Steamでやったおもろゲームを紹介している者です。

6/27(金)AM3時から、2025年のSteamサマーセールが開催されますおっ始まりまくります春からこの時期にかけてまた細々とゲームをプレイしていたので、僭越ながらご紹介したいと思います。セールで何を買うか迷った際にはご参考にしてみてください。

ちなみにここで紹介しているゲームは私がプレイしたものであり、全てがセールの対象になってるとは限りません。その点ご了承ください。

 

【紹介してるゲー】
・The First Berserker: Khazan
・Clair Obscur: Expedition 33
・KARMA: The Dark World
・バイオニックベイ
・Another Crab’s Treasure
・Ambidextro
・PARALLEL RIFT
・Haneda Girl
・スペルトナエル
・FINAL FANTASY VII REMAKE INTERGRADE

 

 

ぜひやって欲しい神ゲー四天王

The First Berserker: Khazan

大将軍カザンは狂竜の討伐で英雄として称えられるかと思いきや反逆者に仕立て上げられ、両手の神経をぶち切られて雪山に追放されてしまう。怒りを燃やしていると冥界からやってきたブレードファントムと出会い、その圧倒的なパワーを借りながら自分を陥れた何者かに復讐するため長い旅に出る高難度アクションゲー。「アラド戦記」を舞台としたハードコアなアクションで、アラド戦記のことは全然知らなかったんですけどただならぬ雰囲気があったので予約までして買いました。久々に「エルデンリング」のようなめちゃ強ボスをひぃひぃ言いながら倒すあの感覚が味わえて最高!

オープンワールドではなくステージ制となっており、さらにハック・アンド・スラッシュ要素もあるためその強い強いボスを何度も周回して良き装備を集めていく必要があるのがポイント。装備を整えてキャラクターが強くなっていくのと同時に、「あ〜無理。絶対倒せね〜」と嘆きながら立ち向かった強大なボスをいつしかパリィしまくりで楽勝でぶっ倒せるように自分自身も上手くなっていく感覚が良かったです。グラフィックもかなり力が入っていて、アニメかと見間違えそうな3Dキャラクター造形が一見の価値あり。

内容もかなりゴッツリ盛りだくさん。70時間ぐらいかけてようやくエンディングが見れる程度のボリューム感(合計で3周ぐらいは味がする)。結局100時間やっちゃいました。かなりおすすめしたいです。

【ゲーム情報】
The First Berserker: Khazan
開発:Neople
ジャンル:ハック・アンド・スラッシュ、ソウルライク
クリア時間の目安:70時間
プラットフォーム: PlayStation 5、 Xbox Series X/S、Microsoft Windows
オススメ度:★★★★★

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NEXON Korea Corporation
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Clair Obscur: Expedition 33

謎の存在「ペイントレス」が、1年に1回「100」から「0」に向かって数字を書き、数字に該当する年齢の人が跡形もなく消えてしまう最悪な世の中。「34」が書かれた年、第33遠征隊に任命されたギュスターヴ達がペイントレスの悪夢を終わらせるために旅に出る。一体ペイントレスとは何なのか…?

フランス発、日本のRPGに影響を受けたターン制コマンドバトルRPG。散々いろんなところで言われてますが、面白すぎ。ゲーム・オブ・ザ・イヤー2025ノミネート待ったなし。Steamの圧倒的好評も頷ける完成度。

この引きつけられる謎すぎる設定!プロローグの段階で一気に引き込んでくれるシナリオの妙!全ての場所でスクショを取りたくなってしまう抜かりのない独自の美しいグラフィック!ターン制コマンドバトルにクイックタイムイベントをミックスさせた独自の戦闘システム!などなど、全てが高水準な仕上がりになっており、様子見せずに発売日に買ってよかった…という気持ちになりました。特にACT1のクライマックスはかなりビックリしてしまい、椅子にもたれてたのに「えっ!?」と前のめりになってしまいました。

クイックタイムイベントでいうと、パリィと回避がかなり戦闘の肝になっているものの、最初は「これパリィむずすぎません!!?!?ねえ!?あ、もしかしてそのうち『パリィのタイミングがわかりやすくなるスキル』とかあるんでしょ…ね?さすがにさすがに…」という感じだったのですが、どこかのタイミングでパリィのタイミングがすべて「視える」ようになり、最終的にはもう全部パリィじゃなきゃ無理な体になってしまうというバランスも絶妙でした(最近のアプデでパリィのタイミングがかなり緩和されたらしいですが)。結論、やらなもったいないぐらいオススメです。

【ゲーム情報】
Clair Obscur: Expedition 33
開発:Sandfall Interactive
ジャンル:ターン制RPG、ファンタジー
クリア時間の目安:50時間
プラットフォーム: PlayStation 5、 Xbox Series X/S、Microsoft Windows
オススメ度:★★★★★

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Kepler Interactive
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KARMA: The Dark World

巨大企業に全てが徹底的に監視されたいわゆる「ディストピア」な1984年の架空の東ドイツ。「リヴァイアサン」の思想局の調査官ダニエルは、とある事件を調査するために「ブレインダイブ」を駆使して容疑者の脳内記憶に入り込み、犯罪証拠を調査して真実を解き明かしていく…なサスペンスゲー。

発表された時点から「おもろそっ」と注目していたのですが、案の定おもろかったです。序盤から謎を呼ぶ展開ながら、しっかりとしたストーリーに熱々の最新グラフィックにアーティスティックなビジュアルなど、こちらもまた高水準。ディストピアの描写もかなり秀逸で、ハンコをついて疲れたら謎の薬を飲まされるというシーンもえげつなさ爆発でした。デビット・リンチ、小島秀夫、ハイデガーの哲学などの影響も見られるので、このあたりのジャンルが好きな人は是非…。ストーリー重視なので5〜6時間でクリアできますよ。

【ゲーム情報】
KARMA: The Dark World
開発:POLLARD STUDIO LLC
ジャンル:ウォーキングシミュレーター、精神的恐怖
クリア時間の目安:6時間
プラットフォーム: PlayStation5、Nintendo Switch、Microsoft Windows、Xbox Series X/S
オススメ度:★★★★★

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PM Studios
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バイオニックベイ

科学者が変な物質を研究していたら未知の惑星に飛ばされ、時間を制御したり重力を変換させたりしながら突き進んでいくパズルアクションゲー。

これはかなり面白いです!!ストーリーはあってないようなもので、めちゃくちゃ身体能力が向上した科学者のおじさんが飛んだり跳ねたりしつつ、「時間を遅くする」、「オブジェクトと自分の位置を瞬時に入れ替える」、「オブジェクトをパンチでぶっ飛ばす」、「ステージの向きをゴリッと90°変える」などのわくわくするようなギミックが盛り込まれたステージを解いて走りまくるストロングスタイルなパズルでした。パズルの楽しさは「LIMBO」や「INSIDE」っぽさがあったり、世界観は10年以上前のアプリゲー「バッドランド」のような雰囲気もあってとっつきやすさがすごいです。

さらに、オンラインモードでは操作キャラのおじさんの見た目をカスタマイズして、世界中のプレイヤーとタイムアタックができるというあってもなくてもいいようなやりこみ要素もあります。クリアするだけでも精一杯なのでタイムを競う気分にはならなかったのですが、全てのギミックを覚えて一気に駆け抜けたらさぞ気持ちいいだろうな…とは思いました。

【ゲーム情報】
バイオニックベイ
開発:Psychoflow Studio, Mureena Oy
ジャンル:アクション、パズル
クリア時間の目安:7時間
プラットフォーム: PlayStation5、Microsoft Windows
オススメ度:★★★★★

 

 

これも良さがありますね…なご陽気ゲーム

Ambidextro

身体が縦半分に裂かれてしまったおじいさん魔法使いを、右スティックと左スティックで同時に操作して出会わせてあげる、頭がおかしくなる100ステージマラソンパズルゲー。

これは人間の未知の可能性が引き上げられる、脳トレにもなる神ゲーとなっています。動画を見たら一瞬で理解できると思いますが、制限時間内に離れた地点にいる魔法使いを出会わせる。それだけ。でも左手と別々の行動を同時に取る必要があり、それが頭を狂わせてくれます。最初は両手で全く別の作業をするという行為がとにかく難しいですが、覚えて覚えて、死んで死んでを果てしなく繰り返すと、やっと1ステージクリアできます。これが100ステージ。いま40ステージぐらいまで行きました。私自身が死ぬまでにクリアしたいものです。

私は果てしない死を繰り返したあと、「メトロノームのように一定のリズムの中で両手の動きをパッケージ化して進んでいく」という技法を思いつきました。それでも脳がついていきませんが…。誰か体験してください。安いし。ちなみにタイトルの「Ambidextro」はスペイン語で「両利き」という意味らしいです。アンビデクストロになりて〜〜〜〜。

【ゲーム情報】
Ambidextro
開発:Majorariatto
ジャンル:アクション、パズル、
プラットフォーム:Microsoft Windows、 macOS
オススメ度:★★★★★

 

 

Another Crab’s Treasure

貝殻を奪われたとあるヤドカリくんが、海に落ちてる空き缶やコップなどを背中に装備してめちゃくちゃ強い敵を倒していく、世にも珍しいヤドカリのソウルライクゲー。ヤドカリ版エルデンリングかい!と思ってしまう、ゴリゴリの高難度アクションが熱いです。

めちゃくちゃ強いボス、回数制限のある回復薬、セーブポイントでレベルアップ、死ぬとその地点に経験値を全て落とす…などなど、システムはフロム・ソフトウェアのソウルライクそのまま。ただ、ヤドカリくんという特性を活かして、道端に落ちているヤドになりそうなもの(ペットボトルの蓋、空き缶など)を装備することでヤド固有のスキルが使える&防御力が上がるというオリジナリティもあります。そのヤドももちろん耐久性があって壊れると丸裸になってしまうので急いで替えを探さないといけない…という駆け引きも重要。もちろんパリィやフックショットなどのよくあるギミックも完備。

かわいいキャラクターに気を取られてプレイすると一気にそのハードコアさに驚いてしまう異色さが良い!骨太アクションをやりたい方は是非!日本語翻訳に関しては分からなくはないが何か変だな〜という甘い部分が多いので、有志が作成した日本語改善MODを入れるとストーリーに没入できるので推奨です。

【ゲーム情報】
Another Crab’s Treasure
開発:Aggro Crab
ジャンル:ソウルライク、高難度アクション
プラットフォーム:Nintendo Switch、PS5、Xbox One、Microsoft Windows、 Xbox Series X/S
オススメ度:★★★★☆

 

 

PARALLEL RIFT

3次元空間における座標軸を表す、X軸(左右)、Y軸(上下)、Z軸(奥行き)を超越した謎の異次元方向「W軸」を行き来して、部屋の奥のゴールを目指す小粒のパズルゲー。

かつての名作パズル「SUPERLIMINAL」のような初見のインパクトが強い面白さがあります。2つの部屋がW軸でつながっており、W軸を移動すると何も無かった空間に階段などのオブジェクトが出現します。そしてその移動を微妙に調節させることで、不思議な空間を生み出しゴールにたどり着ける…というオリジナリティあふれるシステム。

また、普通にゴールすることも出来ますが、一見取れなさそうな場所に置かれたトロフィーを取ってからクリアすることで難易度が上がり、達成感も倍になります。試行錯誤を繰り返しながらも、ふと「W軸って何なんだ…」という気持ちもわいてきます。W軸は、誰にも分からない…。

【ゲーム情報】
PARALLEL RIFT
開発:UnderDoor
ジャンル:パズル
プラットフォーム: Microsoft Windows
オススメ度:★★★★☆

 

 

Haneda Girl

ゲーム「ハネダガール」の凄腕プレイヤーの女の子が、実際にゲームの中に入り込んでリアルな戦闘に身を投じていく、高難度シューティングアクションゲー。

スペインのゲーム制作スタジオStudioKobaの新作。数年前にプレイした「ナリタボーイ」がかなり好きで以前のゲーム紹介記事でもご紹介したのが御縁となりゲーム自体をプレゼントしていただきました。前作「ナリタボーイ」からの新作「ハネダガール」…成田と羽田…日本好きですね!

ナリタボーイとは精神的につながっていながらもかなり別ゲーとなっており、「ステージ内の全ての敵を倒してからゴール地点に到着する」というのが基本のクリア条件。様々なギミックをかいくぐっていかに効率的に敵を撃破できるかがポイントとなっています。キャラクターはハネダガール単体だと一撃で死ぬものの素早く動き回ってからの斬撃が得意で、相棒ロボットM.O.T.H.E.Rに乗り込むとスピードを犠牲にして耐久性と爆撃で敵をなぎ倒すことが出来ます。この相反する2つのキャラクターを使い分けてハイスコアをマークできたときの気持ちよさはなかなか味わえない良さがあります。

ストアページに書かれた「🎮ゲームフィールは “CELESTE” 💥破壊の爽快感は “BROFORCE” ⚔️斬撃の鋭さは “KATANA ZERO” 💀死にざまは “HOTLINE MIAMI”」というワードにピンと来たら是非手にとってみてください…(私はCELESTEしか知らないのですが、確かにCELESTEらしさは感じられました)。

【ゲーム情報】
Haneda Girl
開発: Studio Koba
ジャンル: アクション、シューティング、死にゲー
プラットフォーム:Microsoft Windows
オススメ度:★★★★☆

 

 

スペルトナエル

呪文を上手く唱えて敵を撃破し、稼いだお金で新たな魔術書を買い…を繰り返して相棒の魔法使い「ツー」を20日間生き延びさせるデッキ構築型ローグライクゲー。

以前私が信頼しているゲームライターさんが激プッシュしてたので320円という安さもあってやってみました。バトル画面に50音のカタカナが表示されており、ポインタとなる自機を動かして自分が覚えている呪文のカタカナを集めれば呪文が発動するというのが基本的な戦闘システム。「パンチ」の呪文だったら「パ」と「ン」と「チ」を集める…という感じですね。ただ、右から敵の攻撃が飛んでくるので上手く避ける必要もあるのもオリジナリティに溢れてます。かなりありそうで無かった設定ですよね。

私はまだ始めたばっかりなのでまだまだ触り程度しかプレイできていないのですが、呪文のシナジーを高めるためにどの呪文を取捨選択していくか頭を悩ませるのがプレイしていくごとに楽しくなっていくはずです。そして、敵を倒していくごとに魔法使い「ツー」にまつわるお話が断片的に解き明かされていき、それがまたムムッ!?と引き込んでくれる要素もあり、これも目が離せない!ちょくちょくプレイして深淵にたどり着きたいと思います。詳しくはオススメ人のブログがわかりやすいです。

【ゲーム情報】
スペルトナエル
開発: おまど
ジャンル: デッキ構築ローグライク
プラットフォーム:Microsoft Windows
オススメ度:★★★★☆

 

 

3作目に備えて、そろそろやったゲー

FINAL FANTASY VII REMAKE INTERGRADE

みんな知ってるFF7のリメイク。

2027年に3部作の完結編が出るらしく、まだまだ先だけどとりあえず1作目をやっておきました。一周目から強くてニューゲームで始められたり、イベントムービーが2倍速まで早送りできたりと、とにかく「これはサッと消化してREBIRTHやって!」という制作側の気遣いが感じられましたよね。ストーリーに関しては、なんか終盤から原作からなんか全然違う方向に行っちゃって、「ここからどうなるの!?」っていうワクワクがかなり強まる結末になってREBIRTH待ったなし!といったところでした(REBIRTHクリアした人たち、全然私のSNSで言わないでいてくれてありがとう)。REBIRTHはすでに購入してるんですが、3作目がまだまだ先すぎるのでもうちょっと寝かせておきたいと思います、絶対忘れちゃうから。

それにしても、グラフィックすげすぎるだろ…原作の流れをそのままにかなり深く深く掘り下げて感情移入もしやすかったです。エアリス、死なないでくれ…(そういう展開もある…?いや、言わないでね…)。

【ゲーム情報】
FINAL FANTASY VII REMAKE INTERGRADE
開発:スクウェア・エニックス
ジャンル: RPG
クリア時間の目安:20時間
プラットフォーム:PlayStation 5、Microsoft Windows、Nintendo Switch 2、Xbox Series X/S
オススメ度:★★★★★

created by Rinker
スクウェア・エニックス
¥4,318 (2025/07/12 11:04:32時点 Amazon調べ-詳細)

 

 

おまけ

Steamとは関係ないんですが、ゲームに関連してこれだけは言わせてください。Switch2、任天堂主催の第3回抽選でゲットしました。やった〜!

マリカーもやってますが、全てのコースがシームレスにつながってる構成がとにかく素晴らしくて、ずっとやっちゃいますね。4歳娘も50cc・オートアクセル・オートアイテムの補助があれば全然普通に走れるので一緒に楽しくプレイしています。

ただ、フリーランについては、各地に散らばるPスイッチミッションとかの収集要素の報酬がステッカーだけっていうの、集めがい無くないか!?地域ごとの収集物の合計数と達成率も見えてほしいんですが…!?と思い始めています。この要素はもっと楽しめるようにしてほしいですね。追加コンテンツのアップデートもあるといいよな〜。いや、その前にみんなが等しく本体を入手できるようになってほしい…。

 

 

さいなら

というわけで今回も色々紹介させていただきました。

それではまた、オータムセールでお会いしましょう…。