読者の皆さんは普段武器は何をお持ちだろうか。まさか丸腰ということはないと思う。

 

どこへ出かけるにもとりあえず財布、スマホ、武器は持っていくことだろう。

現代は皆が武装して互いに武器で牽制し合うことで見せ掛けの平和を維持している、言わばメキシカンスタンドオフ社会といえる。(別にそんなことはないという説もあります)

 

さて、せっかく武装するならカッコよくて可愛い武器がいい。

そしてできれば銃刀法に引っかからない武器だとなおいい。

そうは思わないだろうか。そんなあなたにぴったりの武器を紹介しよう。

それがこれだ。

 

ラバー三節棍だ。ラバー製ではないがそういう商品名だったから仕方がない。

以前酔っ払いながらアマゾンを見ていた時に浮かれて購入した。

さっき調べたら今は取り扱っていないようだった。

 

 

まっすぐ伸ばすとかなり長い、倒れた俺と同じ程度の長さだ。

 

「そんなかさばる武器、持てないよ! ふざけないでよ!」

 

そう思われる読者の方もいるかもしれない。だが安心してほしい。

 

 

三節棍はこのように節で折りたたむことができる。かなりコンパクトだ。

 

 

折りたたみ状態ならば、少しだけはみ出すがズボンのポケットにも入るし

 

 

シャツの内側に忍ばせることもできる。全く不自然ではない。

誰もシャツの内側に三節棍を隠し持っているとは思わないだろう。

 

 

胃の中に隠し持っていて必要な時に吐き出すのも手だが、苦しいのであまりオススメはできない。

 

さて、肝心の三節棍の使い方だが

 

 

このように束ねて振り回して威嚇したり

 

 

中央の節を持って振り回して威嚇したり

 

 

端を持って振り回して威嚇したりすることで身を守ろう。

人を叩くのはあまり良くないと思う。危ないから。

 

ウォリャーーーー!!!

 

詳しい使い方、正しい使い方は『SPIRIT』というジェットリーさん主演の映画を見るといいだろう。三節棍を持ったジェットリーさんと日本刀を持った中村獅童さんが戦う超かっこいいシーンがある。

俺も見たが三節棍の使い方はよくわからなかった。ただかっこよかった。

 

 

さてこのラバー三節棍、実際はラバーではなくウレタン的な何かでできており、大変柔らかい。

 

 

これだけ柔らかければ振り回して誤って自分の頭を殴っても怪我の心配はないだろう。たぶん。

 

 

また柔らかいので武器にしては大変抱き心地が良く、抱き枕にしても良いだろう。

 

 

簡易的な椅子にももってこいだ。柔らかいのでお尻にも優しい。

 

 

またこのように三角形を作れば……

 

 

自分だけのテリトリーを作り、中に引きこもることも可能だ。三節棍の中は自分だけの世界。とても安心する空間だ。

三つの節に分かれている三節棍ならではの使い方と言えるだろう。

 

「いやいやでもさすがに三節棍は持ち歩きたくないな……」

 

そういう読者の方もいることだろう。

 

 

そういう時は中華風の服を着てみよう。三節棍が似合うことこの上ない。

むしろ、三節棍を持っている方が自然だと言える。

 

 

 

ウォリャーーー!!!!

買おうぜ!三節棍!!

おわり