どうもマンスーンです。
突然ですがみなさんは『ITエンジニア』にどんなイメージをお持ちでしょうか?
ITエンジニアとは情報技術に関わる技術者のことで、システムやインターネットのサービスを作ったりする高度情報化社会の現代において必要不可欠な人達。
簡単に説明するとパソコンで何かスゲェ〜ことをする何かヤベェ〜やつらです。
そんなITエンジニアの方々について考えた時に、就職を一度もしたことがない僕の勝手なイメージだと
元気がなくて不健康で姿勢が悪くて目も悪くてレッドブルめちゃくちゃ飲んでる人っていう印象なんですよね。(※無職の見解です)
これじゃ足りなくないですか?
何がって
ワイルドさが!!!!!!!!
最近はITエンジニア不足と言われていますが、この世は弱肉強食。ワイルドじゃない貧弱ITエンジニアは生き残っていけません。ステッカーをベタベタ貼ったMacBookを胸に抱えながら野垂れ死にます。(※無職の勝手な見解です)
そもそもなんでITエンジニアにワイルドな感じがしないのかを考えたらパソコンのキーボードが良くないんじゃないかという結論に至りました。
キーの数が多すぎてわかりづらいですし、打ってもカタカタという音が鳴るだけです。
もっとワイルドにリズミカルなタイピングができるキーボードがあってもよくないですか?
そこで僕はキーボードに変わる新しいものを考えました。
それは……
太鼓です。
太鼓はその昔西アフリカでコミュニケーションの道具として使われていたという歴史もあるのでコンピュータとのコミュニケーションツールであるキーボードも太鼓で代用できると考えました。
これをキーボードの代わりにすればITエンジニアの人がワイルドでリズミカルに楽しく仕事ができてITエンジニアに対する元気がなくて不健康で姿勢が悪くて目も悪くてレッドブルめちゃくちゃ飲んでる人っていう偏見も無くなるはず!(※就職経験ゼロ男の見解です)
さっそく作りましょう。
太鼓キーボードを作る
しくみは上図のようになっていて、パソコンに繋げるとUSBキーボードとして認識させることのできるマイコン「Arduino LEONARDO」を使います。センサーは圧電スピーカーを使い、太鼓を叩いた衝撃を数値に変換してArduinoに読み込ませます。そしてその数値が一定以上の値になるとパソコンにキーストロークを送信するようにスケッチを書きました。
つまり左の太鼓を叩くと「0」、右の太鼓を叩くと「1」がパソコンに送信されます。
太鼓が2つなので「0」と「1」しか打てませんが、コンピュータって「0」と「1」だけで動いてるってどこかで聞いたことがあるので大丈夫だと思います。
これがセンサーとなる圧電スピーカーです。
電気が流れると振動して音がなるのを逆に利用して太鼓の振動を読み取ります。
Arduinoと組み合わせてケースに入れます。
圧電スピーカーを太鼓の裏側に貼り付けて
USBケーブルでパソコンに繋げれば……
太鼓キーボードの完成!!!!
うーん。
たしかに太鼓で文字を打つことには成功したのですが見た目が普通の太鼓だしまだワイルドにはなってない気がします。
なので……
太鼓をもっとワイルドに装飾します!!
太鼓キーボードをもっとワイルドにしよう
僕一人だとクオリティに限界があるのでオモコロでよくお世話になっている造形が得意な株式会社ブッダの山田さんにお願いすることにしました。
「突然なんですがこの太鼓をワイルドにしてほしいんです」
「はぁ…。どういうことですか?」
ポコポコポコポコポコポコポコポコポコポコポコポコポコポコ♪
「っていうことです」
「いや、意味がわからないのでちゃんと喋ってもら…」
ポコポコポコポコポコポコポコポコポコポコポコポコポコポコ♪
「おねがいします」
「わかりました」
潤滑なコミュニケーションによって無事お願いすることができました。
山田さんが完成したワイルドな太鼓を持ってきてくれました。
どこの家庭にも一つはありそうな普通の太鼓が…
すごいワイルドな太鼓になりました!
写真を見て気づいた方もいると思いますが、なぜか太鼓の数が増えて返ってきたのでセンサーも増やして3つ目の太鼓には「Enterキー」の機能を持たせることにしました。
「いやー、作るの大変でした。これでいいですか?」
ポコポコポコポコポコポコポコポコポコポコポコポコポコポコポコポコポコポコ♪
「たぶん喜んでる」
太鼓の見た目もワイルドになり、これでやっとワイルドなタイピングができます。
でもここまで作ったならせっかくなので……
太鼓キーボードをワイルドな人に叩いてもらいましょう!
太鼓キーボードをワイルドな人が叩く
今回は知り合いの原始人の方にお願いしました。
※実際には光りません。
※実際には0と1は上から流れて来ません。
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さて、こうして原始人の方に叩いてもらった「0」と「1」の羅列は、下記のようになりました。
この並びを後に編集部が解析したところ、「0を押すと肉の絵文字」、「1を押すと炎の絵文字」をそれぞれ返すプログラムが、2進数に変換されたものだったということが判明しました。こんなことってあるんですね。
さて、その上の0と1の組み合わせを見ただけで実際にそのプログラムを難なく組むことができる…という凄腕プログラマーの皆様に、「Code IQ(コードIQ)」というサイトをご紹介したいと思います。
このサイトに登録することでプログラムに関する問題に挑戦することができ、さらに「この問題が解けるスキルがあるなら、ここに転職するのはどうや?」と転職先をオススメしてくれる、エンジニア向けの転職サイトとなっております。今よりさらにキャリアアップを目指したい方はぜひ挑戦してみてください。
ちなみに先ほどの原始人が作ったような01の2進数だけで構成された文字列を、普通の文字列に戻す、というプログラミング問題がCodeIQで出題中だそうです。
腕に自信のあるプログラマーの方は合わせて挑戦してみてくださいね。
ワイルドキーボード、抽選で1名にプレゼントします
さて、さらに朗報です。この記事をシェアしていただいた方の中から抽選で1名様に、今回制作した「ワイルドキーボード01」をプレゼントいたします。
太鼓として叩きながらもマジでキーボードとしての機能(「0」と「1」と「Enter」)もついているという便利な代物です。
欲しい人も欲しくない人も、どしどしツイートしてください。
【応募要項】
・本記事をtwitterにてシェアしていただいた方の中から抽選で1名様に「ワイルドキーボード01」をプレゼントいたします。
・募集期間は12月1日〜12月8日 23:59までに当記事URLをシェアしていたいた方が対象となります
・応募ツイートを削除すると対象外となりますので、ご注意ください。
・当選者の方には、オモコロ公式twitterアカウント(@omocoro)よりダイレクトメッセージにてご連絡いたします。当アカウントをフォローするか、応募者様側にて誰でもダイレクトメッセージが受け取れるようtwitterの設定を変更してお待ちください。
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