『ウルトラマン』を観る

観ましょう。『ウルトラマン』を。

 

観れば良いんですよ。

観れば、実際に「自慢のなんかで敵をうっている」シーンが見つかるはずです。

簡単な話です。

 


TSUBURAYA IMAGINATION 公式サイトより

 

幸いにも、1966年放映の初代『ウルトラマン』は、TSUBURAYA IMAGINATIONという動画サービスにて月550円で全話視聴することができます。

いわゆるウルトラシリーズのサブスクです。

観れちゃう!

(今さらですが、この記事は『ウルトラマン』の記事広告ではありません)

 

さっそく、登録しましょう。

 


TSUBURAYA IMAGINATION 公式サイトより

 

うわあああ!!

危ない!!!!!

 

ダメだ。あまりにも「地雷原」すぎる。

 

ウルトラマンに関する情報が、TSUBURAYA IMAGINATIONには充満している。

少しでも気を抜いたら、急に「自慢のェエッッオ」が飛び出してくる可能性が十分にある

 

『キミも、ウルトラマンと一緒に”自慢の血書けっしょ“で敵をやっつけよう!』

その瞬間、ゲームオーバーです。

 

薄目で慎重に、サブスク登録をしていきましょう。

 

ジャアァァーーーアーアアアァァン

 

始まった!

まあとりあえず、オープニングから観ていきますか。

既に何度も聴いている曲ですし、そろそろ原曲が懐かしくなる頃合いですし。

 

はいはい。

 

え?

 

え、ちょ、ちょっと待って!

 

停止!

一旦停止!!!

 

う~~~ん。

 

今、

 

聞こえた気がするなあ。

 

聞こえちゃったかも。

あ~まあ、言われてみたらそうか。そうなんだ。

 

「EッO」をやりすぎて、耳が成長してしまったのかもしれない。

 

とにかく、もう聞こえてしまった。結構ハッキリ聞こえた。

それに、多分それが正解だろうという直感もある。

つまり、聞き間違えている可能性もそこそこ薄い。

 

僕が聞こえた「正解」は、こちらです。

 

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!!ネタバレ注意!!

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※今までの記事の中に「正解」が登場しています。もう一度読み直したい方は1ページ目に戻ってください※

 

<1ページ目に戻る>

 

 

「ジェット」でした。

多分ね。でも絶対そうだと思う。

 

一度聞こえてしまったら、もう「そう」としか聞こえなくなった。

 

あの頃には、もう戻れない。

 

いやね、違うんです。

 

こんな終わり方は望んでいませんでした。

僕はここから、『ウルトラマン』を観ることで真相に迫りたかったのに。

 

悔しい。

悔しすぎる。

一瞬の気のゆるみが命取りで・・・・

 

 

 

 

待てよ。

 

「自慢のジェットで敵をうつ」って、何?

 

ウルトラマンの「ジェット」って、何?

 

これ?

 

こういうの?

 

なんか、ピンとこない。

まだスッキリしていない。

 

やはり、観ましょう。

 

僕が知らないだけで、ウルトラマンはジェットで戦っているのかもしれない(手段の「で」)。

真相は、きっと『ウルトラマン』本編の中にある。

 

『ウルトラマン』を本当に観る


TSUBURAYA IMAGINATION 公式サイトより

 

全39話、観ました。

 

いや。

 

『ウルトラマン』、面白すぎ。

観て良かった。

どうして今まで観ずにいられたんだろう。

TSUBURAYA IMAGINATION、ありがとう。

 

中身の話もしたいところですが、取り急ぎ「ジェット」について。

 

なるほど確かに、ウルトラマンはほぼ毎回、エフェクトこそないものの「キーン」って飛んできます。

ジェット感のある登場です。

 

キーンのままの勢いで

 

ドーンって怪獣を蹴りながら登場したり、

 

キーンのままの勢いで

 

チョーップしながらフレームインしたり。

 

確かに全体的にジェット感のある戦い方をしています。

この場合のジェットとは、ワザや武器のことではなく、「ジェット並みの速さ/威力で」くらいのニュアンスに思えます。

 

時には、スペシウム光線ではなく「水の噴射」をして、消火活動に当たることもありました。

これなんかめちゃくちゃ「ジェット」っぽいですよね。

自慢のジェット

 

別な話では、この水噴射でちゃんと敵を撃ったりもしています。

いや、厳密には「敵」じゃないんですが・・・これはぜひ観てほしい。
一度観ると、つい熱がこもってしまいますね。

 

しかし、本当にこれか?

 

これが、本当に自慢のジェットか?

どうにも腹落ちしません。

 

「ジェット」に注目して『ウルトラマン』を視聴したからなのか、ウルトラマンよりも明らかに気になる存在がいました。

 

それは、科学特捜隊(科特隊)です。

怪獣が現れたら、いつもためらいなく出撃して市民を守る、5人の少数精鋭チーム。

(ウルトラマンに変身する主人公「ハヤタ」も科特隊の一員で、ストーリーは基本的に科特隊の5人が軸になって進む)

 

そもそもウルトラマンの活動時間には限りがあるので、約25分の本編のうち大部分はウルトラマン以外のシーンなんですよね。

科特隊が勇気を出して敵に立ち向かったり、悩んだり、アイデアを出したり、仲間とケタケタ笑ったりするシーンこそが『ウルトラマン』なのかもしれない。

 

そんな科特隊に注目すると、むしろこっちの方が「ジェット」なんです。

 

ほぼ毎回のように、飛行機で敵のもとに駆け付けるのですが、

 

ボーーッ!!!

めっちゃジェットを出しながら出撃します。

(下方向にジェットを出して離陸するのカッコいい)

 

敵に対しても果敢に立ち向かい、

 

ケツにミサイルをぶっ刺して、

 

怪獣を空に打ち上げたりします。

(自慢のジェット飛行機で、敵を「打って」いる)

 

この戦闘機の名前は、

 

 

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僕の感想としては、『ウルトラマン』は科特隊の勇気と悩みの物語でした。

主人公のハヤタだけでなく、他の4人も全員キャラが立っていて、1人ひとりに感情移入できる何かがある。

 

そういえば、

 

冒頭のこの歌詞。

こんなの完全に「ウルトラマンの胸についてるマーク」のことだと思い込んでましたが、

 

これですね。科特隊のマークです。

たしかに「流星」だ。

あれほど「思い込みはダメだ」と自分に言い聞かせていたのに。

 

つまり、

「ウルトラマンの歌」の冒頭は、ウルトラマンではなく科特隊について歌っていたものだったということか。

(公式見解までは見つかりませんでしたが、そう考察している人が確かに実際多いです)

「ドラえもんのうた」と全く同じ構成ですね。

ドラえもんは、「助けてくれる特撮ヒーロー」の祖先だったということでしょうか?

 

 

 

皆さんもぜひ、何て言ってるかわからない歌詞について遠回りに調べてみてはいかがでしょうか?

 

 

 


TSUBURAYA IMAGINATION 公式サイトより

 

さて、僕はすっかりウルトラシリーズにハマってしまいました。

 

こうなったら、観るしかない。

 

ダンッ ダンッ ダンッ ダンッ

 

うおおお!

オープニングかっけー!!!

 

『ウルトラマン』の続きが観れる・・・・!

 

おおお!

 

おおお!!!!

 

 

え?

 

 

 

 

 

 

 

何て言ってたか、皆さんはわかりますか?

 

 

(おしまい)