
2022年から始まった「みくのしんの読書シリーズ」
32歳になるまで一冊も本を読んだことがなかったみくのしんが、さまざまな本を読む様子をレポート記事にまとめたものです。
このページでは、みくのしんの読書遍歴をまとめました。お時間がありましたら、ぜひご覧ください。
太宰治「走れメロス」
メロスは激怒した。必ず、かの邪智暴虐の王を除かなければならぬと決意した。
みくのしんの人生初読書。
「記事が足りないから、2人で何かやろうよ」という軽い気持ちで撮影を始めたが、それどころじゃない読書が始まったのでビックリした。
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芥川龍之介「トロッコ」
小田原熱海間に、軽便鉄道敷設の工事が始まったのは、良平の八つの年だった。
みくのしんが「ドンキーコングのトロッコステージが好き」と言っていたので、勧めてみた作品。
読み終わったあと、「ジブリで映画化されると思う」と言っていた。
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宮沢賢治「オツベルと象」
……ある牛飼がものがたる

初めて「電子書籍」での読書に挑戦した回。
かまどのiPadを貸してあげたが、怒涛の読書のせいで汗とツバだらけになって返ってきた。
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梶井基次郎「檸檬」
えたいの知れない不吉な塊が私の心を始終圧えつけていた。
スマホで電子書籍を読んだ回。楽天Koboにて110円(税込)で販売中。
この撮影中、隣の部屋で社長が昼寝していたが、みくのしんの読書が騒々しかったので、一睡もできなかったらしい。
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有島武郎「一房の葡萄」
僕は小さい時に絵を描くことが好きでした。

まるで子どもが語っているような臨場感あふれる筆致で、幼少期の罪悪感を描いた名作文学。
みくのしんは、読み終わった後に「いやぁ〜! いいブドウでした!」と言っていた。ブドウではない。
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芥川龍之介「杜子春」
或春の日暮です。
唐の都洛陽の西の門の下に、ぼんやり空を仰いでゐる、一人の若者がありました。

号泣しながら読み終わった後、他の社員に「これ読んで! めっちゃいい本だから!」と貸していた。かまどから借りてる本なのに。
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雨穴「本棚」
「では、最後に一つお聞かせ願いたいのですが…」

オモコロライター仲間である雨穴が、みくのしんのために書き下ろした短編作品。
作者本人と一緒に読んだので、雨穴はずっと照れくさそうにしていた。
江戸川乱歩「指」
患者は手術の麻酔から醒めて私の顔を見た。

雨穴に「みくのしんに読んでほしい本」として教えてもらった作品。
「本を読んだことがない32歳がはじめて本を読む」の購入特典として、期間限定で読書中の音源を配布していた。聴いた人から、「みくのしんって本当に『こう』なんだ」と言われていた。
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雨穴「変な家」
あなたは、この家の異常さが分かるだろうか。
オモコロライター仲間であり、ベストセラー作家の雨穴のデビュー作。
みくのしんが初めて「1冊」読み切った作品。数ヶ月かけてゆっくり読み切ったらしい。
読書中の記録は残っていませんが、雨穴と対談した日の記事がありますので、そちらをぜひ。
芥川龍之介「羅生門」
ある日の暮方の事である。一人の下人が、羅生門の下で雨やみを待っていた。

「進撃の巨人」の素案みたいな羅生門をイメージしながら読んだ。
教科書に採用されがちな作品であることを伝えると、「こんなムゴい話、未成年に読ませちゃダメだろ」と怒っていた。
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芥川龍之介「桃太郎」
むかし、むかし、大むかし、ある深い山の奥に大きい桃の木が一本あった。

「桃太郎くらい知ってるわ!」と言っていたが、いざ読み始めたら予想外の内容に翻弄された回。楽天Koboにて110円(税込)で販売中。
みくのしんは、さるかに合戦に出てくるサルが一番キライだそうです。
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宮沢賢治「やまなし」
小さな谷川の底を写した二枚の青い幻灯です。

カニの兄弟の「クラムボンはかぷかぷわらったよ」というセリフで有名な教科書の定番作品。
みくのしんが「国語の授業の思い出が全くない」と言っていたため、せっかくなので小学校の教科書に載っているものを読んだ。
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ヘルマン・ヘッセ「少年の日の思い出」
客は夕方の散歩から帰って、私の書斎で私のそばに腰かけていた。

エーミールの「そうか、そうか、つまり君はそんなやつなんだな。」というセリフで有名な教科書の定番作品。
みくのしんは、読み終わった後に皆にこの作品のことを教えまわっていたが、「あ〜、クジャクヤママユのやつね。知ってる知ってる」という答えが返ってきて、驚愕していた。
「これ」をみんなが読んでいる世界だということが信じられないらしい。
中島敦「山月記」
隴西の李徴は博学才穎、天宝の末年、若くして名を虎榜に連ね、ついで江南尉に補せられたが、性、狷介、自ら恃むところ頗る厚く、賤吏に甘んずるを潔しとしなかった。

みくのしんの人生2冊目の読書であり、あまりの難しさに挫折した本。
冒頭から難しい漢字だらけで「頭がミミズ腫れしそう」「健康診断で頭がFになったらどうしてくれるんだ」とブチギレていた。
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ニシダ「不器用で」
八月二十九日、金曜日。中学生活初めての夏休みは後三日を残すだけになった。
かまどが大好きな本。みくのしんにも読んでほしかったので、読書企画とは関係なく2人で読んだ。
「不器用で」に収録されている5つの短編のうち、「アクアリウム」はカクヨムでも読めるのでぜひ読んでみてください。
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また、作者のラランド・ニシダさんとも鼎談させていただきました。
この様子は「本が読めない33歳が国語の教科書を読む」に収録。
清少納言「枕草子」
春はあけぼの。
やうやう白くなりゆく山ぎは、すこしあかりて、紫だちたる雲の細くたなびきたる。

みくのしんが、初めて「古文」を読んだ回。ホワイトボードを目一杯使って、自分のために板書しながら読んだ。
有島武郎「碁石を呑んだ八っちゃん」
八っちゃんが黒い石も白い石もみんなひとりで両手でとって、股の下に入れてしまおうとするから、僕は怒ってやったんだ。
「一房の葡萄」を読んだ際、同じ本に収録されていたタイトルを見て、みくのしんが「面白そう!!!」と言っていた作品。
Amazonでの「本が読めない33歳が国語の教科書を読む」購入特典として、読書中の音源を配布している。
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新美南吉「ごんぎつね」
一
これは、私が小さいときに、村の茂平というおじいさんからきいたお話です。

みくのしんが読んだことがないというので、初めての読書の様子を見せてもらった。
読む前は、きつねがお買い物にいって、りんごの値段を計算する絵本だと思っていたらしい。
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ブロス編集部
オモコロ編集部








