一旦落ちてから冷めた。

 

小学校の修学旅行、空港をぞろぞろと歩いているときにA君が「僕は一度も虫歯になったことがない」と言っていて、本人の色白さと京都っぽい顔と相まって、「なんだか高貴な人なんだ…」と憧れました。

クラスで飼っていたグッピーの水槽に手を突っ込んでいたのを目撃してから、ただの嫌なやつになりました。

ダッシュ

 嫌だな……。

 

小1の時の話。一緒に掃除をしていた男の子が鉛筆の削りカスを見せてくれた。よく見るとなんかのキャラクターの顔部分が残っている。「これ見つけたんだ!二人の宝物にしよう!」今考えるとただのゴミだが、当時は輝いて見えた。優しくて、かっこよくて、素敵な人だったが、傘を畳まずに傘立てに立てて先生に怒られていたので、今で言う蛙化した。

無記名

 傘を畳まずに傘立てに立てて怒られるって現象のバカバカしさがかなり小1で素晴らしいです。

 

 中学生の頃の話だったと思います。

 わたしの母校は、名札を学校内で一括管理しているというちょっと特徴的な学校で、下校時に教室の管理スペースに返却し、登校時に自主的に着用するという制度がありました。おそらくは、家に持ち帰って紛失するのを防ぐための仕組みだったと思うのですが、これが微妙に面倒臭く、忘れて帰り怒られるとかいうこともしばしば。

 そんな中で、みんなの名札を自主的に回収してくれる女子がいました。とても快活な子で、どこまでも根暗な二次元厨ワイとはかけ離れた位置にいる存在でした。

 ある日、委員会の仕事で遅れてしまい、教室に戻ってきたところ、彼女がいたのです。彼女は、おつかれーと言いながら何のためらいもなくトコトコと近付いてきて、わたしの胸元から名札を取り外しました。まばゆい夕焼けを背景に「〇〇(わたしの名前)の名札、ゲットだぜ!」と言われたときは、本気で好きになりそうでした。

 その後、彼女がめちゃくちゃネットストーキングしていると知った瞬間、冷めました。そのうえで、この名札返却制度、もしかしたら誰かの青春を彩った神制度かもしれないと少しの希望も抱いている社畜この頃です。

いつもいつでも上手くいくなんて保証はどこにもないんだぜ

 ネトストが発覚したあたりの話めちゃめちゃ興味ある。

 

仲良くしていた同級生が私のことを好きだという噂を耳にし、それまでは意識したこと無かったのに彼にドキドキするようになりました。
「一人称が”私”の男の人ってなんかカッコイイよね」と私が言った翌日から一人称を私に変えてきたりする可愛い人でした。

ですが彼の友人にユダがいて「去年の夏から好きだったらしい」「夏祭り誘おうとしてるよ」「卒業式の後告白するって!」など逐一私に内通してきてユダ諸共鬱陶しくなってしまい冷めました。

ビキニアーマー

 やめよう!! 過度なネタバレ!!

 

 とにかくなんかよかった。

 

中学3年生の時、同じクラスの目立たない男子2人と、どういう流れか忘れたけどカラオケに行くことになった。

カラオケルームという小さな閉鎖空間の中、片方の男子からユリの花のような甘い香りが放たれていることに気づき、かなりぐらっときた。
身なりに気を遣うタイプでは無かった為、何の香りだったのかは今でも分からない。

選曲が完全に下ネタ(デッドボールPさんの『Japanese Ninja No.1』)だったのでギリ踏みとどまりました。

あおい

 でも順番が逆でJapanese Ninja No.1を歌ってるやつからユリの花の香りがしてきたら好感度がとんでもないことになっていたのではないでしょうか。

 

以前、職場での出来事。

紙幣が新札発行で切り替わった。
総務部の人たちが、新旧の紙幣を並べて話をしてるのがたまたま耳に入った。
私より2つ年下の女性が「あっ」と何かに気付いた。
「千円札は、髪型が変わっただけですね!」

……それを聞いた瞬間、私の心に鐘が鳴り響いた。
わけのわからない歓喜と、低姿勢で突進し彼女にタックルを仕掛けたい衝動に駆られた。
こんな感情(歓び)は初めてだった。
こんな子と結婚したら毎日幸せなのでは、とすら思った。
まあ、いろいろ疲れてたのかも知れない。

さて、彼女がどの札の話をしてたかわかるかな?

2つ年上の女性

 全然意味がわからないし共感も全くできないけどとにかく嬉しそうなので掲載しました。

 

登校でスクールバスに乗っていて、ふと後ろの座席を振り返った時、たまたまいたクラスメイトの長い髪が窓から差し込む朝日に煌めいて、その時の物憂げな表情も全てが綺麗で
一瞬だったけどめっちゃ見惚れました。見惚れて息が止まるとか本当に初めてでした。

その時の彼があまりにも神々しい光景で浮き世離れしすぎて、あとに残ったのは恋心じゃなくて信仰心でした。
その時彼がスマホで見てたのが飼い猫の写真じゃなくてソシャゲの画面とかだったら確実に恋してたと思います。

ロン毛の男子とか好き

 猫ちゃんの写真よりソシャゲの方が好感度高いの意外。

 

中学の頃、隣の席になってそこそこ話すようになった女子がいました。修学旅行の際も同じ班だったので、一緒に昼食の定食を食べたのですが、その時「食べきれないから〇〇君残り食べてくれない?」と頼まれた時はだいぶ動揺しました。

他にも人はいるのに何故わざわざ自分に…?とちょっとときめきましたが、単に私が自分の分を既に完食してたから頼んだだけだろうと思い、結局その女子が残した分も食べ切りました。

チャズピーク

 必要とされるって素敵。

 

相手は中学の頃の同級生。性格は絵に描いたようなスポーツ系女子で、異性とも距離感が近く、色白だったこともあって正直かなりタイプだった。

特別仲がいいわけではなかったが、ある時「今日スパッツ履いて来てるんだよね」と言って制服のスカートをめくって見せて来た事があった。

女子に無関心なスタンスをとっていたせいで「別に見たくねーよ」と言ってしまいそれ以上発展することはなかったが、素直に似合うと伝える事ができたなら、あの瞬間から始まる青春があったかもしれない。ずっと後悔している。

無記名

 まってください。これの正解って「似合う」なんですか?

 

高一の夏のこと。

クラスメイトの数人でカラオケに行ったとき、ある肌の白い女子が徐に靴を脱いでソファに立ち、椎名林檎さんの「キラーチューン」を原キーで熱唱しているのを見て「良すぎる」と思った。

全然他に好きな人がいたので落ちなかったものの、そうでなければ危なかった。

つむぎ

 大変シンプルで良いエピソード。ソファに立ってというのがかなり大きい。

 

僕が小6の時に女友達の弁当のアルミホイルでふざけて作ったアルミ玉を、彼女は中三になった今でもとっておいてくれていると知った時。驚きが勝ってギリ恋には至りませんでした。

チョコゴリラ

 最高。

 

浪速の地でのことです。
雑談中、
丁度よいオチを同僚が発っし、
尊敬していた上司がズッコケました。
全く同じタイミングで私もズッコケました。

まぁ、綺麗なダブルズッコケ。

ただ、あまりにもナニワ過ぎるなと

踏みとどまりました。

お紫蘇

「図書館で同じ本取ろうとして手が触れ合う」の大阪バージョンみたいな話でしょうか。

 

ヤギのような雰囲気の穏やかで可愛らしく私よりも身長が低い男友達にごつい脇毛が生えていて思わず恋しそうになりました。

夕陽が差し込む電車内でしばらく目が離せなかった

 これはもはや、詩だ。

 

 皆から教えていただいた「あっぶねえ〜! もうちょっとで恋するところだったぜ!」みたいな話、一旦終了です。いつか何食わぬ顔で復活するかもしれないけど。

 ありがとうございました。みんなも不用意に恋しないように気をつけて生きていきましょう。

 

 書籍版が出てるから20冊買ってください。1冊でも嬉しいです。

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今、集めているエピソード

・中学校で聞こえてきた印象的な言葉

・友達がやってるのを後ろから見ていたゲームの思い出

 この二つを集めています。なんかあったらよければご協力よろしくお願いいたします。注意書きはよく読んでね。記事にならなかったらごめんなさい。

 

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