1. 鍋にサラダ油を入れて熱し、みじん切りにした玉ねぎを飴色になるまで炒める。
2. 肉を加えて炒め、肉の色が変わったらにんじん、じゃがいもを加えてさらに炒める。
3. 具材に薄力粉を振りかけ、焦げ付きに注意しながら具材をまとめるように炒める。
4. 水を加えて沸騰させたら火を弱めて煮込む。
5. カレー粉を溶かして、完成!
これは基本的なカレーのレシピである。各ご家庭によって材料や手順に細かなアレンジはされるが、多少雑にアレンジしても大体は美味しく出来上がる偉大な料理だ。インドで生まれたカレーは長い歴史の中で世界へ広まり、日本へはイギリスから伝わってきたらしいが、その後は独自の発展進化を遂げ、今では立派な国民食である。
さて、ここにフルーチェがある。ハウス食品から発売されているデザートの素である。牛乳とまぜるだけで簡単にぷるぷる食感のデザートを作ることができ、その作りやすさもあってお子様に人気の食品である。私も幼い頃はよく親にねだったものだ。
ところで、フルーチェはカレーに似ていないだろうか?私は以前からずっと、フルーチェはカレーに似ていると思っている。具体的に言えばレトルトカレーに似ているのだ。
同じくハウス食品から発売されているレトルトのジャワカレーと並べると、パッケージデザインもかなり酷似している。ジャワカレーってフルーチェの2Pカラーだったんですね。
そしてこのパウチだ。多くのレトルト食品はこのようなパウチに入っているが、フルーチェにも使用されている。レトルトカレーと同じようなデザインの箱に同じようなパウチが入っている。これほどまでに類似点が見られるのも何かの因果だろうか。それならもういっそのことカレーにしてしまえば良いのではないか。
つまりこういうことです。
1. 鍋にサラダ油を入れて熱し、みじん切りにした玉ねぎを飴色になるまで炒める。
2. 肉を加えて炒め、肉の色が変わったらにんじん、じゃがいもを加えてさらに炒める。
3. 具材に薄力粉を振りかけ、焦げ付きに注意しながら具材をまとめるように炒める。
4. フルーチェを加えて沸騰させたら火を弱めて煮込む。
5. カレー粉を溶かして、完成!
いただきます!
今回はこのような記事です。よろしくお願いします。
初めまして、りきすいと申します。
みなさんがどうかは知りませんが、私はカレーもフルーチェも大好きです。ならばこの二つを組み合わせると思わぬ相乗効果を生んでくれるかもしれません。何事も挑戦。私たちの豊かな暮らしも、先人たちの数々の挑戦によってもたらされているものなのです。先人たちの挑戦の結晶であるカレーとフルーチェ、今ここに歴史に刻む時が来たのです。私が束ねるこの歌は…
さっそくフルーチェを買い集めてきました。ハウス食品様の公式ページを参考に、期間限定品やサイズの小さなものを省いた、いわゆる定番のフレーバー9種類です。思っていたより種類が多くてビックリです。なぜか脳内にプリキュアオールスターズという言葉が浮かんでいますが、ともかく、これからカレーにします。
冒頭、さっそくイチゴフルーチェを使ってカレーを作ってみました。便宜上、カレーチェと呼ぶことにしましょう。食べてみたいと思います。
一口目では死角から甘さを打ち込まれ若干の違和感がありましたが、イチゴカレーチェ、意外とナシではないです。
最初は違和感に感じた甘さも、じっくり味わってみるとイチゴのほのかな酸味によってサッと引き、その後のスパイシーさへと自然に繋げてくれています。あまり味わったことのないタイプの味ですが、なんとなく高級そうなカレーの味がする気がします。
匂いはフルーチェが少しの邪魔をしているので、単純に割合の問題な気がしますけど、ちょっと分量とか材料など、レシピを調整すると結構美味しいカレーになると思います。星4つです。
あと、薄力粉の影響か安っすいカレーパンのフィリングのような固さに仕上がってしまったので、カレーチェでは薄力粉を使わない方がちょうど良いのかもしれません。
その後もどんどんカレーチェを作っては食べ作っては食べてまいりました。
9種類のフレーバーで、カレーチェの評価表を作ってみました。美味しさレベルの参考にしていただけたらと思います。余談ですが、フルーチェで煮込むからか、にんじんが異様なほどフルーティな甘さを持つようになりました。全体的な味はさておいて、にんじん嫌いのお子さまににんじんを食べてもらうにはオススメかもしれません。味覚が変になるかもしれませんが。
また、これは完全に予想外だったのですが、濃厚ブルーベリーブドウのカレーチェはジャスミン茶の味がしました。何を言っているのかわからないかもしれませんが、私にも何が起きたのかわかりません。味、香り、共にジャスミン茶のそれになったのです。ジャスミン茶に砂糖を入れたらこんな味がしそうです。「プリンに醤油をかけたらウニの味になる」みたいな理論と同じニオイがします。美味しくはなかったです。
さて、ここまで作ってきたのはオーソドックスなおうちカレーです。ここからは別種類のカレーでも試してみようと思います。