アイドルマスターというゲームの存在は知っていたが、これまで一度もプレイしたことはなかった。
昨年発売された『アイドルマスター ステラステージ』が正統派アイマスの新作だと聞き、この機会にやってみることにした。
これはそのプレイの様子を記録した日記である。
岸壁の脾臓育成日記
だいぶ日記に間が空いてしまった。
アイマスのプレイ配信はだいたい毎週の火曜日夜に2時間くらいやっているので、もうプレイ自体はだいぶ先まで進んでいる。時系列順に出来事を追っていってもキリがないので、ここからはプレイしながら思った雑感を短く書くスタイルに切り替えよう。
菊地真について
最初にプロデュースすることになったアイドル、菊地真。
特に際立った理由もなく選んだのだが、プレイすればするほど、このチョイスは間違っていなかったと強く感じるようになった。キャラクターの味わいが深い。
菊地真はボーイッシュなアイドルなのだが、本人はカワいい系の路線に憧れている。しかし、求められている路線がカッコいい系であることは承知していて、それをイヤがっているわけでもない。でも、いつかは……という展望を抱えて活動しているのだ。
くっ……実存……人間味……リアリティ……
アイドルというのは自分を客体として消費させる商売だが、それゆえアイドル本人はその構図を俯瞰できてはいけない、という風潮がある気がする。
そういう状況のもとで、菊地真は自分がどう消費されているかを常に意識し、葛藤している人間なのではないか。
女の子らしいカワイイ路線を望みながらも一人称を「ボク」から変えない矛盾に現実味を感じる。
ライバル登場
ゲームを進めていたら、ライバル事務所・961プロダクションのアイドル、詩花(しいか)と出会った。清楚・透明・可憐を揃えたソロアイドルで人当たりもよく、めちゃくちゃ良い子だ。手に鳥がとまっていたので雑菌は繁殖しているかもしれない。
しかし、詩花が所属する961プロの社長がやばい。「どうしたらこんなに憎たらしくなれるの?」と疑問に思う剣幕で挑発してくる。ネットでスクリーンショットが拡散されてネタ画像化されるタイプの人間だ。「アイドルってのは孤独なもんなんだよォ!!」みたいなことを力説していたが、どこで培ったアイドル観なんだよ。
謎のグラビア撮影
ライブ以外に「資金営業」というのがあって、ゲームの進行を有利にするためのミニゲーム的なイベントなのだが、これがよくわからない。
今回は菊地真が雑誌のグラビア撮影の仕事をすることになった。
そしたら、唐突に「手帳の上でサイコロを転がしてギャラを決める」という謎ミニゲームが発生した。コントローラーの傾きが手帳の角度と連動していて、やけに難しい。
微妙な結果になって、写真も3枚しか使ってもらえなかった。落ち込む菊地真。いや、キミのせいじゃないから! 気にしないでもいいって! かといって自分のせいなのか? なんだこれ? 誰のせいなんだこの状況。
ファンレター
ライブ後に、全く同じ筆跡のファンレターをもらえる。あと、たまにクッキーなどを貰える。食べるとパラメータが上昇するらしい。
パラメータが上昇するクッキーをアイドルに差し入れるな。怖い。
(続く)
☆恐山の「アイドルマスター ステラステージ実況」は、毎週火曜19時からTwitchで放送中です。
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