おひさしぶりです。
ヤマラ音楽教室、非常勤講師の山下ラジ男です。
約一年半ぶりの授業となりますがその間も月謝を払い続けてくれた生徒のみなさま、本当にありがとうございます。
なお返金の予定は一切ありませんのでご了承ください。
ところでウッドベースなどの大きな楽器をお持ちのみなさん、いったいどうやって持ち運びしていますか?
私は車はおろかケースを買うお金すらないのでいつもは、この買ったときにオマケで付いてきたおしるこで煮染めたペラペラな布のケースに入れて持ち歩いています。
しかし背負うための紐が冗談みたいにチャチなつくりのため
普通に背負うと尋常じゃなく肩に食い込むし
楽器の角がアキレス腱を絶えず攻撃してくるため、この状態では100メートルだって歩きたくありません。
そんなにしんどいなら素直にちゃんとしたケースを買えばいいと思うかもしれませんがね
ソフトケースですら3万円
ハードケースになると10万円もするんですよ、奥さん。
非常勤の私にはとてもとても・・・・・・手が出ません。
きっと私と同じく平民の身分でブルジョアの世界に足を踏み入れてしまった生徒も数多くいることでしょう
そこで今回は、大きすぎる楽器の画期的な運搬方法を考案してきました。
その方法とは・・・
ゴゴゴゴゴゴ……
ズゴゴゴゴゴゴ………
そう、その方法とは
「重戦士となり、引きずる」です。
分厚い鎧で相手の攻撃をものともせず、ゆっくりとしかし確実に距離を詰め、腕力と得物の重さに物を言わせて敵を叩き潰す。
そんな重戦士になれば重たくて大きなウッドベースが、鎧の上からでも有効なダメージを与えられるメイスに早変わり。
あえて地面に引きずり大きな音を立てながら近づくことで、敵に強大なプレッシャーを与えることが可能になります!
また、普段は狭い電車の中で大きすぎる楽器を抱え、肩身の狭い思いをしていたアナタも・・・
重戦士になれば!
その鎧の圧倒的威圧感により、快適に公共交通機関を利用することが出来ます。
そこの大きな楽器の運搬にお困りのアナタ。
いちど重戦士になってみては?
(おわり)