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 内輪ネタ。クラスや友人間など、ごく狭いコミュニティでしか通じないギャグやノリのことだ。学生時代友人の間だけで流行っていた意味不明なギャグなんかの記憶がある方も

 みなさんから送られてきた内輪ネタを並べる記事第二回がやってきたぞ。全然わからない話を読んで全然わからなさを楽しんでいってほしい。今回も全然わからないぞ、覚悟しろ。いっぱいあるので全部は紹介できない事をご了承ください。

 

変な先生や印象的なエピソードが内輪ネタになったタイプ
『エピソード型』

ピカ?

「劇場版ポケットモンスター キミにきめた!」の予告を観た際、サトシの「俺はキミが好きだよ」という言葉に対し「ピカ?」と青天の霹靂であるかの如く声をあげるピカチュウが何故か私と友人のツボに入り、何か驚きや疑念や不信感を感じた時に「ピカ?」と呟くのが二人の間だけで流行っていました。できるだけ感情を込め、相手のことをサトシだと思いこんで「ピカ?」と発するのがコツでした。

無記名

 相手のことをサトシだと思い込む前に自分をピカチュウだと思い込んでるもんな。

 

メタルフレイム

友人が本を持っていて「なんの本を持っているの?」と聞いたら「太宰治のメタルフレイム」と返されました。友人がとち狂ったわけでもなく、太宰治がセンセーショナリズムを獲得していたわけでもなく私が空耳をしていました。 それからというもの学生時代は強烈に1文字も合っていない空耳を「メタルフレイム」と言っていました。

※ちなみに彼女は「太宰治のやたら古い奴」と答えていました。

だめだこりゃ

 太宰治のメタルフレイム、超読みてえ。

 

そういうんじゃなくない?

同期Bがバラードを歌ってる時に友人Aが「手持ち無沙汰だった」という理由でかなり大きい手拍子をしたところBに「そういうんじゃなくない?」と言われたというのが面白くてよくカラオケに行くと再現します

omochi

 手拍子あるとどんなバラードも急に爺ちゃんののど自慢みたいになるもんな。

 

よござんす

高校時代、教科書に載っていた「こころ」で先生が奥さんに娘さんとの結婚の許しを貰うシーンの真似が流行っていました。例えば誰かがお菓子を食べているときに「くださいください是非ください」「ちょいと急すぎやしませんか」「急に貰いたいのだ」「よござんす差し上げましょう」といったやり取りをしていました。

同じく高校時代、よくもんじゃ焼きを食べに行っていたのですが、鉄板近くに置いたお冷が熱ですぐぬるくなっていたのでお冷ではなく「おぬる」と呼んでいました。

にょん

「こころ」と「羅生門」は流行りがち。

 

粒(ツブ)なの?

一生懸命何かを説明している人に対して「粒(ツブ)なの?」と聞く。

“重力子は仮説上のゲージ粒子”であるという言及があり、ここでいう粒子とはなんなのか、物質量のあるものなのか、重力なのに粒子であるとはどういうことなのかと、物理に詳しい友人にド素人が聞きまくった際によくわからなくなって「結局、粒なの?」と聞いたのが詳しい勢にウケたことから始まりました。今も納得がいきません。

 質問された方、腰が砕けそう。

 

バビロン1

高校生だった頃の自分の学年(特に文系)はあまりにも数学の出来が悪く、見かねた先生が文系クラスの生徒だけ毎週数学の小テストを実施し60点以上取れないと放課後に補習で残されるという制度を作りました。
ある日クラスの誰かが時間割表に、その補習時間のことを世界史用語の一つである「バビロン捕囚」とかけて「バビロン補習」と書いたことで世界史必修だった文系クラス間で爆発的に広がって普及しました。
ボーダーの点数にかけて60点=1バビロンという謎単位が生まれたり、60点が取れずに補習に行かなければならない状態をノーバビロンと言うなど派生の単語が生み出されていたのも覚えてます。

文系クラスの子が同じ部活の理系の子に「バビロンに行くから遅れる」など伝えていたせいか理系クラスの認知度も高く、最終的には数学の先生たちまで放課後の補習のことをバビロン補習と呼ぶようになり、長期休みの数学ドリルには「バビロン補習にもよく耐えました」みたいな事が裏表紙に書かれていた覚えがあります。後輩たちがこの補習をやってたかどうかは知らないので、この言葉が伝聞されたかどうかは今となってはもうわからないです。

蒸しパン

「バビロンに行くから遅れる」のスケールのデカさ。

 

バビロン2

高校で「バビロン」と密かに呼ばれていた世界史の先生がいました。10年以上その学校にいる上に前の学校にいた時からバビロンと呼ばれていたらしく、名前の由来はもう誰も知らないという……。

ちなみにその先生が行う世界史の放課後補習は「バビロン補習」(バビロン捕囚)と呼ばれていました。

えこまる

 同じ学校かと思ったけど科目が違う。バビロンは遍在する。

 

カフェラテ

中学の頃、社会科の先生が「フランスのくしゃみはアチョームって言う。なんか洒落てる」「日本でもくしゃみの時カフェラテとか言えばお洒落なくしゃみになるのでは?」という謎の発言(うろ覚え)をしたため、くしゃみの後にカフェラテと言うことが流行。

くしゃみをした本人がカフェラテを言ってなければ周りが言っていた。
誰も笑わなくなってもみんな律儀にくしゃみにカフェラテをつけていた。なんだったんだろう。

頭の中がマンゴー

「ヘックション! カフェラテ」

 

じめん

机の上でも床の上でもなんでも「じめん」という友達がいて、その子が机の上に水をこぼした時などに「じめん汚れた!」と言い、その度に爆笑していました。

める

 ギリギリ伝わる感がかわいい。

 

君だよ。

中学生の頃、友達のKちゃんとイオンモールの中のアジア系輸入雑貨のお店に入った時、フェルトを丸めて作られた小さなマグネットを見つけました。手のひらサイズでころんとしたゆるすぎるフォルムと、くすんだ緑、ベージュ、青で構成されたそれが何なのか全く見当が付かず、しかしよく見れば耳や足のような突起があるような、申し訳程度にある小さな黒い点は目のような感じで、「ねずみ?」「豚?」「猪?」と議論を重ね、そもそも生き物かもわからないので「緑のとこが森で、ベージュが砂浜、青が海かも」「じゃあこの黒い点は一体……」と頭を悩ませて、結局店員さんに聞いてみることにしましたが、店員さんもよくわからないとのことでした。

もやもやしていたところに不意にKちゃんが「……これは、言うなれば君だ。」と言いました。見る者によって正解が違う、これは言わば見た人の心の鏡なのだという着地に無理矢理落ち着けようとしたのです。 私たちはなんだかそのマグネットがいたく気に入ってしまって、お揃いで購入することにしました。
そしてイオンのフードコートでマグネットを取り出し、

私「これ、なんだと思う?」
Kちゃん「うーん、わかんない。なんなの?」
私「あのね、言うなればこれは、君だよ。」

と言って笑い合いました。 それからしばらく、私たちの間では「言うなればこれは、君だよ。」と言う台詞がブームになりました。

情緒不安定

 輸入雑貨屋に売ってる「君」

 

強い仲間意識や友情が生んだタイプの内輪ネタ
『ハイコンテクスト型』

飲食店でお冷がでてきたら、なるべく誰も見ていないタイミングで一気飲みし「水が…消えた…」と皆に伝える。当然誰も信じないが、それでもあたかも水が忽然と消えたようにシラを切り続ける。

これを5,6回繰り返すので食べ物が来る前に腹がパンッパンになる。

 読みながら「馬鹿じゃないの」って言っちゃった。

 

お城

とある有名なお城のある街の高校に通っていました。 高校の教室からは常にそのお城の天守閣が見えており、ずっと「ああお城だな」と思っていたのですが、ある日突然「教室からずっと時代劇みたいなお城が見えているシュールさ」に気付いてしまい、その日からお城が面白くてたまらなくなってしまいました。
私が爆笑しながら面白さを説明すると仲の良かった友達も「よく考えたら確かに面白い」と賛同し始め、ピークの頃は休み時間のたびにお城を見てみんなで爆笑したり(私は腹筋が痙攣して涙が出るほど笑っていました)(ここだけの話ですが笑すぎて一度軽く失禁しました)、授業中にこっそり「城」とだけ書いたメモをまわして相手が笑いを堪える様を楽しむなどエスカレートしていきました。 とにかく当時は城の全てが面白く、国宝である事や昔殿様が住んでいたこと、市営の動物園が併設されているので城の敷地内にライオンやゾウなどが暮らしているという事実など、何もかもが爆笑のタネになっていました。

そしてついにはこのウルトラオモロの総本山である城に行こうという事になり、ある放課後にお城に行って、中には入れませんでしたが、みんなでお城のお土産屋さんでお城の絵の焼印が押されたまんじゅうを買ってきて翌日クラスメイトに振る舞いました。
その辺りで気が済み始め、私たちの城ブームは数日間で静かに終わりを迎えました。

今もまだこの街に住んでいるのでお城は頻繁に見ていますが、一体何がそんなに面白かったのかもうわかりません。 あれはなんだったんだろうなとたまに思い出します。

城まんじゅう

 言われてみたら面白い気がしてきてなんだか怖くなってきた。

 

殺る(やる)

私が小学生時代に描いた3人の殺し屋が主人公の厨二漫画に出てきた、「もし俺が裏切ったらどうする?」「殺る(やる)(ダサいジャケットを羽織りながら言う)」という下りに自分でツボってしまい、友人に布教していました。
会話中思い出したように「なあ…もし俺が裏切ったらどうする?」と聞き、聞かれた方は「殺る」と答えればいいのですが、セリフやジャケットのダサさと小学生当時の絵柄を思い出して答えられないくらい笑ってしまいます。というか、「なあ…」と言われた時点で笑ってしまい成立しません。
学生じゃなくなった今でもなおやっています。

まひる

 めちゃめちゃ読みたいな……。

 

セコイヤチョコレート

学生の頃、ルール違反や卑怯な手を使った相手に対して「それはセコイヤチョコレート下痢マヨ味じゃん」と咎めるのが一時期流行っていました。

冬至

 下痢で十分最低なのにマヨをつけることでより最低になっている。

 

手話

小学生の頃、回る遊び(その場でただただ回るだけ)が流行っていたのですが、それとは別に友達とオリジナルの手話を作るブームがありましてここで紹介します。

(俺)両手の人差し指で自分の頬を3回つく→「〇〇くん」
(友達)同じく両手人差し指で自らの頬を3回つく→「大作くん」
(俺)両指で自分の鼻を3回つく→「何して遊ぶ?」
(友達)自分の頬に指でうずまきを描く→「回って遊ぼう」

このやりとりをした後僕らは笑ってその場でぐるぐる回っていました。 おそらく1ヶ月ともたなったブームでしたが強烈に覚えている思い出です。

大作

 オリジナルの手話を作ってまでこっそり伝えることが「その場でただ回るだけ」というのが最高。

 

踊る

特に何もしてない時に誰かが「踊る?」と切り出し、そこからその場にいる数人が「踊りか~…」「踊るのはちょっとな」「うーん…」「踊るんは無理かも」「今はやめとこうよ」と次々に口ごもる。最終的にその場の誰かが食い気味に言う「いや踊ろう」の一言を皮切りにして一斉に踊り出すノリがあった

アプリーケョシン

 そもそも「踊る?」って提案なんなんだよ。

 

ファッションショー

服飾の専門学校時代、教室の端のロッカーに何か取りに行き戻ってくる時に通路をランウェイに見立ててめちゃくちゃイキりながら真顔でファッションショーみたいなウォーキングをして席に戻ってくるのが一年以上流行りました。

途中からポーズをキメつつチンパンジーみたいに前歯を剥き出しにするのも流行ったんですが、文章にすると本当にわけわかんないですね。

小松

 良い……分野ならではのノリだ……。

 

さかなーっ!!!!

中学時代、なにか問われた時の答えに「さかなーっ!!!!」というのが流行りました。

事の発端は、修学旅行のときにサービスエリアで買った「なぞなぞ100」でした。 最初の方こそ車内でまじめになぞなぞを解きながら過ごしていたのですが、いつからか「いかに答えから遠いことを言えるか」みたいなノリに変わっていきました。

「僕の周りには空気がある。では、きみのまわりにはなにがある?(答え:しろみ)」などの問題に「友達…」と言ってみたりしながらふざけていたのですが、あるときに「パンはパンでも…」の時点で食い気味に「さかなーっ!!!!」と答えた奴がいました。

そのスピード感と、答えにならなさが全員のツボに入り、それから全問に対して食い気味に「さかなーっ!!!!」としか答えずに修学旅行は終わりました。 その後も学校で会うたびに「今何時?」「さかなーっ!!!!」など、疑問に対してのすべての答えがそれになり、汎用性の高さからか大流行しました。

しかし、ふざけすぎて授業で当てられたときにやってしまった奴がとんでもなく怒られたのをきっかけに流行は収束。

いまでは、飲み会の時に思い出しては「さかなーっ!!!!」と叫んでいるくらいです。

隙間にしらたき

 誕生から終焉までがこれぞ内輪ネタって感じで美しい。

 

よりどころ

高校時代の仲間で一人「必ずロッテリアに寄って帰る」という奴がいたせいで、ロッテリアを「よりどころ」と呼ぶようになった。
「今日もよりどころ行くんでしょ」とか「よりどころの新商品どう?」とか。
それだけならいいけど、倫理の先生がよく使う言葉だったので 授業中「この思想は信者の心のよりどころとなったのです…」とか神妙に言われるたび私達だけ下を向いて肩を震わせ笑いをこらえるのがキツかった

マクド派

 よりどころの絶品チーズバーガー美味いよな。

 

もはや完全に意味がわからない
『意味不明型』

威嚇

高校であった体育の時間の話。バドミントン中に転んだ人間が出たときに(テンションが異様に高く、皆すぐすっ転んでいた)一斉にそいつを囲んで足踏みして威嚇していた。

みりたり

 転ぶわ威嚇されるわで踏んだり蹴ったり。

 

どすパイ

小学生の頃、誰かが「どすこい!」と叫んだら「パイナポ〜(裏声)」と答えるどすこいパイナポ〜(パイナップル)がめちゃくちゃ流行りました。
レスポンスがよく裏声が綺麗なは「どすパイ達人」と呼ばれみんなの憧れの的でした。

スッパッパ

 全然意味がわからないんだけど憧れちゃうな。どすパイ達人。

 

辱め

体育の卓球で負けた者が赤ちゃんのおしめを替えるときのように足を抑えられひっくり返されケツが丸出しになり、それを「辱め」と呼んで喜んでいました。

田村ぽあぽあ

 喜んでいたの?

 

アインシュタイン牙突

学校の掃除の時間や帰り道などに、ほうきや傘など棒状のものを使って、目をガン開き舌を出してアインシュタインのモノマネをしながら『るろうに剣心』斎藤一の必殺技『牙突』をする『アインシュタイン牙突』

無記名

 これで笑いすぎて3分間くらい編集の手が止まりました。

 

ルルブッセ!

中学校に一緒に通っていた友人と、「ルルブッセ!ルルブッセ!」という掛け声とともに線路脇の柵を蹴って楽しんでいた。

ジャカルタ

 全部意味がわからないけど楽しかったなら何よりです。

 

ブヒ

「フゴフゴ」と鼻を鳴らしながら、相手の下腹部のあたりを目掛けて、自分の頭頂部をぐりぐりとドリルのようにひたすら押しつけ続ける。

頃合いを見て顔を上げ、何か重大な気付きをしたかの如き表情で「もしかして俺の前世、ブヒだったかも知れない」と相手に伝え、また上の行為を繰り返す。

ブヒが一体何なのか誰にも分からないし、終わるきっかけが存在しない迷惑な絡み。

ぱぷ

 前世がブヒだったとしてもやめてくれ。

 

ふざげんなよ

仲間内のLINEグループで誰かが1人抜けるたびに「エッチだってしたのにふざげんなよ」と言う(エッチはしていない)

無記名

 なんて雑な濡れ衣なんだ。

 

バナナ

女子校時代、制服のスカートを頭の上で包むように持ち上げた後、バナナ〜と言いながらおろすのが流行ってました。めちゃくちゃ笑ってたけど、今思うと本当に意味が分かりません。

ぺこぺこ

 人生一度はバナナになりきってみたくなる時があるのかもしれない。

 

詰まる

中学の時の教室移動で 3人で横並びに歩き、教室の扉の前付近で、 「あぁ、これは詰まるぞ、、」と言うがそのまま横並びで歩いていき、 「ああぁっ!あーー!」と扉に詰まる遊びをしていました。

あーへー

 みんなわかっていたのに防げない事故ってあるよな。

 

エアロ

私と妹の間にだけあった内輪ネタ。
私がその辺に生えている雑草を振り回しながら「エアロ!エアロ!!エアロ!!!エアロ!!!!」と叫んでぐるぐると妹を追い回す。今思うとエアロが何かも、何で雑草持っていたのかもよく分からないが、家の中でも庭でも公園でもとにかくよくやっていたし私も妹爆笑していた。

しばた

 狐憑きの正体って案外こういう理由のない奇行なんじゃないかという気がしてきたな。

 

ホットコーヒー

自分の内輪ネタではないが、大学生の時、大学の近くを歩いていると前からやってきた女子中学生の集団が

「でもホットコーヒー発明したの私だからね」
「あーそれあったね!」
「ホットコーヒー」
「「ほっとこー(全員)」」(その後爆笑)

という会話をしていた

やん

 萌え四コマの世界に住んでるのか?

 

ちゅ〜る

食事中に誰かが「ちゅ〜るちゅ〜るちゃおちゅ〜る」って歌い出したら、それ以外の人は歌が止まるまでガッツいてご飯を食べないとダメみたいなの。

パワー

 過酷。

 

 以上、二回目だった。他人の内輪ネタなんて本当に全然わからない話なのになんか面白い。なんなんでしょう。

 皆さんもこれを読んで「そういえばうちも内輪ネタがあったばい」と何か思い出したらぜひこのフォームから教えて欲しい。記事がウケたらまた紹介するかもしれない。