こんにちは、ARuFaです。

 

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突然ですが皆さん、動物はお好きですか? お好きですよね?

 

 

 

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とっても可愛く、愛くるしい姿で私たち人間を癒してくれる動物たち。

 

ペットショップや動物園、猫カフェなどなど、今や我々人間は動物たちにメロメロと言っても過言ではないでしょう。

 

 

……しかしその一方、動物達は私たち「人間」に対して、そこまで興味を抱いているようには思えないのは僕だけでしょうか。

 

 

 

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そこで先日、試しに近くの猫カフェで猫を撫でてきたのですが……

 

 

 

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完全なる「無」の顔をされたので、これはもう人間に興味が無いと見て間違いないでしょう。

 

人間はこんなにも動物のことを愛しているのに、動物は人間に対して興味がない……これってとても悲しくないですか?

 

 

 

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…そこで、なぜ動物が人間に興味を示さないのかを考えてみたところ、どうやらその原因は、『人間が大き過ぎるから』という仮説が浮上しました。

 

 

わかりやすく図で説明致しますと……

 

 

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こんな感じで、巨大な物ってほんの一部しか視界に入らないんですよね。これなら興味が湧きにくくて当然です。

 

……だとすれば、我々人間も対象の動物と同じサイズにまで小さくなれば、動物から好かれることは可能なのではないでしょうか?

 

そこで今回は、『小さい自分』を作って動物から好かれてみたいと思います。

 

 

 

まずは『小さい自分』を製作する

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さあ、そんなわけで早速、体長8cmほどの『小さい自分』を作ってみました。

 

皆様におかれましては、突然目の前に小人の裸体が現れたせいでファンシーな露出狂に遭遇した気分かと思われますが、一応これの作り方もご紹介させていただきますね。

 

 

 

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まず、『小さい自分』の元となる様々なポーズの写真を撮影します。

 

今回は勤務先のオフィスでこの撮影をしましたが、この行為にはデメリットしかなったので皆さんは自宅で撮影すると良いでしょう。

 

 

 

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ちなみにこの時、写真のポーズはできるだけ多い方がいいので、思い切って色々なポーズをしてみましょう。

 

 

 

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これは、「オムツを卒業できて自慢げな赤ちゃんのポーズ」です。

 

 

 

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……そしてポーズの素材が集まったら、今度はその写真をプリンターで印刷して、

 

 

 

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透明なプラスチック板に貼りつけて、余分な部分をハサミで切り取ったら……

 

 

 

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あああああああああ

 

写真のようにプラスチック板で足場を作れば自立させることもできますし、ポーズによってはあえて寝かせておくのもいいでしょう。

 

 

 

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では、ここからは実際にこの『小さい自分』を使えば動物から好かれるのかどうかを検証してみたいと思います。

 

果たして動物たちは小さくなった僕に興味を持ち、好意を抱いてくれるようになるのでしょうか?

 

 

 

ハトには好かれるのか?

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さあ、そんな訳で公園にやってきました。

 

まず最初は、こちらの動物に好かれるのかを検証してみたいと思います。

 

 

 

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ハトです。

 

「公園に大量発生しているザコ」でお馴染みのハトなら人にも慣れているでしょうし、人間を好いてくれる可能性は十分にあります。

 

普段見慣れているハトですが、実際に触ったことは無いので、この検証をきっかけにして実際に触れ合えると最高ですね。

 

 

 

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…さて、そう思いながら公園内をブラついていると、チョコモナカジャンボを食べているおばあさんに大量のハトが群がっているのを発見しました。

 

寒空の下でチョコモナカジャンボを食べるおばあさんのストイックさは置いておいて、早速ハト達の近くに『小さい自分』を置いて反応を観察したいと思います。

 

 

 

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なお、今回は「オムツを卒業できて自慢げな赤ちゃんのポーズ」をチョイス。

 

果たしてハトは小さくなった僕に興味を持ってくれるのか? そしてオムツを卒業できたことを褒めてくれるのか!?

 

 

 

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というわけで、早速カメラを構えながら様子を観察していると……

 

 

 

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…ん?

 

 

 

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あれっ…?

 

 

 

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メッチャ見てない?

 

何ということでしょう、予想以上に見てます。裸の僕にハトが興味津々なのです。

 

 

 

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こちらのハトも、すれ違いざまに僕の姿に釘付け

 

やはりターゲットの動物に適した大きさになれば、動物も人間に興味を持ってくれるのかもしれませんね。

 

 

 

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……しかし、しばらく観察を続けていると、ハト達の様子がおかしいことに気付きました。

 

そう、ご覧いただくとわかると思うのですが、小さい僕の周りに続々とハトが集まってきているのです。

 

最初は「好かれ始めたのか?」とも思いましたが、どうやらそういう様子でもなく、むしろ不穏な空気すら感じます。

 

 

 

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そして、ついには囲まれてしまいました。

 

ただただ無言で微動だにせず、ジッと僕を見つめるハトたち。 何? 何か始まるの?

 

 

 

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……いや、何なのその顔。え? 怒ってる? これ、もしかして怒ってるの? 怒ってない? これ絶対怒ってるよね?

 

 

 

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あああああああ

 

一斉に翼でブン殴られました。やっぱり怒っていたようです。

 

どのタイミングで彼等を怒らせたのかは不明ですが、よくよく考えるとこんな格好をしている奴は人間界でも怒られるので当然の結果なのかもしれません。

 

「ブリーフ姿の小さい自分がハトに襲われる様子」という悪い夢のような光景を目の当たりにしてしまいましたが、翼でブン殴られたことで文字通りの「ふれあい」ができたことは良かったです。

 

 

 

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とはいえ、願わくばもっとフレンドリーに接してほしかったので、次の動物に期待しましょう。

 

 

 

 

コイからは好かれるのか?

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さて、ハトからはメチャクチャに怒られた僕ですが、次は場所を移動して大きめの池にやってきました。

 

そんな僕が、次に好かれようと思っている動物はこちらです。

 

 

 

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コイです。

 

「池の中の暇人」というイメージしかないコイですが、こんな無気力の塊に模様を付けたような動物から好かれることができれば、この検証の信憑性も上がるというものです。

 

 

……とはいえ、コイは意外と警戒心が強いらしく、僕が池に近付くと「スッ…」とどこかへ消えてしまいました。

 

 

 

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しかしご安心を。そこで登場するのが「小さい自分(ぶら下がりver)」です。

 

必死の形相で糸にしがみつき、今にも落ちそうな小さき人間を見たら、ついつい助けてあげたくなってしまうもの……

 

となれば、コイだって僕のことを心配して近寄ってきてくれるのではないか、という寸法です。

 

 

 

 

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……さあ、そうと決まれば、早速小さい自分を池に垂らしてみましょう。

 

現在は池に僕が近付いたことでコイの姿は全く確認できませんが、はたしてコイは現れてくれるのでしょうか……?

 

 

 

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来た。思いのほか早いタイミングで来た。

 

 

 

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「え、怖い怖い」

 

小さい僕を水面にチラつかせた瞬間、濁った池の底から音も無く姿を現した大量のコイ。

 

そのあまりの反応の良さと、自分に魚が群がっているというシチュエーションに恐怖を感じざるを得ません。

 

しかし、それ以上に驚くべきことは……

 

 

 

 

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見てる。

 

 

 

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すっごい見てる。

 

 

 

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本当すっごい見てる

 

そう、先程のハトよりもじっくりと、そして至近距離で僕の姿を観察しているのです。

 

その様子は、先ほど僕を警戒していた時とは違い、まるで本当に僕のことを心配しているかのようでもあります。

 

 

 

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こちらのコイも、裸で吊るされている僕のことを心配しているのか、ゆっくりと近付いて来てくれました。

 

 

 

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いやぁ、まさかコイがこんなにも人間のことを大切に想ってくれているとは思いませんでした。感動的です。

 

もしかしたら、人と動物は本当に気持ちを通じ合わせることができるのかもしれませんね。

 

 

 

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……ん?

 

 

 

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えっ?

 

 

 

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食われた。正確に言うとギリギリ食われなかったけど絶対に食おうとしてた。ふざけんなよ。

 

 

 

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そして、突然の出来事に唖然とする僕。

 

先ほど僕を観察していたコイ達も、僕を心配していた訳ではなく食べようとしていたのだと思うと、背筋が凍るような気持ちです。

 

確かに僕は「動物から好かれたい」とは言いましたが、そこに食欲が絡むと話が変わってくるので、別の動物でラストチャレンジしてみたいと思います。

 

 

 

野良猫からは好かれるのか?

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さあ、そんな訳で最後は、冒頭で僕に一切興味を持たなかった「猫」にアタックしてみたいと思います。

 

とはいえ、今回のターゲットは猫カフェの猫ではなく野良猫』

 

温かい部屋でぬくぬくしているだけの室内猫ではなく、野生に身を置き本能を研ぎ澄ましている野良猫ならではの方法で気を惹きたいと思います。

 

 

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その方法はいたってシンプルです。

 

まずは「小さい自分(ランニングver)」を取り付けて街を散策し、

 

 

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野良猫を見つけたら……

 

 

 

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このように、全力疾走して小さい自分を引っ張るだけ!

 

すると猫には「ものを追う」という狩猟本能があるため……

 

 

 

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と、小さい自分を追いかけてくれるのです。

 

そしてその瞬間を写真に収めれば、まるで自分が巨大な野良猫に追いかけられているかのような写真が撮ることができるため、猫好きとしてはこれ以上に嬉しいことはないでしょう。

 

 

 

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あっ! 野良猫だ!!

 

 

 

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ぴゅーん

 

 

 

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ああああああああ

 

 

 

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あ! 野良猫!!

 

 

 

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ぴゅーん

 

 

 

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ddsss

 

 

 

neko6

 

ああああああ

 

 

終わりです。

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……いかがでしたでしょうか。

 

今回は動物に好かれたくて自分を小さくしたわけですが、その結果、好かれはしないが興味を惹くことはできるということがわかりました。

 

この方法なら普段見慣れている動物の別の一面を見ることができますので、皆さんも自分を小さくしてみてはいかがでしょうか?

 

 

僕はブリーフ姿の自分を猫に追いかけさせている時に、中学の頃の同級生と遭遇した上に無視されたのでもう寝ます。

 

 

さようなら。

 

 

 

 

 

 

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