
こう、今にも恋するんだかどうだかという人間がいたとして

それをキューピッドが完璧なエイムで狙っているとしても

なんか横からヌッと出てきたタンクに阻止されたりすることが人生ではよくある。

こんな感じでキューピッドが人間を仕留め損ねた時の話。みんなが
『危ね〜! もうちょっとで恋するところだったぜ!!』
と思った時の話を集めて眺めるという記事だぜ。
毎回恋バナ未満の話を応募してくれた皆様ありがとうございました。全部は紹介できないことをご了承ください。
以下いつものコピペなのですがこれだけ守ってください。
・「ただし顔が良いやつに限る」等それに類することを思ったとしても言ってはいけない。そういう話はしてないし、身も蓋もないので。
・「これはキモいだろ」と思っても言ってはいけない。自分が恋しかけた話をネットの知らんやつにキモいと言われたら悲しいので。
約束できたら行きましょう。

何気ない言葉とか、行動とか。
中1の夏ごろ、あまりにも日差しが眩しすぎて駐輪場から昇降口への道を片目を閉じるようにしながら歩いていたら、すれ違った名前も知らない初対面の先輩(女性)にめっちゃいい笑顔でウインクをキメられたときは流石に危なかった。
多分その後会う機会があったら恋してたと思う。
佃煮
多分ウインクされたと思ったかららウインクで返したんだろうけど、そうだとしても知らないやつに咄嗟にウインクで返せるのは素敵すぎる。
中学時代の話です。経緯は忘れたのですが、バレー部の友達に私の眼鏡を見せてほしいと言われて渡してあげました。(特に意味はなく眼鏡をかけてなかった子なので興味があっただけだと思います。)
満足したのか「返すね」と言われて、なぜか手渡しではなく直接私の顔に掛けて返してくれました。同性の子だったのですが、経験がないタイプの接触だったため今でもときどき思い出します。
無記名
他人にメガネかけられるの妙にドキドキするのわかるな。めちゃめちゃ目見られるし、なんか恐る恐るだし。あと「バレー部の友達」みたいなエピソードのディティールが細かさが良い。
小学生の時によく隣の席になる男の子がいました。
ある日私が迷路が書いてある柄の靴下を履いて学校に行った時に友達が可愛い靴下だねと褒めてくれたのが嬉しくてみんなに見せて回っていました。
席について隣に座っていた男の子にも見せたところ「この迷路本当に解けるの?」と聞かれたのでやってみてもいいよと足を差し出しました。
するとその男の子は少し恥ずかしそうに顔を背けいや、いいよと断ってきて私はその表情や女子の足に触れることに恥じらいがある彼にかなりぐっときてしまいました。
彼のことは今でもタイプじゃないしクラスでモテていたため彼と仲の良い私が女子から嫉妬され軽くいじめられていたので恋には落ちませんでした。恋するところだったエピソードを思い返してこれを1番最初に思い出したということはそういうことなのかなと思います。
ねぎチャン
最高。「あ、今こいつ自分に対して何かを意識したな」って瞬間めちゃめちゃいい。
大学の行事関係で、あまり話したことがない友達の友達と買い出しでドン・キホーテに行って、「え、すごーい!ドン・キホーテって初めて来た!」と無邪気に言っているのを見た時。
自分でも何が刺さったのかは分かりませんが、その時のキラキラした瞳と柔らかな表情を含め、今になってもたまに思い返すほど印象に残っています。
わたしもドンキが初めてだったでその時は共感の方が強かった
なんか良い。たしかに初めて行った時「こんな雑然とした店があるんだ」みたいな感動あったな。
高校生の時、恋愛に興味がないオタク女子の友達といつも通りワイワイガヤガヤ話してたんですが、頭にゴミみたいな何かがついていたのでそれをふと見ると「何?ウチなんか見ても色気ないぞ〜?」と言ってきました。ふと「異性」を感じてめっちゃドキドキした。
ワタゲビト
エックスで流れてくる1ページ漫画みたいな良さ(ポジティブな意味で)。多分異性であることなんか意識しない関係だったんだろうけど「そういえば異性か」となった時のなんともいえない感じ。
卒業シーズンの頃、帰宅部で後輩に知り合いが1人もいない中、なんとなく三年生への応援メッセージ的な物を読んでいた。
大体「三年生のみなさんへ」「三年生へ」とかそんな感じで応援が始まる。
しかし彼は「諸君へ」というすごいキャラの濃い呼びかけを我々に向けた
年上に諸君っていいのか?とかここでそういうことしていいんだ…とか色々思うことはあるがとにかく顔も苗字もわからないその諸君ボーイは私のタイプにめちゃくちゃぶっ刺さり、もはや応援メッセージは読めずにその「諸君へ」という文字だけを凝視して
多幸感とときめきを胸に帰宅したすっごい恋しそうだったが、「諸君へ」と書いただけで知らん年上に片想いされるのはさすがにかわいそすぎるのでこの想いは墓まで持っていく所存です
あがががががわ
どんなやつだか顔を見てやろうとなっていても面白かったけど、これはここでとどめておいたからこそ輝くエピソードな気もするぜ。
小6〜中3くらいまで、仲のいいオタク女子がいました。その子とは家も近所で、かつ塾も一緒だったため、学校や塾の帰り道で最近のアニメとかの話をしながら帰ってたりしました。
中3のある日、体育館で長めの会(たぶん全校集会?)があって、話に興味もないから気がついたら途中から眠ってました。
ふと目が覚めると、自分の体育館シューズの靴ひもの、左右の足合わせて4本の靴ひものうち3本を使ってすっごくキレイに三つ編みにされてました。
隣を見ると、その女子がにやにやしながら小首をかしげてこっちを見ていました。寝てる間に予想外かつ器用なイタズラをされて、小首をかしげた顔にかなりドキドキしましたが、当時の自分は「別に恋愛とか女子とか興味ねぇし」と逆張りを貫いていたため、自分の本心にも逆張りの楔を打ち込んで恋には落ちませんでした。
父親同士も仲がよかった
イタズラの塩梅が良すぎる。可愛い。日常生活での逆張りって多くの場合ただ機会損失するだけなのでみんなも逆張りはほどほどにしような! 創作とかではありだけど!
高校3年の夏、私が窓際の席にいた時に右隣だった男子の話です。
午後の授業、昼食後だったせいか、彼はうとうとしていました。すると突然ビクッとして、その拍子に机をガタン!と大きく鳴らしてしまったのです。音に驚いて彼を見ると、彼は机に軽く突っ伏して、窓側(つまり私側)に顔を向け、赤面しはにかんだ笑顔を浮かべていました。
あどけないその表情を見ているのは、窓側にいる私だけ。私にむけた表情では無かったと思います。恥ずかしかったから、人が少ない窓側を向いただけ。
しかし私しか見ていないという特別感と、表情の可愛らしさにグッと来てしまいました。当時付き合っていた彼氏がいたので恋には落ちませんでしたが、彼氏より、あの彼のはにかんだ表情を思い出している時にのむ酒の方が、なぜかうまいです。
bita一門
最後の一文があまりにも名文。
塾で英語の授業での話です。
先生がseeとwatchの違いの話をし、その際にseeとは何かの実演をしました。
黒板の前に出てきて私たちの邪魔をし、勝手に視界に入ってくるからこれはseeだよね〜という話だったのですが、その際に「もしもこれで僕をwatchしてる人がいるのであれば…その人は随分と物好きですね」
と笑いながら仰っていて、なぜかその言葉が私の胸に突き刺さり、とてもドキドキしばらく授業に集中できませんでした。
その塾は映像授業だったので恋には落ちませんでした。
光校生
最高。エピソード読むだけでも十分良いなと思うのでたしかに映像じゃなくて直だったらえらいことになってるかもしれない。
私が学生の頃、掃除の時間にクラスの男の子とペアでゴミを集めたことがあった。
その日、かなりのゴミが集まりだいぶ重かったのだが、ペアの男の子は持つ様子なし。代わりに「重そ〜頑張れっ頑張れっ」と言ってきた。
普通にゴミが重くてイライラがギリ勝ったので恋には落ちなかったが、何かが歪んだ気がした。
有記名
エピソード読むだけだと100%なんだこの男はとなるので、体験した本人にしかわからない強めの何かがここにあったんだろうな〜というのがわかって良いですね。顔とか表情とか言い方とか声とか何かが凄かったんだろうな。
小学3年生くらいの時、よく話してた男の子とお互いの名前をどれだけ早く書けるかという勝負をしていました。
彼の名前は画数が多かったので焦って書いていたのですが、相手の方をふと見ると、隣で速記文字の一覧表(自作の手書き)を見ながら私の名前を書いていました。
一覧表をわざわざ作ってきた周到さと、全く読めない黒板の文字と、勝った!という満面の笑みがすごく刺さりました。
いまも元気だといいな。
これ以降なんか変だと感じる人が刺さるようになった
まず「お互いの名前をどれだけ早く書けるか勝負」をする関係ってのが良い。その時点でかなり良い。本当に勝負に勝ちたかっただけなんだろうけど、こっちの名前に対してめちゃめちゃ手間暇かけてるってポイントもなんか嬉しくなってしまうな。

ナ月



オモコロ編集部







