先日2018年4月26日にGoogle謹製のWi-Fiルーター「Google Wifi」が日本で発売されました。
https://store.google.com/jp/product/google_wifi
このWi-Fiルーター、2016年12月からアメリカでは発売されていたのですが、1年4ヶ月の時を経てようやく日本の店舗でも買えることに!
Google Wifiは何がいいの?
Google Wifiの良さを簡単に3つ紹介します。
①ネットワークの知識不要!スマホで超簡単設定
Google Wifiの設定はネットワークの知識がなくても全く問題ありません。説明書も不要です。
まずはスマホに「Google Wifi」アプリをインストールし、お持ちのGoogleアカウントと連携後、表示に従ってちょいちょいっと進めばOK。数分で終わります。
ほかにも来客用のWi-Fiを別に作ったり、子供のネット利用時間の制限といったこともアプリ内で簡単にできちゃいます。
②自動で通信の最適化
ネットワークの設定って普通の人はよく分からないと思います。「11n」だ「11ac」だ、「IPv4」だ「IPv6」だ、そんな専門用語言われても理解しようとするだけで嫌になります。
Google Wifiはそんなこと考える必要無し!
すべてルーターがいい感じにしてくれます。アップデートも自動で、ファームウェアは常に最新の状態です。最高。
③メッシュネットワークでどの部屋でも高速通信
この「メッシュネットワーク」という技術がGoogle Wifiの大きな特徴の一つです。
普通のWi-Fiルーターは、下記図のように離れた場所に中継機を置いたとしても、その間で電波が弱くなります。
私もこのように中継機を置いて家のネットワークを構築していたのですが、どちらの機器からも離れた場所にいたり、トイレに籠もったりすると通信が遮断されることがよくありました。
しかし、メッシュネットワーク機能のあるルーターはその問題点が完全にクリアされます。
上記図のようにメッシュネットワーク対応ルーターを各部屋に置くことで、ネットワークの網(メッシュ)が張られ、家のどこにいても高速かつ安定した通信が可能になります。
このメッシュネットワーク機能がついた家庭用Wi-Fiルーターは、今のところ日本のルーター四天王(バッファロー・NEC・エレコム・IODATA)からは発売されていないので、日本メーカーには是非とも頑張ってほしいところです。
Google Wifiはどこで買えるの?
Google公式の通販「Googleストア」または、全国の家電量販店で購入可能です。
ただ価格は1個16,200円 / 3個セット42,120円(税込)と、相当高いです。これがメッシュネットワークWi-Fiルーターのデメリット……。
導入する場合は、まず1個から試してみて、実際の通信速度と家の広さをみながら、徐々に増やしていくのがいいと思います。
Google Wifi 実機レビュー
さて、Google Wifiの特徴について簡単に紹介しました。
ここからは実際に私の自宅でGoogle Wifiを開封・設置してみましたので写真でレポートします。
上で「家の広さを見ながら、徐々に増やして…」と言っておきながら、私は初っ端から3個セットで買ってしまいました。数は多ければ多いほどいいと思ったからです。購入額を知った妻はそれ以降口を聞いてくれません。
こちらがGoogle Wifi 3個セットのパッケージ。家電量販店に陳列している日本メーカーのWi-Fiルーターに比べて、めちゃくちゃシンプルです。
よくある「ハイビジョン!」「11ac規格」「1200+450Mbps」といった言葉は書いてありません。
開けてみるとこんな感じでルーターが3つ並んでいます。
デザインも非常にシンプルで、インテリアを邪魔しないかわいらしいフォルム。
裏には挿し口が3つ。左から「モデムに繋ぐLANポート」「電源用のUSB Type-C」「有線LAN接続用ポート」です。
ケーブルやアダプタも付属しているので、他に何かを買う必要はありません。
それではケーブルを接続してみます。
あ、
ちょっと待って、持ってかないで!
……おや?
よくできましたーーー!
それどうするのかな?
置くのかな? 置けるかな?
置けましたーー!!(パチパチパチ)
(おわり)