
「くら寿司」の真いわし、マジで美味い。
ほんとマジで
ほんとマジで!!!

とろける食感。 ふっくら肉厚な身。
光り物が好きなら、くら寿司の「真いわし」は間違いなく“真実”だと思う。
(この記事で自分が「真いわし」と書くために、いったん「真実」と入力しているように…)

毎回、くら寿司では「真いわし」を複数皿いく
自分のくら寿司、「真いわし」だけで完結しても構わない。
しかし、それでも結局、いつも途中でチキってしまい、他のネタも頼んでしまうことになる。
いいわけがないのだ…!
回転寿司を、一つのネタだけで終わらせるなんて…!
そんな蛮行を敢行できる人、ちょっと…おかしいです。

おかしくさせてよ。
自分も。今日だけは。今日ぐらいは。
欲望という名の伴侶とジャズりたい。
なりたい。めちゃくちゃの、“ちゃ”。
なので、やらせていただきます。
くら寿司で『真いわし』だけを頼む日
いざ。

来訪、近所のくら寿司。

さっそくカウンター席に通される
ただいまの時刻、14時過ぎ。
回転寿司屋独特の、ひんやりとした空気感。好き。

今回のルール(ってほどでもないけど)はこの通り。

いくんぜ!
一皿目「真いわし」

記念すべき一皿目。

トトッ

いただきます。

うお~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~泣

魚ぉ…泣
しみじみ、染みる。
脂の乗った身が、舌の上でとろける、とろける。
コレよ、コレ…。

肉厚の身を噛み締めるたび……
魚油(ぎょゆ)が喉を過ぎ去るたび……
脳内でドーパミンがドクドクと分泌される。
いわし特有の生臭さも、この「真いわし」からはそこまで感じない(もちろん苦手な人は無理だろうけど…)。
このネタが、一番安い価格帯の皿で提供されてるの、ちょっと信じられないかも…。
青魚ラヴァ―には、ぜひとも一度食べてほしい逸品。
それが、くら寿司の真いわし!
二~四皿目「真いわし」

あ~~~~~。頭おかしくなりそ。
幸せすぎ。
なんこれなんこれなんこれ。記事ってすごいわ。仕事って尊いわ。
やっぱ、寿司の哀しいところって「儚さ」なんですよね。
一口二口で消えてしまう(だからこそ尊いとも言えるケド…)。

でも、どうよ!?
一口目も二口目も、三口目も四口目も……己が好きなネタ。
己が好きなネタ己が好きなネタ己が好きなネタ!
は~~~~~~~~ぁッ!!!
好きだわッ! 今日ッ! はぁッ!
五~六皿目「真いわし」

止まらないぜ! レーンも、俺も!
「飽き」、来る気配、ゼロ。
なぜなら光り物が好きだから。ラブメーン。
そういえば自分、子どものころから、水族館のペンギンが芸をやるたびに生魚を食べてる姿を見ては「良いな~」と羨んでいたこともあったっけ………。
七~十皿目「真いわし」

ジャンジャンバリバリ。ジャンジャンバリバリ。
真いわしのフィーバータイム。
文字通りの魚群リーチ。
CR、いわしばかりの海物語!
これぞまさに“回転”寿司! じゃがしかッ!
十一~十四皿目「真いわし」


嗚呼!我鰯愛感謝美味餞食激馳走。
問われる~。なんらかの罪に問われる~。
捕まえてくれ~。幸せ過ぎ罪で~。
幸せ取り締まり警察※略して幸(サツ)「おい! お前が幸せったんか!?」
真いわしを食べ続けている僕「はい…すみません…」
警幸「確~~~~~~~~~保!!!」
はぁッ!
十五~十六皿目「真いわし」

身体が海になりそう。
己の肉体の数%が、青魚で構築されていく。
海から生まれた私たち。やがて、海に還るは自明の理。
はあい、はああいッ。私は魚で魚はわたし。はぁ、はぁ、はぁ、はぁ!
好きなネタを好きなだけ食べる縛り、ド、ド、ドこんなにも、ド、ド、ド。
はぁ、たまんねッス!サンボマスター
十七~十八皿目「真いわし」

娘にも食べさせてあげたいお。
独身だけど。
食べ始めたときにはレーンに「真いわし」は流れてなかった。
しかし気づけば、レーンにも「真いわし」が流れてくるようになった。
もしかすると、厨房で
「おい! 店内に『真いわし』だけ注文してくるヤツが来てるぞ!」
「こわいこわいこわいこわい!」
「なんか怖ぇからレーンにも流しとけ、流しとけ!」
みたいなやり取りで発生してるのかも。
なんか、すみません……。
(くら寿司 中野駅南口店のスタッフさん! 9月30日の昼帯に「真いわし」ばかり頼んでいた大馬鹿野郎は僕です!)
十九~二十皿目「真いわし」

というわけで………

ラストの「真いわし」を食べて………

二十皿でフィニッシュ。
ごちそうさまでした…。幸せ……。さいこ……。
くら寿司の「真いわし」はマジで美味い

完食直後
以上となります。
おっさんが好きな寿司を食べ続けるだけの記事ですみません。
あと、さすがにいま、ちょっと酩酊感が…。眠い。すごく眠い。

それでも、多幸。
いま自分の体内が、青魚で満ち満ちている。多幸。

この「寿司屋で一つのネタだけを頼み続ける」という縛り。
案外、「他のネタで迷う必要がない」といったメリットがあることに気付きました。
普段だったら「アレもいいなコレもいいな」と目移りして、そうこうしてる内に満腹感がやってくる…なんてことがザラだけど……。
始めから「今日はこれしか食べない」と肚を決めるだけで、好きなネタと真摯に向き合える。
寿司屋で縛りプレイを課してみる行為、アリです。

くら寿司の真いわし、マジで美味い。
※ちなみにレーンで運ばれてきた直後の真いわし、たま~に身の解凍が追い付いてないのもあるので、ちょっとだけ時間を置いて食べるのがオススメ!

店内を出ると、天が高かった。

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