何だかわからないものとの遭遇編。

 

パチンコ

3年くらい前にパチンコ店での話です。
打ってる人なら分かると思うのですが、台の画面に反射して後ろの列の客が見える時があります。
私がその時見たのは明らかに全裸の男性でした。
あれはなんだったのでしょうか?

恵比寿で合コンしてる奴

 服が買えなくなるまでパチンコにハマった人か、パチンコとチンコをかけたゲン担ぎか。いや、後者だとしても全裸になる必要はないしな。

 

たんこぶ

小学生の頃、帰宅してる途中、頭に漫画みたいに球体のたんこぶを乗せたおじさんが歩いてた。

釜矛

 あれ実際にできたら最悪だろうな。中身は血だろうし。

 

おっぱい

5歳くらいの時の記憶なのですが、銭湯に行った時すっごくおっぱいが長いおばあさんがいて、右と左のおっぱいを結んで見せてくれたんです。
おばあさんになったらこうなるのかと衝撃を受けました。
でもそれ以来銭湯や温泉に行ってもそんな人には会ったことありません。

昔ながらの銭湯っていいよね

 あまりお婆さんのおっぱいについて詳しくないのですが、これはできる人もマジでいるんじゃないでしょうか。

 

生き物

小学校1年生か2年生の下校中、どこからか奇妙な生き物のようなものが降ってきました。

皆で全力疾走して下校するのが習慣となっていたのですが、一番後ろを走っていた日、突然前方の上から何かが降ってきました。

反射的に手のひらでキャッチしたのですが、それは銀杏の殻に耳としっぽのような突起がついていて、指が3本ついた2本の脚をもつ何かでした。
目や口などはなく、ツルッとした見た目でした。
それは足を必死に動かしており、最初はゼンマイで動くおもちゃのキーホルダーを、前を走っている誰かが落としたのかなと思っていましたが、どう考えてもおもちゃの感触ではありません。
怖くなってぽいと投げてしまいました。

銀杏の殻と虫の間のようなカサカサとした感触で、子どもの手のひらに乗るサイズなので1〜2㎝くらいだったと思います。
気にはなりましたが、みんなに置いて行かれたくない私は、すぐにその場を去りました。

その日以降、その生き物のような何かを捨てた場所をその道を通るたびに確認しましたが、見つけることはできませんでした。
通学路は途中に民家がなく危険だということで封鎖されてしまい、探索もできなくなってしまいました。 学校の裏山が通学路になっていて、森の中を通るような道だったということもあり、私が知らないだけでそういう生き物がいるのかもしれませんが、20年近くたった今でもそんな生き物を目にしたことはありません。
動いているように見えただけで、ただの銀杏だったのでしょうか。

無記名

「実在しそう」と「ファンタジー」の中間みたいなデザインでゾワゾワするな。「こういう生き物知ってるぜ!」って人いたら教えてください。

 

チョッパーハンドル

バスに乗っていたら、信じられないくらいハンドルが高い(サドルは普通の高さ)自転車に乗って、手をめいいっぱい上げた状態で漕いでいるおばさんとすれ違った。
ハンドルってあそこまで伸ばせるものか?と思い即座にググったが、インターネットのどの画像よりもあのおばさんの自転車のハンドルの方が高かった。

練り

 まあ、普通にそういう趣味のおばさんだという可能性はある。

 

同じ顔

何年か前知らない土地で、終電くらいの時間に、友達と二人でホテルを探して歩いていた。
駅を通り抜ければ目的地に楽に着けそうという話になり、ダメ元で改札横の小さい部屋みたいなとこにいる駅員さんに頼んでみた。
渋い顔はしていたけど、時間が遅くて若い女二人だったからなのか了承してくれた。
改札脇から入れてもらって、反対側の改札を通り抜ける時同じ様な部屋があったので、別の駅員さんがいるなら会釈くらいしようと思って見たら、さっきの人と全く同じ顔の人がいた。
反対側の改札までは対して距離は無かったし、真っ直ぐ向かったのでその人が移動したなら見えるはずだし、裏に連絡通路がある様な作りの部屋にも見えなかった。
似てただけかと思って、友達に確認したら「全く同じ顔だった」と言っていた。
駅員には一つのグラフィックしか用意されてないゲームみたいだった。

みゆ

 めちゃめちゃ気になるな。ドッペルゲンガー的なエピソードとはまた違った趣がある。本当に超似てる人が二人務めてる可能性もあるといえばあるけど。

 

破壊おばあちゃん

実家の目の前が墓所になっているのだが、お盆時になると、お供え物を置いてあるような小皿を墓石に叩きつけて割るという行為を延々繰り返すおばあちゃんが出現することがあった。

事実なら普通に警察沙汰だと思うので(昼間だったし、他の墓参りの人もいる時期だし)何かの気のせいだと思うが、じゃあ何をどう勘違いしたの?俺は。

最初に目撃したのは中学生くらいだったと思うが、残念ながら23歳くらいに帰省したときにも目撃してしまった。

10年経ってもオーバースローのおばあちゃん

 次見たら通報して実在するおばあちゃんなのかどうか確かめよう。

 

友達

小学校に入学して初めてできた友達がいました。
学年が変わっても変わらず仲が良く、3、4年生くらいになった頃にその子から「幼稚園の時はこうだったよね〜」と話されました。
私はその子とは小学校に入ってからの仲だと思っていたし、同じ幼稚園だったのもその時初めて知りました。
小1の時に私から「はじめまして」と声をかけ、その子に「これで私たち友達だね!」と返された記憶があるのですが、 その子曰く私たちはすでに幼稚園から友達で、上記の会話は記憶にないとの事。

多分どちらかの記憶違いなのでしょうが、幼い私にとっては不思議でちょっと怖い思い出です。

ぴぴぴ丸

 怖。幼稚園の頃の卒園アルバムとか写真とか引っ張り出して確認しようぜ。それで何もわからなかったらめちゃめちゃ怖いな。

 

マムシ

小学生三年生の頃に公園で妹と遊んでいたら、茂みからオレンジ色した抱き枕サイズの謎の生き物(?)が飛び出してきて、その公園はマムシが出ると聞いていた(私はマムシの見た目を知らなかった)ので咄嗟に「蛇だ!!」と叫び家に帰りました。
妹は「あんな蛇いるの!?」と動揺していましたが一緒に走りました。怖かったです。

キャタピー

 99%マムシではない何かだ…………。

 

おばけロープ

幼少期の頃、保育園の帰りに姉の友達の家に遊びに行った時の話です。
その友達が「私の家にはおばけがでる。日が暮れるといつも階段の上にいる」という話を遊びに来ている子たちにしていました。
今思い返すとおそらくみんなを怖がらせようと冗談を言ったのだと思います。
ですがまだ保育園児だったため、真に受けてしまいどうしても確認したくなってしまいました。

友達からは階段には絶対近づくなと言われていたのですが、好奇心に負け私は1人で階段のおばけを見に行ってしまいました。
階段の先の上の階は電気が着いておらず、真っ暗だったのですが、そこで私はスーパードンキーコング2のおばけロープのもりに登場するおばけロープを見ました。
あの宇宙人のような顔をした白色の細長いロープです。
今でもあの時の状況が鮮明に思い出せます。私だけじゃないでしょうか、おばけロープと会ったことあるの。

とりがら ささみ

 こんなやつだよな。めちゃめちゃ怖いんだけどどうしても家の中をディディーとディクシーが駆け回っている映像がセットで浮かぶな。

 

サンタ

私が小学生の時の話です。12月中旬だったのでもう少しでクリスマスだねと家で妹と話していたら、外から「シャンシャンシャン…」と鈴のような音が聞こえたんです。
クリスマスのキャンペーンでもやってるのかと思って路上を見ても何もやっていなくて、おかしいなと思いつつふと空を見たら、黒い棒のようなものがすごいスピードで横切っていきました。

そしてそれが視界から消えたら、鈴の音も聞こえなくなったんです。 妹も一緒にそれを見ていて、二人でサンタさんじゃないかと盛り上がったんですが、後々聞くと妹もまだ小さかったこともあり、あまり覚えていないそうです。
私も見た自信がなくなってきて、もしかして見間違いだったのかなと思っています。

ゆゆゆ

 それがサンタかどうかはわからないけど、鈴の音と共に現れるめちゃめちゃ速く飛ぶ何かを見たのは確かだしな。

 

 我が身に起こったけどよくわからない体験編。

 

起床

学生の頃長期休みに入ると朝に寝て夜起きるみたいなカスの生活を必ずしていたのですが、ある日起きたら窓の外がめちゃくちゃ明るくて、よっしゃ日中に起きれたぞと思って喜んでスマホを開いたら全然19時とかで、は?と思ってまた窓を見たら普通に真っ暗でした。
しかも1回だけじゃなくて1シーズンごとくらいになってたような気がします。

無記名

 これ、時々ある気がする。

 

家の廊下に人の髪の毛が五、六本生えていた。
抜いてまた生えてを三回くらい繰り返した。当然家族に言って回ったが、みんな割とどうでも良さそうだった。
個人的には家族のうちの誰かが貼り付けたんだと思っている。

壁の毛

 自生してるにしても家族の誰かが植えてるにしても怖すぎる。

 

無免許

4、5歳ぐらいの頃、両親と兄2人と近所にホタルを見に行きました。
実際ホタル云々のことは何も覚えてないのですが、両親の目を盗んで兄妹3人で父の車に乗って、1番上の兄(8、9歳)が運転して家々に挟まれた狭い坂を上った記憶は何故かしっかり残っています。
でも父の車はセダンでマニュアル車、とてもじゃないですが幼い子どもには運転できないです。
夢かな?と思ってましたが最近下の兄に聞くと兄もその記憶があるそうで夢じゃないのかなと。
1番上の兄にも聞きたいけど、無口で20年近くまともに話してないので聞けず…そして30年近く前の記憶なので両親は覚えておらず…真相はわからないままです。

あっさー

 絶対にこれ以上記憶が風化する前に聞いてみてほしい。

 

将棋

小さい頃父親に将棋を教わったんだけど、久しぶりに指そうよと言ったらルールを知らないと言われた。自分に教えた記憶もないらしい。

かぜがつよい

 じゃあ誰が教えたんだ……。

 

ドッペルゲンガー

結構長くなります、3回ほど私自身ではなく周りの人間が似たような体験をしたお話です。

1つ目
15歳ぐらいの時に当時付き合ってた人と19時ぐらいに公園でお喋りしてた時、私が怖がりなので驚かせてやろうとして突然走っていきました。
その公園は結構暗くて人も少なかったので私は慌てて彼を追いかけたのですが急に彼がピタリと立ち止まりました。
「驚かせないでよ、こんなところでいきなり止まってどうしたの」と声をかけると「今目の前にお前そっくりなやつが出てきた」と困惑した表情で話してました。私には何も見えなかったです。

2つ目
高校時代の話です。その日は朝から腹痛で学校を欠席しました。
お昼すぎに隣のクラスの仲のいい友人から「今日早退したの?」とメールが届きました。「今日は学校休んでるよ」と返すと「え!?渡り廊下を○○と歩いてたとこ見たよ」と返事が来ました。
翌日登校して話を聞くとメールを送った友人と共に渡り廊下を歩いてた別の友人も私の姿を見たそうです。

3つ目
18歳ぐらいの時に早朝のバイトをしてました。
バイトが終わって家に帰ると妹が「え、お姉ちゃん家に居なかった?」と聞くのです。
「今日はバイトで今帰ってきたところだけど」と言うと「さっき起きた時布団にいてたよ」と返されてさっぱり分からなかったです。

あと年に一度は「私そっくりな人がいてたよ」という話を誰かしらにされます。今のところ説明がつかないので不思議です。私自身はまだ自分とそっくりな存在を見たことがありません。

ドッペル

 周りに「今度私がいたらひっ捕えておいて」って頼んだらどうかなと思ったけど、普通に自分がひっ捕らえられて困るだけだろうな。

 

サイキック

高校生の頃、ベッドの中で天井の電気をぼーっと見ていると、今なら念じるだけで電気をつけることができるような気がした。
体に力を込めて「電気…つけ!」と心の中で言った瞬間、本当に電気がついて部屋が明るくなった。

サラミ

 これはもう99%なんかの能力の片鱗なので鍛えてほしい。

 

バックハンガー

クリスマスプレゼントに親からもらったバックハンガーが、久しぶりに見たら2個に増えていたということがあります。
もらった時はプラスチックケースにぴったり1個入っていたのを見たのに、久しぶりに袋から取り出したら2つになっていました。
親に聞いても、1つしか買っていないと言っていたのですが、当たり前のように2つになっていたのであまり驚きませんでした。
今も2個あります。
前回の不思議エピソードを見て、物が複製されるというのはわりとあることなのか〜と思いました。

ごま

「あーこういう話あるのね〜」と思いながら読んでたけど後半で「今もあるの?」って声出ちゃった。完全に増えてる。

 

たらこ

小学校低学年の頃、居間でひとり生たらこでごはんをもりもり食べていました。
3杯目のおかわりをし生たらこをごはんの上に乗せたところ、みるみるうちに焼きたらこに変わっていきました。
単純に嬉しくて、親に「ごはんの熱でたらこが焼けたよ!」と報告をしましたが反応は「ふ〜ん」とそっけなかったです。
今思うとどれだけご飯が熱くても乗せただけじゃたらこ全体に火が入らないよなあと不思議です。

ラーメン天使

 めちゃめちゃ良いな。食いしん坊が地味怪奇に普通に喜んでるのがとても良い。かなり好き。

 

アイス

小学校低学年くらいの頃。母と近くのスーパーまで買い物に行った帰り道の話。
お小遣いで買ったアイスを食べながら母と一緒に歩いていたはずなのに、気がついたら学校のそばの公園にいた。(スーパー↔︎公園は小学生の足なら30分くらいかかる距離感)
アイスは無くなっていたし、母もいない。 訳もわからず家に帰ったら普通に母はいたけど、買い物は母1人で行ったと言われた。
ただの記憶違いだったとしても、アイスは最後まで食べたかった……。

アイス半分しか食べてなかった

 瞬間移動というよりは世界ごと急に改変された、みたいな嫌さが良い。現象の不気味さと被害の小ささのギャップも良いな。シュタインズゲートで急に世界線が変わった時の岡部こんな感じなんだろうな。

 

こけし

おばあちゃん家にこけしが置いてあり、それが昔から怖かったので避けていたのですが、ある時おばあちゃんから食べ物の仕送りと共にそのこけしが送られてきました。
どうして送ったのか聞くと、私が欲しがってたと言っており、そんなこといった覚えないのになってちょっとゾッとしました。

こけっち

 めちゃめちゃ怖い。怖いからこそ無意識によく見ていたとか、そういう説明の付け方はできるけどよ。

 

カブト

小5くらいの頃、朝起きて洗面所に行った時に一瞬自分の頭がカブトムシの形をしていた。
すぐにいつも通りになったが確実にあの角みたいなやつが2本あの角度で生えていた。

つばき

 こういうのって「そんなわけねえだろ」と思った瞬間元に戻る気がするから、何とかぼんやり生き続けてそのまま維持できないかな。

 

ショッピングセンター

少しずれたエピソードかもしれませんが…

家から自転車で15分くらいのところにショッピングセンターがあるのですが、自力で行こうとするとどうしてもたどり着けません。
これまで五回ほど挑戦しましたが、なぜか必ず駅か自宅に戻ってしまいます。

方向音痴ではありますが、Googleマップを使うようになってからは迷子になることもほとんどなくなったのに、このショッピングセンターだけ…
バスに乗れば行けるので、道が繋がっていないということはありません。

どこか途中で道を間違えているのだとは思いますが、時空が歪んでいるのかな、などと考えると面白いので、「一生たどり着けない」ままにしておいています。

無記名

 本当に99%ただ間違えているだけなんだろうけど、ただ間違えているだけにしても間違えっぷりがめちゃめちゃ面白いな。辿り着けるようになったらそれはそれで面白いので攻略してほしい。

 

神社

小学校低学年の頃の話でかなり記憶が薄れていますが人生で唯一経験した不思議な出来事です。

当時の実家は敷地内にメインの家と離れがある感じでした。
近所にかなり小さい神社があって周りには木が生えていましたが、そのスペースはコンクリート塀で囲まれているので入れませんでした。
祖父母に神社のものだからいたずらしてはいけないよと言われたのだったか、子供ながら何となく神聖な木々なんだろうと思ってたような気がします。

そこの左隣の道を歩いて奥まった所にピアノの先生の家があったので週1で通っており、その日もレッスンを終えて帰ってきたとき先述の木に南天みたいな赤い実がなっていて、だめだと分かりつつ摘んで帰りました。
家に着いて呼び鈴を鳴らしましたがどれだけ待っても誰も出ません。
ドアを叩いても何の返事もなく、そんなことは初めてだったので「神社の木に悪さしたから祟られたんだ」と怖くなり木の実を急いで投げ捨てると遠くから足音が聞こえ、ほどなくして祖母がドアを開けてくれました。
両親は仕事か買い物で不在にしていて祖母と弟は離れにいた?から気付かなかったそうです。

祖母に木の実の話をしましたが、偶然タイミングが重なっただけと笑われました。

ハムラ

 もちろん偶然で片付けられるエピソードでもあるのだけど、プチ祟りとしてのちょうど良さ、不気味さがあるな。見せられないけど投稿に現場のストリートビューのURLが添えてあったのがめちゃめちゃ怖かったです。

 

知らない芸人

実は私、最近までパッション屋良を知らなかったんです。
私はいま20代で、エンタの神様などお笑い番組を見まくっていた世代です。

パッション屋良を知ったきっかけはニコニコ動画でした。
ニコ動にはMAD動画というジャンルがあって、その1つにパッション屋良を素材にした動画があったんです。 サムネイルを見たときに、「この人は誰だろう?」となり気になって動画を見ました。
まったく知りませんでした。
彼の声も、ギャグも、何もかも記憶にありません。

あの頃のお笑い番組は見ていたはずなのに、パッション屋良だけが記憶から抜け落ちている。そんなことってあるのでしょうか。

LEON

 ゲラゲラ笑ってしまった。でもたしかに不思議だ。あの頃のお笑い番組を見ていたら99%頭に残る芸風だと思う。最悪名前は覚えてなくてもギャグは覚えてそうなものだけど。パッション屋良さんがいないパラレルワールドから来たとしか思えない。

 

DVD

中学生のころゴリゴリのアニオタで、父が会社の人からエヴァのTVシリーズのDVDを借りてきてくれたことがありました。
しかしお返しする前に貸してくださった方が鬼籍に入られてしまい、エヴァの話題を見るたびにそのことを思い出していました。
シン・エヴァンゲリオンが公開されたころに父にその話をしたら、きょとんとしながら「DVD借りたことなんかないよ」と言われ、父が忘れているのか、私が架空の記憶を生み出しているのか、もやもやしています。

無記名

 返す前に亡くなってしまったってことは、今そのDVDはどこに……?

 

注意書き

4、5歳くらいの時、母に連れられてそこそこ大きい病院に予防接種に行きました。
待ち時間が結構長くて、催してしまい、1人でトイレに向かいました。
その時のトイレの入口に、下げて引くタイプの取っ手が付いていたのですが、その下にパネルがあって、こんなメッセージが書いてありました。
「このドアを開けたらその向こうにだれかいるかもしれない」
前半はうろ覚えですが、後半は間違いありません。

私は怖くなってそのまま母の元に逃げ、一緒に付いてきてもらいましたが、そのメッセージは消えていました。
消えたというか、「床が滑りやすいので転倒にご注意ください」みたいな当たり障りのない、よくあるメッセージに変わっていました。
夢でも見たか、見間違いかと思いますが、今でもはっきり覚えている謎な出来事です。

ウイ子

 最初に見たメッセージは「ドアの向こうに誰か人がいるかもしれないから注意してゆっくり開けようね」的な意味合いのものをホラーに勘違いしたんだな〜と思ったのだけど、その後全然違うものになっていたのがモヤモヤするな。

 

時間割り

これは私自身は絶対勘違いじゃない思ってるので趣旨から外れるかもしれませんが、小学5年生のある日、火曜日と木曜日の時間割がまるまる入れ替わっていたことがありました。

不思議に思い「時間割変わった??」と誰に聞いても「別に変わってないよ」と言われました。
その日を境に火曜日と木曜日の時間割は入れ替わったままでした。

これだけなら勘違いで済ませるかもしれないんですが、同様の時間割入れ替わり現象が高2の時にも発生しています。
子供の時と違い、記憶もハッキリしているので間違いありません。

それ以外に何か世界が変になったとか知らない兄弟が居たとかそういう怖い要素は一切無かったです。
ただ確実に私の世界の『火曜日と木曜日の時間割が入れ替わっていました』

おがおが

 今回結構多いけど、地味世界改変というか地味パラレルワールドというかこういうタイプのエピソード、地味〜な不思議さでモヤモヤしていいな。

 

ズレ

高校の時、いつも新宿駅から友達と2人で帰っていました。
友達は家の最寄りが新宿から5駅ぐらいで、私は終点でした。
新宿から終点までだいたい40分ぐらいはかかります。

友達が5駅目で降りて行き、私は電車が空き始めたので、座席に座ってスマホを見ていました。
ふと次の駅の表示を見ると、なんと新宿駅から2駅目まで戻っていました。
スマホに熱中していたにしても長すぎて、驚いて止まった駅で降りました。

そこでまた下り電車の発着時刻を見て驚いたのですが、終点で折り返して2駅目まで戻ったにしては時間が経っていなさすぎたのです。
5駅目で降りる友達と別れてから1時間たっていませんでした。

終点駅での折り返し電車では無かったなどの仮説もたてたのですが、(友人が降りる駅と終点の間で折り返す電車もある) 検証したらそれだと逆に新宿から2駅目に到着するまで長すぎました。

そもそもその折り返し地点を過ぎた駅名を母親に現在地としてメールしていたのです。 なんか10分ズレた別の世界、、?と思っています

 自分で検証した上でしっかり変なので趣旨とは違ってしまうのだけど、気持ち悪さの塩梅がとても良いな。地味怖い。

 

コーラ

今から20年以上前、地元から離れて一人暮らしをしており貧乏学生生活を送っていました。

夏休み前に同じような境遇の友達と私の家で深夜まで課題をこなして「夜なのに暑いし、なんか気分転換に散歩して涼むかー」と夜2時過ぎぐらいに2人でブラブラと人も車もいない道をおしゃべりしながら歩いていました。
大通りに差し掛かる信号で友達と話をしながら信号待ちをしていたら、突如かなりのスピードで黒いセダンが目の前の横断歩道を横切って行きました(そのセダン以外の車はいなかった)
その直後「ドンっ」と目の前で何かの音が聞こえたのでビックリして横断歩道を見たら「2リットルのペットボトルのコーラ」が横断歩道の白線部分に立っていました。

友達と「え?こんなの無かったよね?」と話ていると信号が青になり「とりあえず危ないし拾うか」と2人で横断歩道を渡りがてらそのコーラを拾い上げました。
コーラに触ると道に落ちていたとは思えないくらい綺麗な状態でしかもキンキンに冷えているし、試しにキャップをひねると未開封の状態。
友達と「どうする?」「今日おにぎりしか食べてない」「神が与えてくれたコーラか?」「これで死んだら元からその寿命だな」等と話しながら結果として2人で全部飲みました。美味しかった。

横断歩道の場所は街灯もあったので、元からコーラが落ちていたなら気づいているだろうし、セダンが落としたとしても落ちた衝撃で転がったり擦れた跡が残ったりすると思うんです。奇跡的にペットボトルが立ったとしても何故セダンがコーラを落としたのか。あと何よりなぜキンキンの未開封コーラが?
元からあったなら夏だし少しはぬるくなっていたと思うんです。
未だに思い出しては何だったんだろうなぁと考える不思議な出来事です。
(若さ故の行為でしたが道に落ちている物を飲むなとかそういう事は理解しています。普通に危ないよね)

チャキえ

 最高。「これで死んだら元からその寿命だな」で見るからに怪しい食べ物に手を出すの良すぎる。怪奇の微妙さと学生特有の無鉄砲さのバランスが超良いエピソードだ。本当に何だったんだ。

 

 以上、99%見間違いか勘違いの怪奇・不思議エピソード集だった。送ってくれた人ありがとう。今回もめちゃくちゃモヤモヤしたな。洒落怖みたいな感じで流行らないかな。「地味怖」ってどう? もうある?

 次をやるかはわからないけど、一応次用の投稿フォームを作ったぞ。こちらから。注意書きはよく読んでね。

 本当に多くのエピソードをもらったので掲載できなかった物がいっぱいある。世の中「99%見間違いか勘違い」のものを含めたらめちゃめちゃ怪奇現象起こってるな〜と思った。怖い。

 特に「普通の怪談募集企画なら絶対採用なんだけど企画の趣旨からすると強すぎる」という理由で掲載を見送ってしまった物がいっぱいあって「載せてえ〜」と思いながら泣く泣く削った。

 せっかくなので、最後に次のページでそれらからちょっとだけ紹介しよう。

次ページ:「怖すぎ」編