食用亀についての調査 

 

亀戸やきそばで勢いづいたので、食用の亀を捕まえて食べてみることにした。

 

こちらはサブレのように歯切れの良い食感の亀。バターがしっかり効いている。

 

 

 

 

 

巨大亀の捕獲に成功。ぴろりと出た手足が可愛らしい。

ずんぐり太った胴体はとても柔らかく、中には甘さ控えめの粒あんがたっぷり入っている。

 

 

 

 

 

ここには様々な味の亀が生息しているようだ。ひとつ捕獲してみよう。

 

 

 

カスタードを選んだら牛みたいなやつがきた。普通に間違えた。

 

 

 

 

 

 張り付き型の亀

 

体力が回復したところで調査を続けたい。

横断型の次に多いのが、壁に張り付くトカゲのようなスタイルの「張り付き型」だ。

 

 

宝くじ売り場に張り付いていた亀。

こちらは亀戸駅前北口売場のみに生息する個体と思われる。

 

 

珍しいタワシ種のカメも発見。

宝くじ売り場という場所柄、亀が張り付いていると縁起が良い印象を受ける。

 

 

 

 

 

甲羅の模様をよく見ていただきたい。六角形と五角形が組み合わさって甲羅を形成しているのが分かるだろうか。

このように張り付き型は、甲羅の模様を観察するのにうってつけだ。

 

 

 

 

 

こちらは、画数の多い複雑な漢字が見事に甲羅に収まっている。

張り付き型の甲羅は、キャンバスのような役割を担っているようだ。

 

 

 

 

 

 

 

……宇宙だ。

甲羅に宇宙がある亀がいた。亀の甲羅はキャンバスであり、宇宙だった。

 

 

 

 

 

世紀の発見か? 珍種の亀 

 

これまでタイプ別に亀を分類してきたが、どれにも当てはまらない珍種の亀を発見したのでご報告したい。

私は、その奇妙な姿を初めて目にした瞬間、全身に衝撃が走り、立ち尽くしてしまった。 

もしかすると亀の知られざる生態に迫る新発見になるかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

亀のツボ、ここ!

 

 

 

 

 

調査を終えて

 

今回の調査では、思った以上に数多くの個性豊かな亀を観察することができた。

主な生息地は亀戸駅周辺、北東部の商店街、神社周辺のようだ。

「亀戸に亀がいっぱいいる」というダジャレは最高なので、今後もどんどん繁殖していってほしい。