こんにちは。めいと と申します。旅行が大好きです。

 

僕が旅行をする際の一つの楽しみとして「その地でしか体験出来ないものを感じ取る」ことがあります。観光地ではなく地元のコンビニやスーパー、リサイクルショップ等に行って、その地方限定であろう商品を眺めたりするのが好きでたまりません。

その地方にしかないチェーン店を巡るのも楽しいですが、普段行き慣れているチェーン店の限定メニューなどがあると聞いたら心が浮き立ってしまいます。

 

というわけで台湾に来ました。ニーハオ。漢字が多いぜ!

台湾にある日本のチェーン店では、台湾限定のメニューがあるらしいという噂を聞きつけてやってきました。果たして日本人の味覚にも合うメニューなのか。

普通に旅行としても楽しみたいので、胃袋の余剰を使って試せる範囲でチェーン店を巡ろうと思います。

 

初海外なので一応緊張しているのですが、フラッとその辺を歩いてみるだけでもセブンイレブンファミリーマートがそこら中にあるし、日本の飲食チェーン店もすぐ見つかる。異国の地で知ってる看板があると安心するなぁ。

僕は中国語や台湾華語などの読み書きは一切出来ない為、基本的には日本語と拙い英語、Google翻訳や根性を駆使しての旅になります。がんばるぞ!

※メニューの日本円表記は2024年11月頃のレートを基準にしています

サイゼリヤ

というわけでまずは『サイゼリヤ』に来ました。サイゼ大好き!「高いコスパでその名を知らしめているイタリアンファミリーレストラン」です。

店の色合いとしてはのイメージが強いけど、なんだか入口がシックなで格好良いな。

 

席に座ると見知ったメニュー表とカトラリーで安心しますが、日本と全然違うメニューが結構あるので楽しい。厚切りのステーキ白身魚のフライなんか目を引きますね。

 

台湾ビール 70元(約330円)

まずは「台湾ビール」を注文。紛うことなき台湾限定メニュー。旅行中なのでハッピーにやらせていただきます。てっきりジョッキかグラスかと思ったらで来た。600mlの一瓶で300円ちょいは流石に笑顔だね。

 

いつもありがとうございます

さっぱりしてて美味い!軽口でキレがあってグビグビ飲めてしまう。中国語を一切話せなくても「Taiwan Beer」という単語はどこでも通じるので助かっています。

 

引き続きメニューを見ていこう。右上に定番の「ミラノ風ドリア」が見えますが、その隣の「チキンドリア」を推しているっぽいな。サイゼリヤのチキンは美味しいので少し気になる。

あとチーズの撮り方、うまっ。

 

お酒に合いそうなものが食べたい。定番の「辛味チキン」「エスカルゴのオーブン焼き」はありますね。本当は気になるものを全て頼みたいところですが、胃の容量とかを考えると……

 

「ベーコンと芽キャベツ」はちょっと良すぎるな!芽キャベツ大好き!小さくて、可愛いから。
串焼きのお店とかであったら絶対頼むけど、意外と提供している店って少ないんですよね。

その上にある「焼きイカ」も気になる。あまりにもイカすぎるし。本当に切り身じゃなくて写真通りの一匹で来るのかな。決めた。この2つを注文しましょう。

 

スタバのカウンターみたいなおしゃれなドリンクバーを眺めながら提供を待ちます。

 

ベーコンと芽キャベツのガーリッククリームソース(意訳) 90元(約440円)

ゴロゴロだ。一皿でこんないっぱいの芽キャベツ食べたことないよ。日本にも欲しいメニューだぜ。

気になる味は……

 

芽キャベツの旨味…!

小さいのに旨味がギューッと詰まってて美味しい!ベーコンの塩気もあって、しかもガーリックの味付け。こりゃ酒が進むね。

濃い味付けの野菜が一番嬉しいんだから。量の食べ応えもあって、初っ端からお気に入りのメニューが見つかりました。

 

焼きイカ(意訳) 120元(約580円)

イカも来ました。ちょっとイカすぎる。漁港の街に来たのか?

いつもはハンバーグなどが乗った見慣れた鉄板にイカとポテトだけが提供されるの、バグみたいで笑ってしまう。

「イカとポテト」って字面としても光景としても面白い。

 

プリプリでうんめえ!シンプルな塩味だけど、イカ自体がかなり美味いのかも。柔らかいし。
ゲソでそれぞれ異なる触感も楽しめて、おつまみとして最高だ。ポテトは日本の味と一緒ですね。安心する。

 

そういえばもう終売になってしまったメニューで「真イカのパプリカソース」というメニューがあったんですが、あれ好きだったんですよね。まさかサイゼリヤでイカがまた食べれるとは。

 

でかいゲソ、LOVE

「イカ焼き」と聞いて連想するものが関東と関西で違うという話がありますが、自分は関西圏の人間なのでお祭りの屋台なんかでも見るのは「粉モン」の方のイカ焼きなんですよね。

こんな姿焼きのイカを食べる機会がそんなにないので結構嬉しい。

 

デザートも食べたい。お酒が好きな甘党という体型に負荷が多い嗜好を持っているので、腹部をあまり見ないようにして過ごす日々です。

日本のサイゼでは定番の「ティラミス クラシコ」「イタリアンプリン」がなく、チョコやフルーツを使ったデザートが多いですね。

 

「マンゴーパンナコッタ」なんてさっぱりしててお腹にも優しい。完全に良い。これにしよう。台湾のマンゴーは有名だし信頼が置けますね。

というか「手作甜點」って手作りの表記かな。冷凍ではない愛情スイーツってこと……?

 

マンゴーパンナコッタ 55元(約260円)

 

完璧に美味い……!

なんかかなりレベルが高いぞ!クリームが滑らかで甘すぎずしっとり染み渡ってくるし、マンゴーの酸味が調和して美味すぎパンナコッタになってる。パンナコッタ屋さんかも、ここ。

立ち寄ることがあればこれは是非食べてみてほしいです!

 

紋章のようにカニカマが乗ったシーフードピザのビジュアルも良かった

基本的には日本のサイゼリヤと同じ形式なものの、具材とかが明確に違ってて面白かったです。安い値段で美味しいものが食べれて満足!!!

お客さんが居てカメラを向けるのを躊躇ってしまったけれど、飾ってる絵画も日本のものと違っててそこも良かったな。

 

こんなん

【夕暮れのコロッセオ】みたいな絵で「なんで?」と思いました。

 

丸亀製麺

「店舗で打ちたてのうどんを提供する、人気のうどんチェーン店」である『丸亀製麺』も台湾に複数店舗があるとのこと。冗談みたいにデカい野菜かき揚げが大好きです。

今回訪れたのは百貨店の中にある店舗ですが、かなり大きい百貨店で格好良い外観。

 

丁度ハロウィン時期でした

見慣れた看板がフードコート的な場所の中にありました!海外だと注文方式の違いで戸惑うことがあるけど、丸亀製麺のオペレーションはまったく同じ。安心する。

土曜日の百貨店内ということもあると思うけど、ずっと列が途切れなくて凄い。大人気だ。

 

値段帯はほぼ日本と同じですね。グランドメニューも大体一緒だし日本語表記で分かりやすい。

「酸菜と豚肉うどん」が店舗の限定メニューだ。「山菜」じゃなくて「酸菜」?!
高菜漬けみたいなものかな。

あとこれ並んでる時はうどんに気を取られて気付かなかったんですが、トッピングの種類が多いですね。温野菜とか肉を追加できるの、良いなー!

 

「烏龍麺」=「うどん」覚えました

メインの「釜揚げうどん」「かけうどん」もしっかり抑えているけど、知らないメニューも見えるな。

「トマトチキンうどん」とか「豚骨うどん」とか、ジャンクな味の幅が広いぜ!ほぼ全てに肉が乗っている。

「スパイシー豚骨うどん」がなんだか凄そうだ。もうそれはずんどう屋とかで出る味なんじゃないか。丸亀製麵以外のうどん屋さんでもなさそうなメニューだし、これにしよう。

 

サイゼでも見たけど、なんだか台湾はカニカマを推している感じがあるな。

 

天ぷらに挟まれてよく分からない揚げ物があったので取ってみよう。餅…?

 

あとレジ前におでんが置いてありました。うどんに合わせるおでん、やったことないけど出汁同士だし何気に良い組み合わせかもしれない。セルフサービスではなく、読み方も分からないので断念。

行列が絶えない中、自分の注文でオペレーションを止めるのが怖すぎるから。

 

スパイシー豚骨うどん 149元(約720円)

丸亀製麵ではおなじみ、無料の青ねぎ天かすもちゃんとあったので、しっかりかけてやりました。豚骨の匂いが強く、めちゃくちゃラーメンの匂いがして面白い。

 

味も笑っちゃうくらい豚骨

目を瞑ったらラーメン屋にいる錯覚。そしてスパイシーの名に恥じず、辛味噌が「うおぉ」と声を上げるくらいしっかり辛いです!

トッピングの豚肉も美味しく、ゆで卵の黄身のコクとかも少し違う気がする。こりゃここでしか味わえないうどんだね。

 

クリームコロッケ 45元(約210円)

なんだか分からなかった揚げ物の正体は「クリームコロッケ」でした!そういえば日本の丸亀にも店舗によってはコロッケ、あるな。でもクリームコロッケじゃなかった気がする。素朴においしい。

 

うどん自体の味とコシはいつも通りの丸亀製麺!もちもちでうんまい。

海外であろうと、同じ品質を維持するチェーン店の凄さというものを感じました。ブランドの安心力って凄いなぁ。

 

絶対に台湾じゃなくても撮れる写真も撮れて嬉しい。

 

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