子供の頃の楽しみは何でしたか?
お年玉や家族旅行、お楽しみ給食等様々なイベントがある中、1番身近で特別感のあった娯楽といえば…
ですよね!!!!
普段と違うシチュエーションのお話が楽しめたり、作画や演出に拘りを感じたりとスペシャル回から得られる高揚感は子供心に計り知れなかった事を覚えている。
私は今でもアニメのスペシャル回が好きなのだが、ちびまる子ちゃんでは珍しいスペシャル放送が行われているのだ。
それは
過去のリメイク放送!!
新作じゃないの!?と思われてしまいそうだが、ファンはとっっっても楽しみにしているのだ!!
ちびまる子ちゃんで最も放送された話
先程「過去のリメイク」と言ったスペシャル回だが、正しくは原作者であるさくらももこ先生が過去に手掛けた脚本(原作)が現在の作画と演出でリメイクされる「さくらももこ脚本まつり」の事だ。
ちびまる子ちゃんの数ある名作の中から選び抜かれた傑作が楽しめるうえ、昔からのファンは「どんな風にリメイクされるんだ!?」と期待を寄せている全員が楽しくなれる最高のまつりなのだ。
ふと、「ちびまる子ちゃんで最もリメイクされた話って何だろう」と気になったので、放送開始から30年分のタイトルを調べた。
(リメイク・再放送を合計して最も放送回数が多かった作品)
調べた結果がこちらなのだが、初回放送含め4回テレビ放送されたものが8作品あった。どれもちびまる子ちゃん好きには馴染み深い話だと思う。
そして、私がこの中で注目したのは「おかあさんの日」と「たまちゃん大好き」である。
いずれも「家族愛」や「友情」が題材の心温まる感動回なのだが、ここで私が以前ちびまる子ちゃんのオチを分類した結果を見てもらいたい。
圧倒的なとほほ率!!!
このようにとほほ系エッセイのパイオニアとも言えるちびまる子ちゃんにおいて感動回はかなり少数派だということが分かる。にも関わらず、感動回が2つも最多放送されているのである。
しかも「たまちゃん大好き」は小学校の道徳の教材にも使われているらしく、ちびまる子ちゃんの感動回の需要の高さがうかがえる。
また、アニメちびまる子ちゃんは1990年〜1992年に放送された一期と1995年〜現在の二期に分かれるのだが、これまでリメイクされた事がある作品全100話を調査した結果このような事が分かった。
一期の方がリメイクされている!!
ちなみに、ちびまる子ちゃんはさくらももこ先生の原作脚本(チェック含む)のものだと一期が142話、二期が238話なので、一期は数が少ない上にリメイクされている作品が多いという事になる。これは、一期作品が特に支持されている現れなのではないか。
以上の2つを考えた際
一期の感動回はとんでもなく面白いのでは?
という疑問が生まれた。
私は一期ちびまる子ちゃんをほとんど観たことが無いので、これはもう観るしかない!!
ということで、かなり前置きが長くなったが
ちびまる子ちゃん一期を観て感動する回のランキングを作ります!
一期の作品(142話)全部観る
現在(2022年7月)一期ちびまる子ちゃんはアマゾンプライムビデオで観る事が出来る。
1話観るごとにエクセルにメモをしていく日々…
GWの帰省中も調査をしていたため、家族を巻き込んでちびまる子ちゃんを観たのだが50〜60代の両親が大いに笑っていたので驚いた。
私の両親はさくらももこ先生と同世代なので、1970年代の懐かしネタがふんだんに盛り込まれたちびまる子ちゃん一期には共感する部分が多いのだろう。
当時のCMソングのパロディシーンで笑う父に「お父さんも子供の頃に見たCMなの?」と聞いたら「知らねぇ」と言われた。
どうやら懐かしさや共感ではなくシンプルな面白さで笑っていたようだ。どちらにせよ、ちびまる子ちゃんは全世代が楽しめる作品だと目の当たりにした。
一期を観ていて私が感じた面白さは様々あった。まず、季節を感じさせるエモーショナルなシーンが魅力的だ。
夏のお話に出てくるセミの鳴き声、焼けたアスファルト、木々から降り注ぐ木漏れ日、金魚屋の水槽…等、その一つ一つが子供の頃の記憶を呼び覚まし、一瞬で子供時代に返ったような錯覚に陥ってしまう。漫画原作には無いシーンが多いためアニメ特有の没入感が得られる。
かと思えば、笑える部分の表現はシュールでばかげている事が多い。
これは決まり悪いときの丸尾君なのだが、小さな丸尾の顔が浮かべられた川に流される丸尾という変態的な描写で彼の心情をよく表している。
このように、情緒的なシーンとシュールな表現が波のようにやって来て不思議な見応えを生み出している。
他にも、ちびまる子ちゃんではお馴染みのキャラクターの初期の姿が見られて楽しい。
ちびまる子ちゃんといえば映画版も外せない。
これは映画「わたしの好きな歌」の貴重なVHSだ。DVD化されてないうえにVHSの流通が少なく、プレミアが付いて2万円弱〜5万円ぐらいで中古販売されている。
これは私が記事とは関係なく去年趣味で購入したものなのだが、緊張してまだ観ていない。しかし、いつまでも温存しておくのも勿体ないし記事を書くにおいて観た方が絶対良いので観るぞーー!!!
(読み飛ばし可)いやぁ〜これ漫画版は観たことあるんですけど、さくらももこ先生がディズニーのファンタジア(ウォルト・ディズニーが音楽に合わせて映像を作ったという新しい試みの音楽映画)にインスピレーションを受けて作った映画だから映像作品で見ないと意味ないというか、音楽シーンの作画演出に湯浅政明さんが担当しているのがあるのもかなり興味深いし本当買って良かったよなぁ〜さくら先生音楽の趣味も相当良いし楽みだなぁ〜ハァハァ
壊れました。
序盤でビデオデッキが壊れてビデオが取り出せなくなりました。申し訳ないですが今回は映画版抜きで行きます。一番悲しいのは私です。
※デッキを壊して取り出したがきちんと見れるか不明。とほほ