2日目
睡眠時間バッチリで体調もすこぶる良い。
3店目:船橋屋こよみ 広尾店
〇場所 :東京都渋谷区広尾5丁目17-1【最寄り:地下鉄日比谷線『広尾駅』徒歩2分】
〇定休日 :なし
〇営業時間 :11:00~20:00、カフェ 11:30~17:00
〇並んだ時間:約20分
宇治金時白玉ミルクを注文。
氷の盛られ方が豪雪地帯のそれ。シロップや小豆を好きなタイミングで入れることができる。
抹茶の風味がしっかりしてる。最初に抹茶シロップを全部かけてしまったが、食べ進んで氷が溶けてしまっても最後まで抹茶が強烈に残り続ける。
小豆は甘さがしっかりしてるし白玉もムニムニだし、3つの美味しさを交互に行き来できる贅沢さ。なぜか分からないが、7日間を通して氷のヒンヤリ感を一番感じたカキ氷でした。
待ち時間や移動中にも塩分と水分補給は欠かさないようにします。
4店目:安堂
〇場所 :東京都調布市布田1丁目36-10【最寄り:京王線『調布駅』徒歩5分】
〇定休日 :不定休
〇営業時間 :10:30~19:00
〇並んだ時間:0分
黒蜜きな粉を注文
抹茶やフルーツ系のカキ氷は食べずとも味を想像するだけで「きっと美味しいんだろうな」と容易く想像できる。でも、黒蜜やきな粉は果たして氷に合うのか?と疑問だったが良い意味で裏切られた。氷でサッパリしてる分、きな粉や黒蜜のねっとりした甘みが気にならずにどんどん食べれる。
餅もそうだが、無垢な白い食べ物に対するきな粉はこんなにもパワフルなんだなと改めて思った。これにクリームやアイス、小豆が加わってしまったらどうなってしまうのだろう。恐ろしや。
〜2日目を終えて〜(残り5日)
移動による体力の消耗を考えると、やはり1日2店舗が丁度良い感じがする。昼前までしっかり寝てから朝兼昼カキ氷を食べて、日が暮れる前後に夕飯カキ氷を食べて家に帰るルーティン。
空腹感は気になるが、それ以上にお腹の冷えがヤバい。家に帰ってから温かい飲み物をがぶ飲みしても、既に冷たさは腸へ通り抜けてしまっている感覚で、温かさが追い付けない状態みたいになってる。体調に影響を及ぼさないよう、明日対策をとってみる。
3日目
土日に突入。カキ氷屋も混む可能性が高いので早起きする必要があったが、目覚ましが鳴る前にスッと起きれた。断食をすると朝スッキリ起きれるようになるとは聞いたことがあるが、それに近い良い効果が出始めているのかも・・?
5店目:ひみつ堂
〇場所 :東京都台東区谷中3丁目11-18【最寄り:JR『日暮里駅』徒歩約4分、東京メトロ千代田線『千駄木駅』徒歩約6分】
〇定休日 :月曜日
〇営業時間 :10時頃〜18時頃
〇並んだ時間:約1時間
9時半過ぎなのに笑ってしまうくらいの行列。折りたたみ傘を日傘にして暑さをしのぐ。
お店の中の席数が多いので、思ってたより早く呼ばれた。
イチゴ練乳を注文。
イチゴ本体?ってくらい果肉がメキメキ浮き出てる。超ふわふわの氷にイチゴソースと練乳ソースが半分ずつ合いがけ。イチゴの風味は豊かだが、酸味が強くなく非常に食べやすい。イチゴジャムに近い。
イチゴソース部分をぐいぐい食べてしまい、「カレーライスを食べてる時に、先にルーを全部食べてしまう」ような初歩的なミスをしてしまった。仮にカレーだった場合は物憂げに福神漬け等でスプーンを進ませることしかできないが、今回は程よい甘さの練乳があったおかげで物足りなさを感じることなく最後まで食べきることができた。練乳に助けられた。
また、丸2日間ずっと悩まされてきたお腹の冷え問題ですが、
1、カキ氷を食べる直前に温かいお茶を飲み、胃を温める
2、カキ氷を食べる
3、食べ終わってすぐに温かいお茶を飲み、胃を温める
『温』で『冷』を挟み込む技を編み出し、完璧に解消することができました。ただしこの技、タイミングを失敗すると炎天下の中で温まみれになってしまいマジでどえらいことになるので注意が必要。カキ氷を食べる直前というのがポイント。
お腹の中が温かいとカキ氷もより美味しく感じられるので一石二鳥。
6店目:志むら
〇場所 :東京都豊島区目白3-13-3【最寄り:JR山手線『目白駅』徒歩1分】
〇定休日 :日曜日
〇営業時間 :菓子9:00~19:00、カフェ(カキ氷)10:00~19:00
〇並んだ時間:約1時間30分
お店の外に人が並んで無かったので、すぐ呼ばれるのかな?と思ったが、お店の中の階段に3階までぎっしり並んでました。
ほうじ茶を注文。
「ほうじ茶がカキ氷になったら味が薄いのでは・・?」と思ってたが全くそんなことは無かった。ほうじ茶の独特な香りがスーッと鼻から入ってきて、そのあとにしっかりと甘みを感じる。ほうじ茶の美味しさを最大限引き立たせてくれる絶妙な甘さ。
氷はトロトロだし、手前のほうじ茶アイス、中に入ってるほうじ茶ゼリーがそれぞれほうじ茶の良さを保ちつつ違った食感と風味で飽きさせない。後味もさわやかだし、最後の残り汁が超美味しい。
〜3日目を終えて〜(残り4日)
お腹の冷えが解決したが、浮いた分の懸念が空腹感へと向かった気がする。1週間の中で1番腹が減った日。カップヌードル8個食べれる。
4日目
新しいカキ氷を食べれるのが嬉しくて朝が楽しみ。夏休みの小学生みたいになってきた。
おばあちゃんの原宿と呼ばれる巣鴨。人通りの少ない路地に入っていくと・・
7店目:かき氷工房 雪華
〇場所 :東京都豊島区巣鴨3-37-6【最寄り:JR山手線『巣鴨駅』徒歩5分、都営地下鉄三田線『巣鴨駅』徒歩3分】
〇定休日 :月曜日
〇営業時間 :平日11:00~17:00、土日祝10:00~17:00
〇並んだ時間:約2時間
やはり行列。
記帳式なので名前と人数を記入したら涼しい所に移動して待つのが無難な待ち方。
この画像に映ってる方々は結構待ってから「いよいよ呼ばれる」のを察知して集まってきてるので、実際は映ってない所で更に数十人以上がカキ氷を待ってるということになる。カキ氷熱のすごさ。
抹茶無双を注文。
3種類の抹茶ソースによる抹茶ずくしのカキ氷。まず一番外側の抹茶ソースはやや苦味寄りの甘みが感じられ、見た目通りトロトロ。スプーンでつつくとすぐ下にふわふわ氷が待ってて、そこには2層目の抹茶ソースがたっぷり染みわたってる。甘さほぼゼロで苦味のみ。
食べ進めると最奥には最後の抹茶ソースが。強烈な苦味で改めてインパクトを与えてくる。抹茶好きにはたまらない一皿。
8店目:廚菓子(くりやかし)くろぎ
〇場所 :東京都文京区本郷7-3-1 東京大学本郷キャンパス春日門Daiwaユビキタス学術研究館1階【最寄り:東京メトロ丸ノ内線『本郷三丁目駅』徒歩5分、都営大江戸線『本郷三丁目駅』徒歩3分】
〇定休日 :不定休
〇営業時間 :10:00~19:00
〇並んだ時間:約5時間
東京大学の中にあるお店。
日曜の昼間ということもあって12時半過ぎ時点で約50組が順番待ちに記帳しており、閉店19時なのに14時過ぎには受付終了という盛況ぶり。
黒蜜きな粉を注文。
食べた瞬間に「最強だ・・」と呟いてしまった。きな粉のすぐ下は超濃厚なクリームが敷き詰められてて、一口食べただけで口の中が『甘』の祭り状態みたいになる。氷の爽やかさで中和しようとしても止められないくらい甘さとコクの勢いが全力で走り抜けてしまう。かなり強烈。
きな粉は甘さ控えめで香りが感じられるが、クリームと組み合わさった瞬間に『甘』側に肩入れする。黒蜜をかける必要性を感じないまま最後まで食べ進めれてしまうほどに完成された甘さと美味しさ。パワー系の最強カキ氷という印象。
食べ終わる頃には日が暮れかけていたので帰りを急ぐ。
待ちが体力的にしんどかったので自宅に戻ってから栄養剤をカキ氷にして食べることに。
薬局のおばちゃんが「ロシアの宇宙飛行士が飲んでるらしい」と言っておすすめしてくれた謎の漢方薬などを混ぜて飲みます。(1:ユンケル、2:リポビタンD、3:ウコンの力、4:ロシアの宇宙飛行士が飲んでるらしい漢方薬の粉、5:カルシウムの粉、6:ローヤルゼリーの粒)
4~6の栄養剤の粉末をぶっかけたその上に、1~3の栄養ドリンクをかけていきます。
ちなみに、ロシアの宇宙飛行士が飲んでるらしいやつは、薄黄色の粉末でした。
完成。
『カキ氷』を作りたかったのに、『威勢のいいオレンジ色の液体』が出来た。
果たして味は・・
普通にうまっ 甘いジュース。
〜4日目を終えて〜(残り3日)
空腹状態でこってりしたスイーツを食べた感じなので、胃もたれしてるような感覚。栄養ドリンクで回復できた気がする。
5日目
体臭の為にカキ氷生活を送ってる自分、意味不明だなと思いながら家を出る。
浅草の雷門から10分ほどで到着。行列。そして刺すような暑さ。
8店目:浅草浪花家
〇場所 :東京都台東区浅草2-12-4【最寄り駅:つくばエクスプレス『浅草駅』から徒歩1分、他各線『浅草駅』徒歩10分、東京メトロ銀座線『田原町駅』徒歩8分】
〇定休日 :火曜日
〇営業時間 :10:00~19:00
〇並んだ時間:約1時間30分
あさやけを注文。
氷はフワフワで柔らか。上に乗ってる小豆と氷に含まれる練乳の甘さを、イチゴソースのやや強めの酸味がバランスを取り絶妙な美味しさに。イチゴの果肉と小豆の食感、練乳の甘さと氷の食感が代わる代わる変化をつけてくれるから、全く飽きることなく最後まで食べれる。
中にも果肉タップリのイチゴソース。
並びで体力を削られた感があったので、次は屋内に並んででサクッと食べれるお店を探す。
9店目:都路里
〇場所 :東京都千代田区丸の内1-9-1 大丸東京店 10階【最寄り:JR『東京駅』すぐ】
〇定休日 :不定休
〇営業時間 :土~水10:00~20:00、木金10:00~21:00
〇並んだ時間:約20分
燦燦と輝く、昭和てんぷら粉の看板。
特選都路里氷を注文。
バニラと抹茶、濃い抹茶の3種類のアイスクリームが豪快に乗ってる。撮るのが下手でうまく写ってないが、中心を境に抹茶ソースと練乳ソースの合いがけになっている。どちらのソースもほんのりとした味で主張が強すぎずに全体の邪魔をしない。
小豆もたっぷりあるし四隅には抹茶ゼリーが埋もれており、好きなタイミングで別皿の白玉を入れれば、様々な食感と風味を楽しめる。抹茶のしっかりとした味を楽しみつつ、食べる組み合わせや順番の選択肢も楽しむことができる。
その日の帰り道。
カレー食いてえええええ・・。飲み物という扱いなら入っても許されるのだろうか・・いやそれはダメだ。氷にして作ろう。
でもさすがに氷と合うわけがないし。そもそも体臭調べてるのにカレー食べるのは良くないだろうし。
辛っ
いや、意外といけるな・・。
冷やし辛スープだ。グリーンカレーが元からしゃばしゃばしてるから、溶けた氷で更にしゃばしゃばになっても食べれる。あと、チキンがうまい。チキン無限に食べたい。
〜6日目を終えて〜(残り2日)
久々にしっかりした肉を食べれて生き返った。あと2日はいけそう。