寝んな!!!!

 

エントリーNo.4 ARuFa

続いての挑戦者はARuFa。

インターネットに浸かりすぎた結果、人に共感するための神経回路が焼き切れてしまった悲しきモンスターです。

市販のお菓子を組み合わせてるだけなのに何故か不気味な盆になってしまう彼は、今回どんな菓子盆を見せてくれるのでしょうか。

 

〜今大会に向けた意気込み〜
パーティーにぴったりな菓子盆を作りました。

 

 

●しみチョココーン(ギンビス)
●いかそうめん(サンコー)
●よっちゃん丸(よっちゃん食品工業)
●nutella & GO!(フェレロ)
●アンパンマンチョコレート(不二家)
●Jelly Octopus (Fini)
●サワーペーパーキャンディ グレープ(やおきん)
●ミニルマンド(ブルボン)
●モンナニグミ (SSB)
●バナナチョコ(meiji)
●コーヒーピーナッツ(株式会社いこい)
●TwitChui レモン(フロンティア物産)
●フリーズドライ キャンディ(ianihon)

 

パーティーの菓子盆なのでたくさんの来賓が来て盛り上がってる感じにしました。オモコロ20周年おめでとうございます。

 

長く続くコンテンツには一本の太い軸や信念がないと達成できないと思ったので、菓子盆にも太い芯のあるお菓子を置きました。

あと、イカそうめんをライブの金テープみたいに配置しました。

 

パーティということなのでカラフルで楽し気な雰囲気になるように工夫しました。

 

 

〜会場の反応〜

「なにこれ。素手で触っていいの?」

「来賓?が全員モノクロなのが不吉すぎる」

「結婚式と葬式が同じ会場で行われてるみたい。そして葬式が優勢」

 

〜会場の反応〜

「ラリったスプラッシュマウンテンじゃねえか」

「どうして食べ物だけで薬物の恐ろしさを表現できるのか不思議でならない」

「お菓子は悪くない。悪いのはARuFaを生んだインターネットだ」

 

強い毒性を持つ熱帯生物のような配色を前に、現場は騒然となりました。

ARuFaの菓子盆が出てくると、毎回、湿った岩をひっくり返したときと同じ声が上がるのがお決まりになっています。

審査員は、ここから何を読み取るのか!?

 

魔女の家のロボット掃除機の裏側かと思ったら菓子盆でした。

久々の挑戦ながら、その手腕はいささかも衰えず、むしろ絶好調といった印象を受けます。毎回新鮮な驚きを与えてくれる色彩感覚はARuFaさんならではの強みですね。

 

まず目を引くのは、盆から大きくはみ出している巨大な「しみチョココーン」です。こんなのどこに売ってるんだと思わせるような品をなぜか的確に見つけてくる嗅覚には素直に感心します。

その一方で、盆全体から立ち上る禍々しさもやはり健在で、何度見ても慣れることがありません。このままの調子で作っていくと、医学書に「カシボノフォビア(菓子盆恐怖症)」という症例ができると思います。表面を見ているはずなのになぜか「裏側」を覗いているような錯覚を覚えるのは不思議です。

 

もしこの盆がパーティー会場に並んでいたなら、私は「あ、もうこの場から出ることはできないんだ」と確信してしまうでしょう。祝宴のテーブルというよりも、何か儀式的な場の供物に近い雰囲気が漂っています。

総じて、菓子そのもの以上に「空気」を作り出す力を感じさせる盆でした。確証はないですが、しみチョココーンが向いている方向で何か悪いことが起こっていたのではないでしょうか?

 

ちなみに、ARuFaが「一本の太い軸」として配置した「しみチョココーン」を食べてみたのですが……

 

その軸を失った途端、今にも走り出しそうなフォルムに変形してて、なんかウケました。

次にこのケミカル・スーパーカーが現れるのは、あなたの街かもしれません。

 

 

エントリーNo.5 原宿

最後の挑戦者は、オモコロ編集長の原宿。

毎回得体のしれない菓子盆を提出しては、その都度、審査員に破門されている男です。破門されているのに、なんで毎回出場してんの?

とはいえ、最近はダウ90000蓮見さんのラジオにゲスト出演したり、集英社の音声レーベルでPodcastを配信するなど、編集長らしいマジメな活動も増えています。今や無茶なことができる立場ではないので、下手なことはしないと信じましょう。

 

久しぶりの菓子盆選手権、オモコロ20周年。このタイミングは、ついに「破門続き」だった自分が真正面から菓子盆に向き合い、優勝するときが来たのだと感じます。

 

お届けしましょう。これが、菓子盆道の集大成です。

 

いつになく真剣な面持ちの原宿。これは期待が持てますね。

オモコロ編集長の菓子盆をとくと御覧じろ!

いやこれ……

 

ビッグカツの三菱じゃねえか!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜会場の反応〜

「バカ」

「帰れ」

「いい加減にしろ」

 

 

その後、原宿は口を閉ざし、何も言わなくなってしまいました。一足先に黙秘権を行使しているのでしょうか?

我々には理解が及ばない菓子盆ですが、ダ・ヴィンチ・恐山の審査はいかに!?

 

 

 

 

 

破門です。

 

破門でした。

毎回こうなんだから、もう呼ぶほうが悪いと思います。

 

 

優勝者は……?

 

これですべての菓子盆が出揃いました! オモコロ20周年を祝うにふさわしい菓子盆は一体どの作品なのか……?!

審査員のダ・ヴィンチ・恐山から、優勝者を発表いたします!

 

今回の菓子盆選手権の優勝者は……

 

 

 

 

 

 

 

みくのしんさんです!

 

 

 

オモコロ20周年菓子盆の戦いを制したのは、初出場のみくのしん!

どのあたりが優勝の決め手だったのでしょうか? 審査員の総評を聞いてみましょう。

 

今回は「お祝いの場に出す菓子盆」というテーマでした。お祝いの席にお菓子を出すこと自体はごく自然な発想なので、一見すると簡易なお題に見えます。

しかし、いざ実際に菓子盆という形式で取り組んでみると、その難しさが浮かび上がってきたように思います。

 

菓子盆は、日常で親しまれるお菓子を制限の中でいかに楽しむかという器でした。そのため明確な「ハレ」であるお祝いの場との接続に苦心された方が多かったのではないでしょうか。

庶民的なお菓子の延長線上で工夫を凝らすのか、それとも高級菓子で華やかさを演出するのか──それぞれの試みをおもしろく堪能させていただきました。

 

そのなかで最も巧みにアプローチしていたのは、みくのしんさんの菓子盆だと思います。

庶民的な菓子で全体を構成しながらも、手作りの芋餅というアクセントを加えることで場に挑戦的な緊張感を生み出しており、非日常的な時間の奥行きを感じさせてくれました。

 

一方で、マンスーンさんや永田さんのような高級路線は、華やかさの一方で菓子盆全体が主役に飲み込まれる難しさがあり、そこに祝いの場における菓子盆が抱える課題も見えたと思います。

決して高級菓子が菓子盆に不向きというわけではありません。むしろ扱い方次第で大きな可能性を秘めています。今回はその難しさと奥行きを改めて感じさせる回でした。

 

しかしながら、すべての菓子盆は未来の盆の発展に寄与していると考えています。この作品を礎として、今後どのような盆が現れるのか、今から楽しみでなりません。

 

 

歴史ある老舗菓子盆や高級菓子盆を制し、みくのしんの生活感あふれる菓子盆が優勝を勝ち取る結果に!

「20周年パーティーにしてはカジュアルすぎるのでは?」という指摘もありましたが、まあオモコロの20周年なんて、普段着で祝うくらいでちょうどいいのかもしれませんね。

 

オモコロの恒例企画となっているこの菓子盆選手権。久しぶりの開催でしたが、相変わらず楽しかったので、また思い出した頃にやりたいと思います。

この記事をご覧の皆さんも、よかったらぜひお友だちとやってみてください。

「このあと、スタッフが美味しくいただきました」の時間がやけに充実するので、特番終わりのADさんみたいな気分になれますよ。

 

以上、菓子盆選手権でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

お前らはいいよな。家が乾いてんだから

 

これまでの菓子盆選手権