こんにちは、セブ山です。
みなさんは、コンビニのおにぎりではどの味が一番好きですか?
南高梅? シーチキンマヨネーズ? それとも、あえての塩むすび?
いろんな種類がありますが、僕はその中でも「とり五目」が大好きです。
無類のとり五目好きなので、よく買って食べているのですが、ずっと疑問に思っていたことがあります。
それは、「とり五目」の具材は、鶏肉も含めて五目なのか、鶏肉とは別に五目なのかというものです。
もし、鶏肉も含めて五目だった場合(上記図の場合)、それは「とり五目」ではなく「とり四目」が正しい表記なのではないかと僕は考えています。
なぜなら、「とり」と「五目」で一目(いちもく)、重複してしまっているからです。
「いやいや、何味の五目おにぎりかわかりやすくしているんだよ」と反論を唱える方もいらっしゃるかもしれませんが、じゃあ百歩譲って「五目おにぎり とり味」と名乗るべきです。
また仮に、鶏肉とは別に五目だった場合(上記図の場合)、それはもう「とり&五目」「とりwith五目」「とりフィーチャリング五目」というふうに、きちんと「鶏肉とは別に五目が入っている」とわかりやすい名前にした方がいいと思います。
もしくは、お得感の増す「とり六目」という表記もアリです。
というわけで今回は、長年の疑問を解決するために、おにぎりの裏に書かれている「成分表示」を見て、何種類の具があるのか確認してみたいと思います!
はたして、鶏肉も含めて五目なのでしょうか?
それとも、鶏肉とは別に五目なのでしょうか?
さっそく、とり五目おにぎりを裏返して「成分表示」を見てみましょう!
でも、ちょっと待ってください。いきなりおにぎりを裏返しにして、乱暴に「成分表示」を見るのは、野蛮な行為ではないでしょうか? おにぎりにだって人権はあるはずです。
あくまで、おにぎりの同意を得たうえで、「成分表示」を確かめたいと僕は考えます。
僕は、疑問を解消したいだけであって、おにぎりを強姦したいわけではない。
まずは、とり五目おにぎりと距離を縮めることから始めましょう!
「そんなわけでよかったらゆっくりしていってよ。狭い部屋だけど」
「ありがとう♪」
「何か飲む?」
「あ、じゃあ、お茶もらおうかな」
「ほい、ちょっと待ってて」
「うん」
(キョロキョロ)
「けっこうキレイに片付けてるんだね」
「いや、全然だよ! 急いで片付けたから、あんまりジロジロ観察しないでね!」
「あっ!」
「え、なになになに!?」
「このリモコン、うちのと同じだw」
「なんだよぉ~ビックリさせるなよなぁ」
「なんかウケるねw」
「お、おう……」
「本棚、見ていい?」
「いいけど、なんか恥ずかしいなぁ」
「へぇ、こういう漫画読むんだ。なんか意外w」
「あ、あんまりジロジロ見るなよな」
「あはは、照れてるw かわいい~w」
「お、おい、からかうなよぉ~」
「えへへ♪ ごめんごめんw」
「………」
「………」
「…あ、あのさぁ」
「ん?どうしたの?」
「とり五目の…その…えっと……」
「どうしたの? なんか変だよ?」
「えっと…その…」
「なに? はっきり言いなよ!」
「せ、成分表示を……」
「…え?」
「と、とり五目の成分表示を見せてほしいんだけど!!!」
「えっ!? な、なに言ってんのバカじゃないの!? 最低!! いくらあんたでも怒るよ!」
「いや、違うんだよ! 変な意味じゃなくて、ただ疑問を解消したくて!」
「はぁ?! なに、それ! 疑問を解消してスッキリしたいだけじゃん!」
「いや、だから、そういうことじゃないんだって!」
「成分表示さえ見れれば私じゃなくてもいいんでしょ! シャケでも梅干しでもおかかでも、誰だっていいんでしょ!! バカ! 最低! 変態!」
「だから違うって!! とり五目の成分表示じゃないと意味ないんだよ!!! お前じゃないとダメだんだよ!!!」
「(ドキッ)」
「…でも、とり五目が嫌がるならあきらめるよ。無理やり、成分表示を見ても意味ないし…なんか、ごめんな…」
「ふ、ふんっ! 当たり前よ!」
「ごめんな…、もう、言わないから許してよ…」
「…うん、まあ、もう言わないなら許してあげてもいいかな」
「ほんと!? ありがとう♪ 俺、とり五目に嫌われちゃったらどうしようかと思ったよ! あ、そうだ、お茶を淹れてる途中だった! ちょっと待っててくれよな!」
「………」
「(…アイツのああいうところ、憎めないんだよな)」
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