こんばんは。めいと と申します。以前行った居酒屋にて、何気なくエビフライを頼みました。

こんなん来た
これがサクサクのパリパリで美味すぎる………!ということがあり、それから月日が経って何気なく写真フォルダを見返して改めて思ったのですが、この周りの衣、何???
調べてみると、どうやらこれは「カダイフ」というものらしい。正体は小麦粉から作られる極細の麺。これを衣として使うことで素敵な食感が生まれていたのだ。

カダイフが一番有名なのは、恐らくこのドバイチョコというやつ。これの中身です。成城石井に沢山置いてあったり、最近だとリンツとかでも見かけます。

中のザクザクとした食感がチョコと合わさることで、上質なクリスピーチョコのような味わいに。カダイフ自体に味はないのでピスタチオペーストで味付けがされていますが、やはり食感の役割が大きいですね。
ASMR動画などから派生した人気ということもあり、食べた時の気持ち良さは確かにある。ドパチョコ。
ちなみに高い。ち~せ~のに、高い(これ一粒で800円くらい)
身の回りでカダイフが使われているものがこれくらいしか思いつかないけど、この素材に可能性を感じました。
早めに良いものを見つけてカダイフ専門店を原宿にオープンしようと思います。乗り遅れるな!!!

というわけで買いました。カダイフ500g。いかにもカルディに置いてそうな見た目だけど、実店舗で置いてるところが一切なかったので、Amazonで冷凍物を購入。

おひげ
解凍したらパラパラのふわふわ。とうもろこしの髭みたいな感触です。
ただ思ったより繊細な強度。乱暴に扱うとパラパラと崩れていくので、初孫のように丁重に扱います。

まずはイカをボイル。エビフライが美味いなら、イカフライも当然美味いはず。家庭で揚げ物を作る時にイカって選択肢になさすぎるな。
イカフライでよく連想する丸い切り身が欲しかったんですが、なかったので冷凍の切り身で妥協。

溶き卵をくぐらせ、カダイフで包みました。やってみて分かるけど綺麗に包むのが結構難しい。
パン粉みたいに綺麗にくっつくわけでもないので、なんとかガムシャラに巻いていく。こんなに技術が要求されるとはね。

得体の知れないものを揚げているようにしか見えなくなっちゃった。切り身から元の姿に戻ろうと再生している途中にも見える。
極細なので焦げるのも早そう。表面がきつね色にカラッと揚がった辺りで引き上げ。果たして……

サクサクでうま!!!
これは、かなり最高。冷凍のイカをボイルしただけのやつなのに、ちょっと美味すぎる!
イカの弾力にサクッとした衣は相性が良い。細い部分はパリパリで衣だけでも違った食感が。こりゃいいね。
衣にも油の風味がうつりやすい気がするので、使う油を変えたらより違った味わいが楽しめると思います!

悲しい
ただ衣が崩れやすいという点で、落とした時のダメージが普通の衣よりデカいです。耐久性が5倍脆いベビースターラーメンをブチ撒けたとお考えください。

さて、包んで揚げると言えばチーズでしょう。カマンベールチーズにカダイフを巻き付けて、揚げます。これ以上の小細工はいらない。

とにかく物量で押し切るように巻いてみたら、鳥の巣みたいになった。
でも糸が巻き付いた形状ってなんか視覚的にも美味しそうに見える気がする。ロッテの紗々も綺麗で美味しいもんね。

こちらもカラっと。揚がったカダイフは崩れやすいので、物量で押し切って良いかと言われたら全然悪手でした。細かいクズみたいなのが焦げ焦げになってしまう。
ともかく味の方は……

とんでもないっす
外パリの中トロ。軽く塩を振って食べてみましたが、これ居酒屋だったら900円です。味が強い。
チーズの種類を変えても、もちろん最高だと思います。モッツァレラチーズで外パリ中ビヨヨンにしてもいい。

アザッス
スパークリングワインとかいいなと思いましたが、我が家にそんな上等なものはないので、似た缶チューハイで代用。学生さん、揚げたチーズをいつでも炭酸で洗い流せるようになりなよ。

こんなのもいけるか……?
バニラアイスの懐の広さは信頼しているので、揚げたカダイフを乗せて食べてみます。アイスの新しいトッピングはいつだって求められている。

あ、結構いいな。アイスの味を邪魔せず、新しい食感だけを付与することができる。ザクザクのバニラアイス、なかなか珍しくていいかもしれません。パフェとかにも使えそう!
ちょっと塩もかけて塩バニラにしてみたけど、これもまた美味しい。バニラアイスに塩って、足し算じゃなくて掛け算だ。

焼きもいけるか?!

これは全然やらなくてよかったです。牧場に転がしたみたいな見た目になるだけ。
他にカダイフの使い道がないかなと調べたところ、タトゥルスというお菓子が作れそうなので作ってみましょう。トルコの伝統的な焼き菓子とのこと。

まず、ほぐしたカダイフに目を背けたくなる量の溶かしバターをブチ混みます。もう太ったかも。

生地を薄く広げて、砕いたナッツ類をまぶします。普通の素焼きミックスナッツを買ったけど、ナッツ類ならなんでも合いそうな感じはします!

残りのカダイフを被せてギュッとしたらオーブンへ。180℃で30分ほど焼きます。この間、家中がバターの匂いになり、深夜1時過ぎなので気が狂うかと思いました。
焼きあがったものを見てみると……

最高の色!
これぞ焼き菓子の色だよなぁ。そしてあらかじめ作っておいた砂糖ドカ入れのシロップをかけて、荒熱が取れるまで1時間ほど放置。
焼き立てで熱々の生地にシロップをかけるので、ジュワジュワッと染み込んでいく様子がたまりません。

クリームチーズを添えて完成!
何気に待ってる時間が長くて、結局深夜3時のおやつになってしまった。背徳。気になる味は……

ジュワ甘!!!
表面はパリパリ。底はシロップが染みてジュワジュワに。バターが効いててかなり異国のスイーツという感じがする。
脳天に響く甘さを感じるが、ローストナッツの香ばしさで意外とスイスイ食べ進めれるし、クリームチーズもすっきりしてて合う。食感の違いも癖になるな。効率的に太るための食事かい。
シロップにレモン汁を多めに加えているので、後味に仄かな清涼感も感じます。おいし~~~

ごちそうさまでした。残り3/4切れ、そのまま全てペロリと食べれてしまいそうで本当に怖い。血糖値に気を遣って明日以降の素敵おやつとします。

普通に使いきれないくらいの量が余る
というわけでカダイフで色々試しましたが、家の揚げ物が何段階もレベルアップするポテンシャルを秘めている。ただ崩れやすいので扱いが難しいです!掃除が大変!
見た目の整え方とか考えると、飲食店で提供しているメニュー、やばいぜ。お店でこの名前を見かけたら、是非試してみてください!

めいと
みくのしん
橋本ライドン
ブロス編集部

松岡








