こんにちは、百瀬ガンジィです。
低い所から…
そしてマットなシルヴァーボディ(荒ヤスリがけ)の所、失礼いたします。
今回はずっと食べたかったお菓子が手に入ったのでご紹介します。
こちら、代々木上原にある内装が素敵なお菓子屋さん小楽園さんの「山菓子」です。
美しい山々に桃源郷をイメージしビジュアルがもう素敵ですね。和風&中華風でしょうか。
というか約11.3cmx11.3cmx12cmの箱から豪勢。紙ものオタクの心がくすぐられまくりです。
上蓋が深い上に五面全体的にピンクの箔でキラキラ…ここまで豪勢なお菓子の箱はあまり見たことがないです。
中身はと言いますと…
ズズズ…
ウワ〜〜!
四面それぞれ違うテイストで描かれた山々のビジュアル!からの…
パカッ!
山の登場です!
山です。
どこからどう見ても「美しい山」…
そう、山菓子とは名前そのままの山の形をしたチョコレートのお菓子になります。
内側のピンクの背景の裏は各ラインナップのご紹介が!
今回買った山は「東京都 八丈島 西山 (夏)」…名前から分かるように実存する山がモデルです。実際の地形3Dデータを使って、型を制作したから本物の山の稜線を忠実に再現した精細な仕上がりとなっているとのこと。
よく見たらしっかりと山の尾根も見えるし抹茶の粒子もよりジオラマ感が出て素敵ですね。というか綺麗な山の形をしていますね。
元登山部っぽいことを言いますと「頂上付近がカルデラ※っぽいな」と思って調べたら本当に西山は火山でした。お菓子から分かる地理もあるんですね。
※カルデラ…かつての火山噴火でできた凹状の地形
サイズは大体9cm x 9.5cm x 4.5cmほど。小さいけどデカい。精密な仕上がりとは言えないガンジィ(4.5cm)と比べても大変デカく感じます。
ちなみに台紙と底面は水飴で固定されているので通販でもこの美しさ…
すみません。
この時、ガスコンロがない場所でナイフを温めることができず、チョコレート部がうまく切れませんでして…
「ならばいっそ山を破壊するしか…」という方向に進んでしまいました。
山なんて滅多に破壊できるものではありませんし、貴重な体験ですよね!購入された皆さんは是非温めたナイフで切ってください。
そしてこの破壊された山(チョコレート)に己(4.5cm)を置くと…
巨大ヒロイン系漫画にありがちな
スケールのでかすぎるドジっ子シーンに!
まあまあの破壊をさせていただきましたので見た目はごめんなさい。
ザクザクした表面のチョコにホワイトチョコとレモンの少しスパイシーなガナッシュがトロッと美味しい!(どうやらコリアンシードっぽい)
と思いきや表面の抹茶、中段の抹茶と小豆ケーキ、くるみなどが出てきて複雑な味わいを醸しています。山は均一な形状をしていないので場所によって味わいも少し違う気がする。味の情報が多い。
使った食材も八丈レモンとモデルとなった山近くの名産品を使うというこだわりよう!
あ、よく見たら断層だコレ。旨さと旨さの断層が形成されていました。
めちゃくちゃ美味しいのですが語彙不足なので「高いケーキの味がする!」としか言えませんでした申し訳ございません。
ちなみに今回の他にも5種類の山もあり、もちろん味と形状も違います。
実は以前、東京の本店に行った時に小さい山々のアソートである「雛山セット」の方をお土産で買いまして…その際、一番好きな味だった「東京都 八丈島 西山 (夏)」を今回買った感じです。
山も季節もそれぞれ違うので見た目も楽しいですね。
ちなみに「山菓子」はケーキ、「雛山セット」はチョコレートって感じ。
というわけでデカいインパクトを与えるお土産です。そう、山だけに。
山登る人、紙もの好き、デザイン好き、可愛いもの好き、3Dモデリング愛好家といった方はテンションあがると思いますよ!(少なくとも全部ある程度当てはまる自分はテンション上がりました)
(山菓子の方は公式サイトの通販で購入いたしましたが、本店の内装も公式サイトと同じく可愛いのでお近くの方は是非!一番下のギャラリーに載せているテイクアウトの「金魚焼き」も美味しかったので)
小楽園 TEA SALON&BOUTIQUE
〒151-0062 東京都渋谷区元代々木町10−9