以前、「誰でも簡単!楽チンSM講座」という特集を書いた事があります。
※オモコロ特集「誰でも簡単!楽チンSM講座」より抜粋
この特集は、「SMとは密室で行うもの」という従来の概念を打ち破り、
「ド昼間の街中でも堂々とSMを行うことが出来る」という新事実を世に広め、
閉塞感が漂う昨今のSM業界に一石を投じる画期的な作品になりました。
嘘です。
しかしながら「あほやこいつ…」「なんで逮捕されないんですか?」
などといった皆様からの暖かいコメントが数多く寄せられたり、
普段見ているまとめサイトなどにも取り上げて頂いたりして嬉しく思った記憶があります。
それから半年ほど経ったある日、一通のメールが僕の携帯に届きました。
「なんかヨッピーがコンビニに置いてある雑誌に載ってるんだけど。」
僕<え!?何それ!?なんて雑誌!?
「バカ画像補完計画、って雑誌だけど…。」
僕<えー何それ!知らない!俺も見てみる!
※バカ画像補完計画←amazonに飛びます
と、バタバタとコンビニ駆け込み、その「バカ画像補完計画」を手にしてパラパラとページをめくってみると…
!!!!
お、俺やーーーー!!!
どこからどう見ても俺ーーー!!!
うおーーい!何も聞いて無ぇ!
発行にあたって何のコンタクトも頂いておらず!
いわゆる、無断掲載なんじゃないの!?
ちなみに、過去に自身が写したスナップ写真を無断で雑誌に掲載された方が、
出版社を相手に出版差止め請求の訴えを起こしたところ、
原告の方の主張が認められ、出版物の差止めと、
女性への慰謝料支払いを命ずる判決が過去に出ております。
日常のスナップ写真ですらそうなのですから、
今回のようなある意味特異な写真なら、
裁判に持ち込めば創作性、及び著作権を認められる事は間違いないでしょう。
そこで僕は思った。
金をムシるチャンスや!!!
そうです。著作権や肖像権をタテにして企業を脅迫することで、
楽にお金をゲットするチャンスなのです。
そこで、「いくら要求すべきか?」という問題に行き着くわけですが、
とりあえずのところは300万円ほど要求してみる事にしました。
何故300万円か、と言いますと、ソープランドに行きたいからです。
「一回10万円のソープランドがマジ凄かった」
というありがたいお言葉を会社の先輩から頂きましたので、
僕もそれに習って10万円のお店に30回行こうと思いました。
僕「あ、もしもし。私、フリーライターのヨッピーと申しますが…。」
僕「はい。ええ。御社のバカ画像補完計画、の件なんですが、私の著作物が無断掲載されておりまして。ええ。」
僕「由々しき事態ですよこれは…。私の周囲でも大問題になっておりましてねぇ…。」
僕「ええ。では直接お話を伺う、という事で。ええ。ではよろしくお願い致します。」
アポイントゲットーーーーー!!!!
っつーわけで、実際に乗り込んでみることにしました!!!!
「金出せやオラァァァァァアアアアアアアアアアア!!!!!」
「というわけでですねぇ…。こちらとしては誠意を見せて頂きたいんですがねぇ…。」
「はあ、真に申し訳御座いません…。」
「ま、言葉だけの謝罪を頂いてもアレなんで、誠意を見せて頂きましょうかね…?」
「いや、それは私の一存ではちょっと…。ちなみにいかほどの金額を…?」
「ああ!?300万や!!ビタ一文まからんで!!わしゃソープに行きたいんや!オラララァ!」
「ですが、300万円という大金はとてもじゃないですが…!」
「ああああ!?なんだとコラァ!!こっちは出るとこ出たっていいんだぞゴラァ!ドラララァ!!!」
「いや、もう出てるじゃないですか。」