夏の暑さが徐々に和らぎ、秋がやってきますね!密が避けられるレジャーとして人気が高まる「キャンプ」はこれからの季節にピッタリらしいです!
我が家はいつでもキャンプができるよう、テントやテーブル、寝袋などの道具一式持ってまして、今年4月の緊急事態宣言中はベランダでキャンプする「ベランピング」をやりました。
しかし、外で1泊するようなキャンプは未経験。道具一式持ちながら、ずっと憧れ続けているのです。
昼間は川遊びして、ハンモックに揺られて居眠りをし、
夜はダッチオーブンでローストチキン作って食べ、お酒を飲みながら焚き火を囲んで早い時間に就寝。5時に起きて朝もやをぼんやり眺めながらコーヒーを……
あっ、ダッチオーブン持ってねぇ!!
だから買った!!
これで憧れのキャンプに一歩近付きました。
今回はキャンプの本番に備え、自宅のガスコンロを使ってローストチキンを作りたいと思います。
ダッチオーブンの紹介
こちらが購入したコールマンのダッチオーブン(10インチ)。
鋳鉄製のダッチオーブンは通常シーズニングという慣らし作業が必要なのですが、コールマン製はシーズニング不要!
ちなみにシーズニングがどんな工程かというと…
ダッチオーブンのシーズニング方法
①ダッチオーブンに水を入れて一度沸騰させたのち冷ます
②洗剤で洗ってしっかり乾燥させる
③オリーブオイルを全体に塗る
④煙が出なくなるまで加熱する
⑤③と④を5回ほど繰り返す
⑥ネギやニンニクなどの野菜くずを炒めて捨てる
⑦オリーブオイルを塗ってシーズニング完了
だり~~~~~
この工程で道具に愛着が湧く人もいるかもしれませんが、どうせ使用後のメンテナンスは必須。
初対面で重い要求をしてくる人とは距離を置きたいタイプなので、今回はできるだけ楽チンなものを選びました。
ローストチキンを作ろう
スーパーで丸鶏を買ってきました。これを調理すれば……
フリー素材(写真AC)
このような見事なローストチキンが完成するはず!楽しみ!
材料
丸鶏
塩(マジックソルトを使用)
オリーブオイル
野菜(玉ねぎ・じゃがいも・セロリ・ピーマン・にんじん・ニンニク)
まずは丸鶏の表面や中身を水で洗います。
このとき子を持つ親は複雑な気持ちになります。なぜなら生まれたての赤ちゃんの沐浴を思い出すからです。
洗い終わったらキッチンペーパーなどで水気を取り、中と外に塩をこれでもかと擦り込んだあと、1時間以上寝かせて味を染み込ませます。
体の中にパスタやお米を詰める料理もありますが、今回は素のままで!
表面にオリーブオイルを塗ったら、ダッチオーブンに丸鶏と香味野菜などを投入!
鶏さん……
美味しくなってね……
いままでありがとうね……
鶏に別れを告げたあとは、10分ほどは強火で加熱。
火を弱めて、中~弱火でさらに60分ほど加熱したら完成です!簡単!
ローストチキンの完成
初めてのダッチオーブンでのローストチキン作り。どんな仕上がりになるでしょうか。
これは冒頭でも使ったフリー素材。写真を見るだけでよだれが洪水のように出てきますね……
こんなご馳走がこれから食べられるなんてテンション爆上がりです!!
さあさ、ご対面!!
あれ?
なんか
全然ちがくない?
これは完璧なローストチキン。
こっちはダッチオーブンから取り出す際にドゥルンッ!って皮や肉が落ちて見るも無残な姿になってしまったローストチキン。
失敗した
……どうやら、こんがり焼き目を付けたい場合は、
このようにダッチオーブンの蓋の上に炭を乗せる必要があったようです。
言ってよ先に!!!自宅じゃ無理じゃん!!!
しかし見た目は完全に失敗していても、味は悪くないはず。
うん、うまい。
残った具材でカレーを作ろう
ローストチキンだけでも十分美味しいのですが、せっかくなので余った具材でカレーを作ります。
骨を取り除いたローストチキンと蒸し焼きにした野菜に、水とトマトを加えて10分ほど煮込み、
カレールーと隠し味(イチゴジャム+バター+オイスターソース)を加えて軽く煮込んだら、
絶品チキンカレーの完成!
これも見た目は悪いですが、相当、うまい。
ダッチオーブンを使い終わったら…
お腹いっぱいで、使用後のお手入れの様子を撮る気力がありませんでした。
商品付属の説明書をご査収ください。
キャンプに備えてダッチオーブンを持とう
また一つ、我が家にキャンプ道具が増えました。
道具を揃えれば揃えるほど、キャンプのやりたさが増していきます。
準備しているときが一番楽しいって言いますから。
この楽しみを失わないためにも、このまま一生キャンプしないという選択肢もありますね。