料理を食ってみる】
■勝負方法:俺様が凄腕料理人としてぺろっと3品ほど砂料理を作り、食ってみる
・うまかったら …砂料理人としてメディアでモテモテウッハウハ
・まずかったら …まあ…、そりゃあ砂だしなあ…
・そこそこ食えたら…たまに来た客に出してもてなす
ちなみに使う砂は前回、砂にしては一番旨かったユーラシア大陸の砂です。旨いといっても皆さんが使う意味の旨いとは違って、『そんなにじゃりじゃりしない』くらいってことです。そりゃあね、ほら、生だから!料理すればまた…ね!
【ROUND1 砂料理してみる】
=====メニュー1.砂スープ=================
この寒い季節、食事と言えば欠かせないのがスープ。体を温めると共に食欲を増し、口当たりが良くてどんな材料も受け止める包容力がある料理です。スープなら!あの砂のじゃりじゃり感を消し、スゴ旨砂料理にしてくれるに違いない!!そしてソレをするのは俺しかいない!だって他にいたら気持ち悪いし、友達になりたくない!
さっそく料理スタート!
ちなみに材料はコンソメのみです。シンプルイズベスト!
こだわる人はブイヨンとか使うと味わいが増すよ!
ブイヨンしらねーけど!なにそれ!wikiってみるわ!
まずはお湯を沸かし、コンソメを適量入れます。
ほどよく煮立ってきましたね。美味しそうな匂いがしてきました!
旨そ~!このまま飲んじゃいたい!
でもそこに砂をドーン!!!
多めに入れたほうが育ち盛りのお子さんにはオススメ!!
そのまま煮立てて、勘でタイミング見計らって器に移せば完成。
こんなに簡単にできちゃった!!砂スープ!!
=====メニュー2.砂クッキー=================
お菓子の代名詞、クッキー!かりっとした歯ごたえと優しい味わいで大人気。それでいて海外ではお母さんの味とも言われるくらいに個性が出る食べ物です。そして世界にはたくさんのお母さんがいます。ってことは1人くらい砂入れてるやつがいてもおかしくねえんじゃねえか!!…なあ!なあて!!砂入れてもうめぇんじゃねえのかって!!なあ!
料理…スタートゥ!!
材料は小麦粉、バター、それに玉子です。
シンプルイズベスト!
まずは溶かしたバターを小麦粉に混ぜます。
恋してる人のことを考えながらつくると、美味しくなるよ!
そして玉子を入れて、さらに混ぜます。
恋するあの人の笑顔を想いながら混ぜると、さらに美味しくなるらしいよ!
ここで砂をドーン!
ちなみにさっきのはウソだ!うまくならねーよ!
だまって混ぜろ!!
なんかこれでいいのかなぁ、ってくらいになってきたらOK!だと思う!
いや知らねえし。つうかクッキー作ったことないし。
てか料理したことねえ。
あー、なんかこりゃうーん、え~?って感じになっても大丈夫!
そのままオーブンに黙ってぶちこめ!!!
あとはヤツがなんとかしてくれる!!
キモい…?だと…!?
しかたねーだろやったことねーんだから!べとべとがはがれないんだよ!!
そのまま待つこと大体20分くらいでできあがり!
できあがり…なのか…?なんか割れて中からでてきそうだけど…
できあがり!!
=====メニュー3.砂サラダ=================
砂にドレッシングをかける。新鮮な砂が美味しそう~!
できあがり!!
やっぱりビタミンをとるには生が一番だよね!
【ROUND2 がっつり砂料理を食べてみる】
さあ~、みんなも美味しくできたかな?
さあ3品でそろったところで、さっそく試食してみましょう!
旨そ~!
・メニュー1.砂スープ
まずは一口。コンソメの香ばしい香りが食欲を引き立てる~!
これは…意外にいける!!
スープに入れたことで砂っぽさが(若干)消え、そのまま飲み込めばあまり気にならない感じに!コンソメの味わいが無味無臭の砂にコンソメの味をつけ、まるでコンソメスープのような味わいに!あれ俺何いってんだろう。
でも最後に残る砂のじゃりじゃり感がすごい。
カップヌードルのタマネギのように。
・メニュー2.砂クッキー
ああ…この甘い香り…見かけはいびつでも優しい独特のクッキーの香りがお母さんを思い出させる!母ちゃんクッキーなんて作らないけど。旨そ~!
うま!意外にう…ジャリってする…
一見口当たりはクッキーそのもので、こりゃ大発明!明日から砂クッキーで一儲けや!忙しくなるでぇ~!ええ女乗せてベンツでザギンいったるねんで~!と、ランバラルのようにグーフーグーフー思っていたのですが、少し噛むとそこはかとなく、いや猛烈に砂が存在を主張してきます。俺は思いました。これはまずい。やばい。じゃりじゃりする。
砂入れすぎた。
メニュー3.砂サラダ
こった料理もいいけど、ビタミンなどの栄養や、素材のよさを味わうにはやっぱりサラダが一番!さっそく一口!
砂。
【ROUND3 結果】
料理してみて改めて思いましたね。砂という素材の無限の可能性を。そしてミシュランだのなんだの言っている自称グルメたちの浅はかさを。お前らは料理を分かっていない。そして素材を理解していない。この大不況の中、グルメが一番に理解し、食すべきものはなんなのか?真剣に考えてほしい。それは砂なんじゃないのか?と。
砂じゃありません。
歯を磨くのいやもう本当に大変だから!!
あと分かってるけど真似しちゃだめだぞ!!
真似してる時点でもういろんな意味で手遅れっぽいけど!!
(ZAWA)