外はすっかり夏模様! バウムクーヘンの美味しい季節になりましたね。
時の経つのは早いもので、オモコロに加入して4ヶ月が過ぎました。
今回が5回目の特集記事になりますが、僕なんかまだまだ新人です。
オモコロヒエラルキーの最下層の人間! 振り返っても誰もいません。
「最下層なんて嫌だ! 今すぐ編集長になりたい!」
そんなことを考えながら毎日を悶々と過ごしていますが、願いは叶いません。
編集長になりたすぎて、原宿編集長に直談判したこともあります。しかし断られてしまいました。
今日から編集長になっていいですか? |
バカなの? 全然ダメだよ。 |
編集長になれないのはわかりました。
でも、せめて「編集長の気分を味わういい方法」はないかと考えていたところ、ある作戦を思いついたんです。
ある作戦とは?
オモコロはビジネス版チャットツールの「ChatWork(チャットワーク)」を導入しています。
記事の進捗管理や企画のアイデア出しなどは、チャットワークの中で行われています。
(参考:オモコロ運営会社 バーグハンバーグバーグの導入事例)
この「チャットワーク」。
特筆すべき機能でもないんですが、過去の書き込みを編集することができます。
例えば、オモコロスタッフ山口さんとの以下のやりとり。
結婚を祝い、お礼を言われるという普通の会話ですが、赤枠の編集ボタンで書き換えると……
失礼な新人とドMな古株という関係が出来上がりました。
このように、メンバーとの過去のやりとりを自分が上の立場に見えるように改ざんし、みんなを見下すことで編集長の気分を味わう。それが今回の作戦です。
早速やっていきましょう!
作戦1:新人スタッフを見下す
まず、どこからどこまでが新人なの?という疑問があります。
僕の勝手な解釈により、ここでは加入から1年未満のメンバーを新人と定義します。
2011年12月加入の河野さんです。
1年未満なので新人になります。
オモコロ特集では「少し不思議系漫画」でお馴染みの河野さん。
では、そんな河野さんを見下しちゃいましょう!
やりました! うまく見下せました!
アドヴァイスできることなど僕にはひとつもありませんが成功です!
新人スタッフの見下しに成功したので「新人スタッフ」から「スタッフ」に昇格です!
この調子でガンガン見下していきましょう!
余談になりますが、このあと河野さんをガチでデートに誘ったら振られてしまいました。即答でした。
作戦2:スタッフを見下す
さきほど、新人スタッフは「加入から1年未満の者」と定義したので、スタッフは1年以上の在籍者ということになります。
オモコロの動画担当、かんちさんです。
2006年から在籍してます。オモコロの重鎮といっても過言ではありません。見下し甲斐がありますね。
加入当初にご挨拶していたので、このやりとりを改ざんしちゃいましょう!
「おっ、礼儀正しいな」と思わせておいて急に上から目線になりました!
こんな人間が近くにいたら嫌ですね!
重鎮スタッフのかんちさんを見下したので「スタッフ」から「副編集長」に昇格です!
余談になりますが、かんちさんをガチでデートに誘ったのにまったく返事がありません。
作戦3:副編集長を見下す
オモコロには副編集長が2人います。まきのさんと加藤さんです。
今回は、就任期間の長いまきのさんを抑えておけばいいと判断しました。
オモコロ副編集長のまきのさんです。
まきのさんは僕がいつも締め切りギリギリなのでかなり警戒しているようです。
今回も、公開日(31日)の前々日に鬼のような催促がきました。
このやりとりを改ざんしてしまいましょう!
主従関係「9:1」ぐらいのカップルになりました。
まきのさんが僕にゾッコンの女のように見えます。見下し成功です!
ついに「副編集長」から「編集長」に昇格しました!
作戦4:編集長を見下す
作戦3で副編集長を倒し、僕は編集長になりました。
しかし、これでは編集長が2人存在することになります。
編集長は2人もいらないので何とかしましょう。
二代目オモコロ編集長の原宿さんです。
今回は、原宿編集長をヒエラルキーの下のほうに蹴落とします。
後でうまいこと改ざんできるように、以下のやりとりを成立させました。
原宿さんが自身を「新人」と認めました。蹴落とし成功です!
ついにやりました!
念願の編集長の地位に上り詰めました! 最高です! 生きてて良かった~!!
三代目オモコロ編集長としての抱負
編集長になって初めて見上げた空は、広く美しく、まるで自分を見ているようでした。
権力ってこういうことなんですね。空でさえ自分と同等の存在に思えてくるのです。
みなさんご存知の通り、私は編集長という高みに上り詰めました。
しかし、編集長であってもフラットな視点を持ち、メンバーと助け合いながら一緒にオモコロを盛り上げていきたい――。それが私の切なる思いなのです。
新体制の私たちは、まだ歩き始めたばかりです。
最初はゆっくりと、少しずつ歩幅を広げながら確実に歩んでいきたい。そう思っています。
オモコロ読者のみなさん。
今後ともオモコロをよろしくお願い致し――