両方で水が一位じゃないですか?
すみません。意味が分かりませんよね。
ちょっと慌てていたもので。
深呼吸して。
よし、大丈夫です。
私達が飲み物を飲むときって、二種類の理由があると思うんです。
一つは、喉が渇いたりして、必要に駆られて飲むとき。
もう一つは、楽しみとして飲むとき。
仮に、「必要部門」と「娯楽部門」としましょうか。
この二部門!
なんと総なめにしてる飲み物があったんですよ。
発表しましょう…。
必要部門、一位…水!
そして、娯楽部門、一位…水!!!
両方で水が一位じゃないですか?
解説しましょう。なんでそうなったのかを。
まず、必要部門です。
結局、喉の渇きを潤すってなったら、水になっちゃうんです。
もちろん、色々な飲み物がありますよ。世の中には。
でも、水以外が全然水に勝てないんですよ。
まずは、コーラやファンタのような炭酸系が名乗りを上げます。
確かに、その場は爽快感に包まれます。
ただ、時間が経ったときに、最初よりも喉が渇いていたという状況に陥ってしまう。
残念!
続いて、ビールや日本酒といったアルコール類が台頭しますが、これも同じです。
最終的に喉が渇いてしまう。
そうやっていったときに、水の機能性が見事に浮き彫りになるんです。
潤うこと潤うこと。
決勝戦は、水と麦茶でした。
それでも、5本先取だとして、麦茶が2本しか取れませんでしたからね。
あのガブガブ飲むでお馴染みの麦茶が。
嘘みたいですよね?
ならば、味のエンターテイメントで勝負だとなるわけですよ。
ピルクルやら、ライフガードやらは。
娯楽部門に賭けるしかないと。
記録より記憶だと。
ウコンの力もダメ元でエントリーするんです。
最初は味のある飲み物がリードしていましたよ。
なんせ、頭のいい人たちが日々おいしくなるように工夫して作っているんですからね。
でも、1ヶ月、1年と毎日飲み続けるのは難しかったのです。
飽きてしまう。
そうなると、飲んでいた人々はどこへ向かったか。
なんと、原点である水に回帰していったんです。
「味がしない」という理由で水を離れたにも関わらず、最後には「味がしないのがいい」と水を選んだんです。
頭がおっつかないかもしれませんが、とにかくそうなったんです。
で、娯楽部門でも水が優勝です。
小岩井のぶどうにも勝ったの?と思われるでしょうが、小岩井のぶどうにも勝ちました。
おいおい、無敵じゃないか。
いや、待てよ?
そういえば、ありましたね。
唯一対抗できる飲み物が。
こいつを呼び出せば、水の天下も長くは持つまい。
いでよ!!!!
なっちゃんオレンジ!!!!!
普通に完敗しました。