こんにちは、山口むつおです。
最近はNintendo Switchが予約開始になったり、バイオ7が鬼ほど怖いと話題だったり、スマホ版ファイヤーエムブレムがリリースされたりとメジャーなゲームメーカーからホットなリリースが相次いでおり、にわかにゲーム業界が熱いですね!
そんな折、ツイッターのTLで「Strange Telephoneってゲームが面白い」という投稿をチラホラ見かけるようになりました。
#StrangeTelephone のクリア後感想。
素晴らしいドット絵。モーションも細かく、美しい。それらを観ているだけでも満足感が。脱出ゲーなんだけど、ゲームをしているという感覚より不思議な世界を漂ってる感覚の方が強くて、心地いいです。ゆめにっき好きな人は買うべし! pic.twitter.com/2O2281TkXF— バストラ/Ke-ta (@basutora) 2017年1月28日
iOS版Strange Telephoneを自力真エンディングクリア!昔のディア・ハンター感というか手当たり次第に電話をかけて異世界を彷徨う感からパズルのピースがはまり始めてポンポン解決してくフェイズへの展開がすごい楽しかった。 #StrangeTelephone pic.twitter.com/v6H5TDJZSw
— IDA-10 (@IDA_10) 2017年1月28日
おおお、ありがとうございます!!でもごめんなさい、この画像くらい自分にレイアウトさせてって思ったよ…笑 #StrangeTelephone pic.twitter.com/AKGyoD6Ckn
— yuta (@yyuta342) 2017年2月3日
ほう…2Dのグラフィックになんだか不思議な雰囲気…。
あ!そういえば以前にインディーゲームの祭典「Indie stream fes 2016」に取材に行った時にお会いしたyuta氏が作ったゲームでした。ドット絵のゲームを作っていると聞いていたけど、とうとう完成したのかぁ〜。
というわけでこの「Strange Telephone」、いったい何ゲーなのかもよくわからぬままプレイしてみました。
実際にやってみます
いきなり惹きつけられたのはタイトル画面…ゲームキッズにはたまらない2Dのドット絵&アニメーションに8bitサウンド!よく見てみると、ブラウン管の走査線の処理までなされています。
ゲームの説明はこれだけ!「電話番号の共有を推奨」ってなんだ。
するといきなりゲームがスタートします。他の説明は一切ナシ!
できるアクションは「電話をかける」ことだけみたいです。どの番号に…というヒントは現時点でないので、適当な番号にかけてみます。
すると、よくわからない世界にワープしました。ん?ん?んんん???
なんかグジャグジャ〜!ってなってるやつを調べてみるも「何もわからない」という、今の僕とまったく同じ感想が表示されました。仕方ないので、電話を切ってまた元の場所に戻ることに。
プレイ経過から10分。いったいどうすればいいのかわからず電話をかけていた私ですが、そもそものスタート時点でランタンをとるの忘れてました。灯台下暗し。
みなさんもゲームが始まったら、まずそこから少し左を調べましょう。じゃないと何も進みません。
うわぁ、あっかる〜〜〜い
改めて電話をかけ、変な世界を回っていく中で「鉈(なた)」をゲット!
また適当に電話をかけ、やってきたのはススキが生えている世界。
ススキがメインかと思ってたら、竹のほうが重要みたいでした。どうやらまだ成長してないみたい。でもこの竹、成長したら鉈で刈り取れると思うんだよな〜。
…と、この時点で「あ、このゲームは脱出ゲーだな」という事に気づきました。電話をかけ、アイテムをゲットし、そしてまた別の世界へ行き、手に入れたアイテムで何かが起こる……というのを繰り返してこの世界から脱出する、というのが目的なんですね。
たぶん(これは完全に予想だけど)、この竹は何か別のアイテムを持ってくれば成長して、そこではじめて鉈で刈り取れるような気がします。早く鉈を振るいたい。
他にも、人っぽいヤツがいる場所や……
癒し系の墓や……
なんか鎌を持った怖い人がこっちに近づいてくる場所など、電話番号をかけて接続できる世界はいろいろあります。
最初の説明で「電話番号の共有推奨」という意味は、1人で総当りしていると数が多すぎるから(全部で300万通りくらいある)、ネットを駆使してみんなで電話番号を教えあったらいいよね!という事かと。
実際、ツイッターで「strange telephone」と検索すると、結構な数の人たちがこのゲームについてつぶやいていて、そこで「こんな世界に行けた」という番号の情報を手に入れることができたりします。ネタバレもちょっと怖くはあるんだけど。
あ、さっきのやつに殺されてしまった。
Oh………
というわけでStrange Telephone。
電話をかける→奇妙な世界に接続するという事を繰り返し、アイテムをゲットしたりうまく使ったりしてこの世界から脱出するという、作業としては結構単純なゲームです。そこに「電話をかける」という不確定要素が加わっているのが特徴ですね。まだエンディングには辿り着けてないのですが、要領がわかってからグイグイ面白くなってきました。どんなエンディングになるのか全然予想つかねぇ!
あと余談なんですけど、作者のyuta氏のWEBサイトを見てみると、このゲームが完成に至るまでの開発の経緯を垣間見ることができます。
開発中は全然違う方向性のドット絵だったみたい。絶対今のほうがいいよね〜!作り直すの大変だったろうな……。
あとSUZURIというオリジナルTシャツが作れるサービス上で、Strange TelephoneのオリジナルTシャツも売ってるみたいです。ファンになっちゃった人はこっちもチェックしてみてもいいかも。
それでは!
Strange Telephone(¥480)